花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

初春の北鎌倉(2)・「東慶寺」の十月桜

2014年01月23日 | 鎌倉散策
1月16日・「東慶寺」
カメラ仲間のSさんと、明月院で「ソシンロウバイ」を写してから
東慶寺に行きました。

東慶寺の境内の梅もまだ固い蕾でしたが、
ナント、桜が咲いていました。


10月桜のようです。


以前「10月桜(冬桜)」と書かれた札が、この木にかかっていましたが・・・
まさか年を越した1月まで残っているとは驚きました。
冬桜との混じりなのでしょう。


ほとんど終わりの十月桜ですが、まだ開きかけのお花も見られました

花は背景が大事

写真同好会の講師には「お花のバックは黒に限る」と
いつも言われていますが、光の加減でそれも案外難しい


背伸びしたりかがんだりして写していると、
通りかかった男性が枝をよけて押さえてくれて、
撮影の指南もしてくれました。

首から一眼レフカメラを下げている姿を見ると、同じ趣味の方らしい・・・
戴いた名詞を拝見すると、こちらのブログの管理人さんでもありました。


東慶寺にもロウバイが咲いていました。
黄色が少々薄くて花芯が赤いのが、いわゆる「ロウバイ」です。


そしてこちらが「明月院」と同じソシンロウバイですね。
それぞれに名前が書かれた札がかかっていました。

今回の収穫はロウバイとソシンロウバイとの違いが
分かったところでしょうか・・・



午後の一時近くになっていました。
今回の目的のひとつに、「東慶寺」の門前にある
イタリアンレストランでのお食事がありました

山仲間とハイキングした後の新年会にはぴったりのお店のようで
Sさんに付き合ってもらい下見の予定でしたが・・・
それがこの日はナント臨時休業で残念でした

もうひとつ、位置確認をしたかったお店があり向かいました。

北鎌倉茶寮「幻董庵」
北鎌倉駅から歩いて7~8分の、住宅地の中に建つ
隠れ家的な和風懐石のお店です。


6年前に、ご近所仲間ときたことがありますがこちらです。
看板が全くなくてちょっと迷いました

如何にも鎌倉らしい、由緒ある古い民家という佇まいで、
知っている人でなければ分かりませんね。

「新年会の下見に来ましたが・・・」と言い訳しながら入ります。
カメラザックを背負った姿では敷居が高かったけど
お腹もすいていましたし、急遽ここで食していくことにしました。

通常予約しなければ無理なお店ですが、
2人席で3800円のコースなら、何とか準備できるという・・・

季節の食材を使ったお料理がゆっくりと出されます。

冷酒と一緒にいただきたかったけど駅まで車で来ていたので諦めました


『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014』で、
この「幻董庵」が3年連続で一つ星を獲得したそうです。

前回来た時は、この1Fの和室には我々グループだけでしたが
この日は4テーブルが用意され満席でした。

ウニご飯とお吸い物で〆て
デザートとコーヒーで最後です。


2時間以上かけて、ゆっくり味わえるのが良いですね。
思いがけずに飛び込みで、Sさんとの新年会が楽しめた感じです

私も毎日の病院通いと心労で疲れ果てました。
弟一家は皆仕事に出ていますから、平日の父の病院対応は
すべて私一人でやっていて、流石に愚痴が募ります
友に聞いてもらって気が晴れました


「如何にも鎌倉らしい雰囲気が味わえたわ。教えてくれてありがとう」
「私も友人達とゆっくりお食事を楽しむ時には利用したい」と
Sさんも喜んでくれました。

夜は個室利用ができるようですが、ランチは和室にテーブル席の大部屋です。
3800円・5000円・8000円のコースが紹介されましたが、お値段は税別でした。

「ちょっと高かったかしら?」とも思いましたが
「鎌倉では決して高くない」とのSさんの意見です。



Sさんと別れてから父の入院している病院に行きました。

丁度夕方の5時前に医師団の巡回があります。
この日主治医から「炎症反応が上がり抗生物質は効かないようです」
との説明を受けガックリ

翌日は心電図を自動的に測ってナースステーションに送られる
ホルダーも取り付けられ、私もいよいよ覚悟を決めましたが・・・


今の所父は高熱が出ることもなく、ミキサー食もどうにか食べられるようで
私の問いかけにも応えて微笑み返してくれます。

1月21日・我が家の梅が咲き出しました。
北鎌倉ではまだ咲いていなかった梅が、大寒の日に我が家の庭で開花しました。


早咲きの「冬至梅」です。



日も少しずつ長くなり、太陽の光も力強く感じられるようになりました。
暖かい春がやって来るまで、もう少しの辛抱ですね。


コメント (20)
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