花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

恒例の箱根旅行(1)・「箱根湿生花園」へ

2016年08月17日 | 旅日記
台風7号は大雨をもたらし、関東沿岸から北海道方面に向かいましたね
被害がない事を祈ります。

こちら横浜は台風一過の晴天で、今朝は富士山が見えていました。

旧盆が終わり、ツクツクボウシが鳴きだし晩夏の風情ですが・・・
日中は気温がグングン上がり、関東は各地でこの夏一番の暑さになったようです

孫娘のチァーダンスの大会日(8月10日)から一週間のお盆休みに入った息子も、今日17日から仕事です。
休暇中は全員集合の「箱根旅行」に、今年も行ってきましたよ。

「箱根湿生花園」へ(8月13日)
一日目、息子一家は朝早く家を出て、熱海のホテルのプライベートビーチで海水浴・・・
以前から現地集合・現地解散ですから、私は電車とバスで夏の高原の花々を見に行きました。
(車の山岳運転はいつも夫任せでしたから自信がないのです)


仙石原地区にある湿生花園。
木道が整備されておりさまざまな植物を観察できます。詳しい情報はこちらでどうぞ

園内には、低地から高山まで日本各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、
草原や林、高山植物1,100種が集められ、その他、珍しい外国の山草も含め、
約1,700種の植物が四季折々に花を咲かせています(渡されたパンフレットより)


「カワラナデシコ」がまだ咲いていました。
去年、山仲間と歩いた美ヶ原でもたくさん咲いていた、秋の七草のナデシコです。

同じく秋の七草の「オミナエシ」と・・・「キキョウ」も揃って咲いていました。


流石に標高700m近い仙石原高原は、涼しい風が感じられ秋の気配が漂っていました。


コオニユリ・シャジン・オミナエシ・ミソハギが咲き乱れるお花畑です。

夫と最後に行った高原にも咲いていた「コオニユリ」やはり夫と見た覚えのある「オカトラノオ」




遠目にはヤナギランに見えたのですが、ちょっと違います。
草を刈っていたお兄さんに聞くと「エゾミソハギ」とのこと・・・

濃いピンクが目立つ「エゾミソハギ」こちらはほっそりとした「サワギキョウ」



レースのような「シシウド」こちらは初めて見た「白髭草」



山でよく見た「ヤマハハコ」「フウロ」のお仲間でしょうか?


一人はちょっと淋しいけど、私はカメラを抱えて高原の風を感じながら
花々を見て歩く時間が今は一番好き

有料の管理されている所とはいえ、これだけ高原のお花に出会えれば満足です
ただねぇ~
カメラ教室に出す「お花の写真」となると、とても難しい・・・
個性がないと先生の評価も得られません

私の花の画像はあくまでも歩きながらの早撮りで、芸術写真ではありません。


木道を更に歩いて行くと、突然蓮池に出ました。


先日鎌倉の「光明寺」で観たハスとは風情が違い・・・
自然の中に咲くハスは、こちらが定番のような気がします。


奥には「コオホネ」の咲く池もありましたが、すでに終わりに近くて写真は無しです。


突然視界が開いて、箱根の山々が見えてきました。

秋の気配の「タムラソウ」が咲き「ワレモコウ」も風に揺れていました。


これらの花々を見ると、一昨年の7月末に夫と最後に行った湯の丸高原の「臼窪湿原」を思い出します。
あの時も一人で撮影に行き、夫はビジターセンターでコーヒーを飲んで待っていたこちらです。

夫を失ったこの季節は思い出すことが多くて、感傷的になりますね。
でも・・・
去年の「箱根行き」はどこにも寄らずにホテルに直行した私、今年はこうして一人で歩く気持ちになれました。
少しづつ少しづつ・・・
思い出が残る所にも一人で出かける勇気が湧いてきたということでしょうか?

タチギボウシの薄紫と白でしょうか?


園内の広範囲に一番たくさん咲いていたお花です

この日は家を出た時から「うす曇り」・・・
カンカン照りではなかったので私もちょっと油断して、帽子をかぶっていたものの
半そでのポロシャツ姿でそのまま歩いたら、腕と首がヒリヒリしてきました。

私の趣味はハイキングと写真撮影、今年は夏の山行きは無しなのに
毎朝の草取りも加わって、もう真黒ですわ




コメント (20)
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