台風1号の影響もあり雨が多かった印象ですが、晴れると湿気の多い夏の暑さとなり

雨が降ると「警報級の大雨」





そんな中、9年前に亡くなった短大時代の親友taeさんのご主人が山形から上京

半日の「鎌倉案内」を頼まれた。
季節はソロソロ「アジサイ」が咲き出す時期



標高77mの高台にある我が街はまだアジサイの色付きは少ないが、鎌倉ならもっと咲いているかも

江ノ電に乗って「長谷」で下車(5月27日)
ご主人に「行きたい所は?」と伺うと、「鎌倉五山第一位の建長寺は行ったことがない」との事
ならば北鎌倉のアジサイ寺「明月院」から、建長寺裏の山に登り「勝上けん」の展望台から
建長寺の奥の「半僧坊」経由で入ろうと決めたが・・・
この日は生憎午後から本格的な雨の予報となり、予定を変更して「長谷」に向かった次第です。
「収玄寺のアジサイ」

「長谷駅」を降りて右手の「長谷寺」方面に進むと、すぐ左側にアジサイの咲くお庭が見えてきた。

いつもはスルーする小さなお寺で、私も中に入るのは2度目です。

この場所は北条義時の孫である江間(名越)光時の家臣で、日蓮宗の熱心な信者だった
四條金吾頼基公の屋敷跡に建てられた日蓮宗のお寺です。

姫アジサイ?の涼しげなブルーも色付きだしていました




葉っぱが柏の木の葉に似ている「柏葉アジサイ」も見頃となっていました。
鎌倉「長谷寺」
北鎌倉の「明月院」と並ぶ「アジサイ寺」で有名なお寺で、浄土真宗系の単立寺院
正式には海光山慈照院・長谷寺と号し、長谷観音の名でも知られています。

一人400円を支払って中に入りました。
前庭から階段を上っていくと途中に「イワタバコ」の花を見つけました。
葉っぱがタバコの葉に似ているからこの名が付いた

北鎌倉の「東慶寺」のイワタバコが見事で、私も何度か撮影に行っている


長谷寺の創建は天平8年(西暦736年)

撮影禁止ですがそれは見事な一見の価値のある観音様です


この本堂の奥の「経蔵」裏の眺望散策路(観音山あじさい路)には2500株を超える
色とりどりの「アジサイ」が植えられています




例年、5月中旬から下旬にかけてヤマアジサイ・ガクアジサイが咲き始めるようです。
前日にネットで「長谷寺」のアジサイの咲き具合を調べると「一分咲」と出ていましたが・・・

観音山が七色浄土の景色になるのは6月下旬から下旬にかけてのようですが
その頃は大混雑で、整理券が配られる状況となります


この日は月曜日で午後から雨の予報、案外空いていたので何よりでした。

アジサイは海の見える上段から見頃となり、徐々に経蔵背後の下段が見頃となるとか
案の定ここを歩いている途中で本格的な雨となりました


私たちは「経蔵」前に建つ食事処「海光庵」で一休み
お抹茶とお団子食べながら1時間近く雨宿りしました。
建長寺から長谷に変更したこの日のコース、「長谷から大仏までなら交通機関も便利で
歩く距離も少なく、雨宿りできるお店も多い」と思ったからです

入店した時はガラガラだった店内もあっと言う間に席も埋まって、3時過ぎにお店を出た時は
入り口内で並んでいる人々の姿がありました


私たちは境内の「弁天窟」をひと回りしてから、傘をさしてお隣の「光則寺」に向かいました。