花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「横浜・バラクラ イングリッシュガーデン」

2010年06月01日 | 花シリーズ

5月最後の日曜日は今にも雨が降りそうな曇り空でした。
厚手の上着が欲しいような寒さの中、
前の週に箱根を一緒に歩いたKさんとバラを見に行きました。

横浜駅西口の天理ビル前から出ている無料のシャトルバス(TVKハウジングセンター行き)に乗り
今年の3月にオープンしたばかりの「バラクラ イングリッシュガーデン」に行ってきました。


しかし目的の「バラ」の見頃は過ぎていて、アップに耐えるお花はほとんどありませんでした

先週の連日の雨で、花びらは傷み、シミそばかすだらけ・・・
何だか自分を見ているようで辛かった
(自分をバラに見たてているわけではありませんのよ。歳の事を申しているのでございます)

シミや傷が気になるバラが多くミニのツルバラが辛うじて元気でした

箱根の「山のホテル」でバラのアイスクリームを食べながら
「箱根のバラはまだ蕾みだけど、横浜の街は今が盛りよね。どこかのバラ園に行きたいわ」
とKさんがつぶやきました。

私はザックの内側のコーティング部分が劣化してポロポロと剥げる粉を払いながら
「このザックもいよいよ処分だわ。横浜の好日山荘で買おうと思うのでそのついでに見に行こう」
と即決しました。

そしてやって来たのが、横浜駅に程近いこの「バラクラ・イングリッシュガーデン」です。
施設の詳しいことはURLでご覧下さい

ここにはバラ以外にも珍しいお花がたくさん咲いていましたので
アルバム風の「デジブック」にまとめました。

デジブック 『横浜・バラクラ』


園内の風景とお花の画像ですが、1分で終わる短いものですのでご覧下さい。

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ローズガーデンは少々淋しかったけど、こちらはお隣のホワイトガーデンです。
マウスオンでご覧下さい

「この先だけ繫がっている椅子は中年夫婦用ね。フフフフ」
Kさんが笑います。
「たま~に相槌を打つだけで、お互い全然違う方向を見ているのよね」
と私も頷きました


ホワイトガーデンで、この白い一重のバラを見つけてカメラを向けたとき、突然
「幕山のハコネサンショウバラが咲く頃がすばらしい
去年の秋に登った時、ボランティアガイドのおじさんに言われた事を思い出したのです。

”やっぱり私達は自然の中で生き生きと咲くお花の方が好き

私はすぐに手帳に書きとめてあったガイドのおじさんに電話しました。
「昨日辺りから頂上や周遊道に咲き出しているよ。来週の土日までが見頃だと思う」
との答え・・・

でも、Yさんと都合が合うのは翌日の月曜日、つまり今日しかない

前日まで、夕方からのシフトの仕事を一週間続けた私
「もうヘロヘロで体力に自信がないわ」
でも諦め切れない二人です。

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こちらは英国式と日本式を融合した「日英友好150周年」をテーマにしたお庭です。
マウスオン・クリックで3枚の画像をご覧下さい。

ガラスで作られた「水琴窟」の音色が、何ともいえず心地よかったです。


池の右手にはハナショウブ
左手に濃いピンクの一重の「シャクヤク」が咲いていました。

今回も相変わらず話はあちゃこちゃと飛び、ヒンシュクを買いそうですが・・・

主人の大学時代のゼミ仲間(女性)が、お金持ちのイギリス人と結婚して未亡人となり
ロンドンに遺された広い邸宅をB&B(朝食付き西洋民宿)として営業しているそうです。

その広大なイングリッシュガーデンの一角に「和風庭園を作って欲しい」と以前から頼まれていました。

「いずれ夫婦で観光方々下調べに行きます」と返事をしていたら
「友人が6月に遊びに来る予定で湖水地方のコテージを予約したが、こられなくなったので使いませんか?」
との主人宛のメールが3月に

私はエジプトから帰ってきて間もない上に、父の癌騒ぎでバタバタしていて、
メールが届いた時は「気力・体力・財力・時間」すべてにおいて、とても行けるような余裕なし・・・

初夏のロンドンはさぞかしバラが綺麗でしょうが、今年もイギリス行きの話は消えました

せめてこのお庭の画像を写して主人に見せたら、ロンドンの庭の設計の参考になるかしら?
「何だ、これ」と言いそうですわ。

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一番奥のナチュラルガーデンは広い芝生を取り囲むようにお花と木々が植えてあります。
今の季節は「カンパニューラ」が綺麗でした。
マウスオンでご覧下さい

去年TVでドラマ化された倉本聡の「風のガーデン」に、たくさんのカンパニューラが登場しましたね。
あの舞台となった花園を見に、富良野に行きたいとYさんはつぶやきました。
彼女は私の数倍もお花大好き人間なのです。


「これは何の木?」「気になる木
2人で話していたら、そばを歩いていた女性が
「スモークツリーでしょう」と教えてくれました。

山と同じ様に、お花を見に来る方々はすぐに話が通じて仲良くなれますね。
私は写真では見たことがありますが、実物は初めて見た木でした。

       

入園料1000円(平日は800円)は少々高く感じますが、私たちは1時間半ほど様々なお花を見て
再び横浜駅西口に戻り、「和風ビュッフェ」のお店でランチをしてから
「山の店・好日山荘」に行きました。
でも、以前あったところにお店が無い
「鶴見の石井スポーツも閉店したと聞いたし(経営母体が代わり再び開店)、ここも無くなったの

どうやら駅の近くに移ったらしい・・・
お店も以前より広くて立派になっていました。

9年前に買った古いザックこの日買った新しいザック

20ℓの日帰り登山用の赤いザックは一見傷んでいませんが、中がボロボロです。
今回もメーカーは違うものの同じ大きさと形のザックを買いました。

希望は超軽い570gの「ジェーンリバー」(アディダス製)だったのですが、
冬にはダウンも入れなくてはならないし、フタがあるタイプの方が使い慣れているし・・・
ということでYさんと相談しながら30分で決めました。

新しいブルーのザックを背負って、幕山の「ハコネサンショウバラ」を見にいきたかったけど
今朝は疲れて「山」に登る気力が出ませんでした

コメント (22)
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