花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

鎌倉「光則寺」・名残のヤマアジサイ

2012年07月01日 | 鎌倉散策
7月がスタートしました。
今年も早、半分が過ぎ去ったということですね。

しばらく梅雨の中休みが続いていましたが、今日は叉梅雨空が広がっています

青い空、白い雲、輝く太陽・・・
エネルギッシュな「真夏」がもうすぐですが、
まだまだ梅雨は折り返し地点、私の怪我も合わせてしばし我慢のしどころです。


(ヤマアジサイ・清澄)

今年は私の大好きな「ヤマアジサイ」を見ていなかったので、
6月29日、鎌倉の長谷にある「光則寺」に行ってきました。

きゅうくつなギブスが流石に鬱陶しくなり、やりたい事も出来ない日々と先々の不安が重なり、
心がザワついてイライラしていました。

そんな時は心静かに、好きな花々を愛でるに限ります。


(ヤマアジサイ・レイホウノユキ)

3年前に訪ねたときは見事な鉢植えのヤマアジサイがズラリと並んでいましたが
この日はもう殆んどが片付けられていて、残っていたのは数鉢のみ・・・

3年前の素晴らしい「ヤマアジサイ」の画像はこちらです。
ご興味のある方は是非ご覧下さい。

「光則寺」のヤマアジサイ、素晴らしいです。



花のお寺としても名高い「光則寺」
先日の台風4号の被害による「塩害」で、門前の木々が枯れ出していました
このような現象は我が家近辺でも見られます。

ここは北条時頼の側近宿屋光則の屋敷に開いたお寺です。
日蓮上人が「立正安国論」を1260年幕府に上呈した場所で参道に石碑が残ります。

境内から少し山側に上ると、日蓮上人の弟子日朗が監禁されていた土牢があります。
それらも合わせて3年前の画像をご覧下さい。



ヤマアジサイは残り少なかったのですが、珍しい紫陽花が数鉢残っていました。
こちらは、スイス国立園芸試験場作出の「アイス・フォーゲル」

鮮やかなブルーがスイスの爽やかな風と氷河を思い起こします。



そしてこちらは「アスペラ・ヒマラヤ」
ヒマラヤの峰々に咲く紫陽花でしょうか・・・



紫陽花はそろそろ終わりですが、これからは「ハスの花」が咲き出す季節ですね。
バックは「立正安国論」の石碑です。



現在の本堂は1650年(慶安三年)に建てられました。
その前には「ハンゲショウ」の白い葉が眩しい感じです



ドクダミ科の多年性落葉草本植物のハンゲショウは半夏生と書き、
別名をカタシログサ(片白草)とも言います。

暦の上では、夏至から11日目を半夏生といい(丁度今頃の時期)
このころに花を開き、葉が白くなるから半夏生と呼ばれています。

半化粧・・・
白粉を塗りかけた、つまり半分しか化粧ができていないとする理解もあるようです。

境内には他にも珍しい「八重のホタルブクロ」や「バイカアマチャ」がまだ咲いていました

アマチャ(甘茶)は、ヤマアジサイの変種。
そのアマチャに似た葉を持ち、梅のような花をつけるのでバイカアマチャ
ヤマアジサイとは全く違った花をつけていました。



そしてこちらは3年前に来たときにもあった、食虫植物の「ウサギゴケ」



「夏椿」別名「沙羅の木」のお花が上の方に辛うじて残っていました。

200㎜のレンズに替えて撮りましたが、この作業が少々骨折した手に響きます
これからは一本で対応できるレンズが欲しくなりますね。

叉、このお花は、一ヶ月前に「明月院」で見た「ナツロウバイ」に似ていると思いましたが
比べて見てみるとやはり全然違ったお花です。

こじんまりとした境内は、人々の喧騒も関係なく、あくまでも静かで
私の昂ぶった神経も少し癒されました。


            

風情ある鎌倉のお寺の花々の後に、このような画像のアップで申し訳ございません

2年半前、便利な駅前マンションを購入し引越していったご近所の友人が、
「サイズが合わないからお嫁にもらって」と、突然持ってきた食器洗い機です。

この間、主人は「こんな物はグ~タラ主婦が使うもの」
「邪魔だ、邪魔だ」と文句タラタラ目の仇にしていました。

熱風乾燥で仕上がり清潔で、私は気に入っていましたが・・・



骨折して一番出来ない仕事が、台所と洗面所&お風呂関係・・・

「二人分の食器洗いなど、こんなものを使わなくても俺がやる」と、宣言していた夫も
一年中で一番仕事が忙しい今の時期、とても洗い物をする余裕がなくなり・・・

電気代がかかるのが気になりますが、現状ではこの食洗機がとても重宝しています。

若い息子夫婦に言わせると
「今ではシステムキッチンに当たり前に付いている食洗機、洗濯機と同じ感覚で使っている」
とのことでした。

7月2日追記
お陰様で本日、ようやくギブスが外れました。
でもまだ80%の治癒で、お茶碗やお箸は持っても良いけど、重いものを持ったり
力を入れたりしない事

家では素手のままで良いけど、外出時には添え木を当ててカバーする事と言われ
またまた包帯で添え木を当てられグルグルまきで帰宅しました

これからは週に三日のリハビリで、100%の治癒を目指して頑張りたいと思います

この2ヶ月間、ブログ仲間の皆様にはたくさんの励ましを戴き有難うございました




コメント (28)
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