12月初めは夜雨が降って、日中時々陽が照るパターンの天候が続き
畑の作物は順調すぎるくらいに育っています。
特に昨日今日と季節外れの暖かさで、厚手のコートが邪魔なくらい・・・
風邪からようやく復活し、活動開始です
11月は風邪をひき、特に2週目と3週目が鼻水ズルズルと喉痛と咳が止まらなくなり
珍しく家で大人しく過ごしていました
23日からの三連休にようやく回復し、最後の週はインフルエンザの予防接種や健康診断を受け
11月30日のワンゲル参加でようやくアクティブな活動も再開しました。
荒川放水路から始まる「隅田川河畔」歩きの第2回目で、スカイツリーを目指して17~18km
昼食休憩40分を入れて5時間半、およそ28000歩を歩いてきました。
途中寄った公園や神社仏閣の紅葉が見頃でした
風邪で集中力が無くなり、尚且つスマホでラインを始めたら中・高・短大時代の友人たちと繋がり
趣味の会の仲間やブログ仲間、そしてご近所仲間とも繋がり、その対応が忙しいながらも楽しくて
すっかりブログの更新が遅れてしまいました
私の人生最終章の記録でもあるブログは辞めるわけには行きません。
10月中旬の関西旅行の三日目を、遅まきながらUP致しますのでお付き合い下さい
秋のオフ会旅、3日目は京都見物(10月19日)
朝10時に、琵琶湖近くのホテルを出発です。
ホテルの車で京都駅の一つ手前の山科まで送ってくれました。
この日の京都見物は「伏見稲荷大社」&「宇治の平等院」そして時間があったら二条城
山科からはJR以外に地下鉄もあるそうで、案内してくれるあざみさんはどちらで行こうか迷っていました。
でもコロコロケースの荷物があるので、それを京都駅のコインロッカーに預けねばなりません。
結局JRの駅の改札に入りました。
ホームに普通電車が停まっていて私たちは席の確保ができました。でも中々動く気配がなく・・・
「神戸駅の先で乗用車が橋げたに激突した事故の影響で、電車は大幅に遅れています」と車内放送が流れ
「次に到着する快速電車が先に出発します」と告げました
普通車の乗客がいっせいに飛び出して、ホームの反対側に並びます
「昨日もJRは35分遅れてひどい目に遭ったのにね~」と思わず愚痴がでました。
いやはや数分後に到着した快速電車は押し合いへし合いの大混雑
私がOLしていた頃の朝の尻押しラッシュを50年ぶりに経験しましたわ。
荷物を手にして10分ほど踏ん張って、ようやく京都駅に到着し、コインロッカーに荷物を預けて
京都タワーを見上げた頃にはもう11時半過ぎになっていました。
「先に昼食を済ませてから伏見稲荷に行きましょう」とあざみさんが言いながら
京都駅に繋がる伊勢丹に案内されました。
入ったお店の窓から「京都タワー」が良く見えていて、ホテルでの朝ご飯をしっかり頂いたシニアには
量的に丁度良く、雰囲気も良いお店でしたわ
あざみさん、お気遣いいただきありがとうございました
「伏見稲荷大社」
日本を訪ねる外人さんにとっての、一番人気の観光地をご存じですか?
千本鳥居で有名な京都の「伏見稲荷大社」だそうです
京都駅から電車に乗り、伏見稲荷大社の最初の鳥居に着いた時は1時半を過ぎていました。
すでに観光客で溢れていて、外人さんの姿も目立ちます。
こちらは二番目の鳥居の桜門でしょうか?、奥に本殿が見えています。
“お稲荷さん”と親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。
その歴史は平安遷都よりも古く、和銅4年(711)の創建と伝わります。
商売繁昌・家内安全のご利益があるとされ、一年を通してたくさんの参拝者で賑わいます。
海外旅行者からも人気で、2018年6月に発表された世界最大級の旅行口コミサイトによる
「外国人に人気の日本の観光スポット」ランキングでは、なんと5年連続1位に輝やいたそうです。
本殿の右手先から千本鳥居が始まります。
何度も訪ねたことのあるあざみさんとFさんに「下で待っているから楽しんできて」と見送られて
ラッシーママさんと私は歩き始めました。
一方通行で進みます。
江戸時代以降、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、
鳥居を奉納する習慣が広まった事によるものだそうです
いったん空が見える所に出た時、振り袖姿の若いお嬢さんに声をかけられてスマホを渡された
「Where are you from?」と聞くと「チャイナ」と答えた。
日本のお嬢さんに負けず劣らず優雅に振り袖を着こなし、可愛かった
思わず「it's beautiful」と口から出ましたよ。(右端の二人です)
まだまだ先は続きます。
だんだん緑が多くなり、深山の趣が感じられてきました。
登りが続いて突然視野が開けた所が「熊鷹社」と書かれた祠があり
稲荷神社のお守りなどを売る売店がありました。
登り階段の手前に「稲荷山頂上まで40分」と書かれていました。
眼下に「新池」が見えていて・・・
ここから引き返すのが得策と思いました。
ラッシーママさんは膝の手術をしてまだ1年も経っていませんし、下で待っているお二人もいます。
私も次の「宇治の平等院」には是非行きたい
本殿下の休憩所で待っていてくれたあざみさんとFさんと合流し、京阪電車で宇治へ向かいました。
宇治の「平等院鳳凰堂」(世界遺産)
宇治川に架かる大きな宇治橋を渡ると、橋のたもとに鎮座している「紫式部の像」と対面です。
時間は3時50分になっていました。
この紫式部の像から先が、お土産屋さんが並ぶ風情ある参道です。
夕方近くなって、観光客の姿も少なくなっていました。
宇治はお茶が有名ね。
7~8分歩くと、山門が現れました。ここで拝観料を払って中に入ります。
詳しい金額などはこちらの公式ホームページでご覧下さい。
団体様御一行が鳳凰堂の中に入り、辺りは静かになりました。
10円玉で有名な「平等院」は平安時代の後期、1052年に宇治関白藤原頼道が、父道長の別荘を
寺院に改めたものです。
「鳳凰堂」は、その翌年に阿弥陀堂として建てられ、仏師定朝(じょうちょう)の作になる
阿弥陀如来坐像が安置されている中堂と、左右の翼廊、背面の尾廊で成り立っています。
大屋根には鳳凰が飾られ、内部は絢爛な宝相華文様や極彩色の扉絵で装飾されています。
鳳凰をアップで撮りました。
夕景の優雅な鳳凰堂を私たちは池の前に佇み、ひたすら眺めておりました。
ここは午前中に来れば順光の明るい鳳凰堂が写せるのでしょうね。
でも逆光の鳳凰堂の静寂な姿も忘れられません・・・
私たちは鳳凰堂を後にして、JRの宇治駅に向かい、5時半頃京都駅に到着し
今回の旅をプロデュースし案内してくれたあざみさんとFさんと別れました。
帰りの新幹線のハプニング
17時58分発の新幹線をみどりの窓口で手続きして、夕ご飯用のお弁当を買って改札口を入り
ホームに上がると何やら様子が違います。
ホームの両側に新幹線が停まっていて、動く気配がありません。人も溢れています。
「姫路駅での人身事故で、今山陽新幹線と東海道新幹線の全線がストップしています」という
放送が何度も繰り返されていました。
ヒヤ~、朝に続いて又ぁ~
取りあえず停まっていた一本前の新幹線自由席に乗り込み、ひと席確保しました。
膝の悪いラッシーママさんに座ってもらって、私は他をあたりましたが、、、
通路に立っている人の姿がどんどん増えて空席はありませんでした。
私はママさんの横に置いたケースの上に軽く腰かけて、人が通るたびに立ち上がるという事になりました
「警察の検証がまだ終わらず、運転再開は20時過ぎになる見込み」とのアナウンスが流れます。
私は「新横浜から我が家までの最終電車に間に合えばヨシとしよう」と覚悟を決めました。
それに間に合わなかったらタクシー?
お財布を調べると現金15000円が残っていました。
「これで足りるかしら?」と呟き、ママさんと二人で「ビジネスホテルに泊まった方がずっと安いね」
と苦笑しましたが、深夜シニアの女が一人でビジネスホテル探す姿も切ないと思いました。
結局20時過ぎに新幹線は動き出し、名古屋で多くの人が降りて私もようやく座れました。
新横浜着は22時半頃で、私は我が街の駅発11時40分最終バスにも間に合い、
0時5分前に我が家にたどり着きました。
世界遺産をたくさん訪ねて感動した今回の旅ですが、三回連続のJR事故にはビックリし
最後の新幹線2時間半の不通はウルトラパンチとなって、忘れられない思い出となりました。