プラハ城の周りには大きな木が茂り、クリーム色の丸いお花がたくさん咲いていました
ガイドさんの説明では、チェコの国花「リーベ」・・・どうやら「菩提樹」の事のようです
私たちは「聖ヴィート大聖堂」の内部を見てから、今度は外観を堪能し、そして「黄金の小路」へと向かいました。
外壁の赤と黄色の配色とシンメトリーな外観が特徴。城内最古の建築物です。
右脇はボヘミア地方最初の女子修道院「聖イジー修道院」
鮮やかな赤い上着が目立つ現地ガイドのテレサさんの説明を、耳に付けたイヤホーンで聞きながら先に進みました(このような秘密兵器ができて、観光も便利になりましたね)
「黄金小路」
16世紀に城を警固する門番や警備兵のための住居として建てられた小さな長屋が並ぶ小道を、いつしかこう呼ぶようになったとか・・・
錬金術師が住みだして、人工黄金の研究にいそしんだという伝説からきているらしい。
ユダヤ人作家として有名な「フランツ・カフカ」が22番の部屋を仕事場として借りていたそうです。
サムネイル(小さな写真)をマウスオンしてね
現在は可愛らしいおみやげ物屋が連なる「黄金小路」
一番目は「カフェ・カフカ」,二番目のブルーの家が、カフカの家です。
フォトジェニックな風景ですね~~
チェコでは伝統的に「マリオネット」が盛んだそうです。
中世期以後、他民族の支配が続く中で、チェコ語を使った素朴な人形劇が、チェコ人の結束を高めたとか。
お土産用のマリオネット人形がたくさん並んでいました。
私は孫のハー君用に「犬のマリオネット」を購入
そして昔錬金術師がいたこの場所で、金属製のしおりを5個ほど買い求めました。
本とメガネとか、木馬と小熊、馬上の騎士など・・・可愛い可愛いシオリです
出てすぐの所にプラハの街が一望できる展望台があります。
真夏の太陽が眩しいくらいに輝いて、オレンジ色の屋根がいっそう印象的に見えました。
気温が上がって暑くなってきました
展望台でたくさんの日本人のグループが「絵」を描いていました。写生会
見るとほとんどの人が中高年
こういうツァーがあるのかしら?
眼下に広がるプラハの街を絵にするなんて、ナント贅沢な旅なんでしょう。
一瞬で収める写真と違って、隅から隅まで眺めて、目に焼き付けて描く「プラハの街」・・・
ゆっくりと時間をかけられる事が羨ましくもありました。
私はプラハ城のすぐ前にカレル橋があると想像していましたが、とんでもない
はるか彼方・・・下の方に見えています。
細かい石畳の急な坂道を下ってから水路に出て、見上げるとその上が観光客であふれている「カレル橋」でした。
※黄金小路の写真の3と4はぷりんさん、5はK子さんの写真を使わせていただきました。