花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

夏の中欧紀行①・プラハへ

2006年07月03日 | 中欧三カ国旅行記

この写真はプラハ城の展望台から望んだ市内です。
ヴルタヴァ川と赤いレンガの屋根が特徴の、中世の面影を残す街が広がっていました。

チェコの首都プラハがボヘミヤの中心地となったのは9世紀の終わり。
幾多の苦難の時代を経てきましたが、今では中世の街並みが残る街として多くの観光客が訪れています。

H11年、ご近所仲間4人で行った「スペイン旅行」で、ベテランの添乗員さんにお勧めのコースを聞いたら、即座に返ってきた答えが「初夏の東欧」

あれからたくさんの東ヨーロッパの国々が独立して、チェコ、ハンガリーは「中欧」と呼ばれることが多くなりましたが・・・
やっと実現した7年越しの「旅」を綴っていきたいと思います。

6月21日(水)
私たちは今回、自由時間がたくさんあるということで、日本旅行のベストエクセレント「プラハ、ウイーン、ブタペストをめぐる中欧3都市紀行8日間」というツァーを選びました。
集合はAM9時半、成田空港第一ターミナル。
夫達に見送られて、近くのJRの駅発6時14分の電車に乗り込みました。
前回のロシア旅行では、出かける時間にまだ起きていなかった仲間がいたけど、今回は大丈夫
成田エキスプレスに乗って、予定どうり9時前に空港に到着しました。

添乗員は30代前半の女性Mさん。
参加者は18名、丁度良い人数ですね

AM11時半出発予定のKLMオランダ航空のアムステルダム行きは、遅れてPM1時10分にやっと出発しました。


およそ12時間の飛行中は、飲んで食べてお喋りをして、時々映画を観て(ハリウッド版の南極物語を見ました)、ブロイラー状態となります。
こちらは昼食として出されたもの
私はポークを選びました。散らし寿司の上に甘辛いお肉が乗っています。
付いていたチーズが美味しかったので「アムステルダムの空港で買いたい」とラベルを手帳に貼りました。







足腰が重くなると一番後ろに行ってストレッチをしました。
窓の外にはシベリアのツンドラ地帯が延々と続いています。
こちらはピラフの上にホワイトクリームが乗った夕食。
カップヌードルとアイスクリームのどちらかを選ぶおやつも出ました。
再度ストレッチをしていると眼下に海が見えてきました。
「バルト海?」地図を見ながら話しているうちにアムステルダムのスキポール空港に到着です。

ヨーロッパは今夏時間なので、日本との時差は7時間。
早速時計の針を戻しました。




我々が乗ってきた飛行機は、三席づつが三列の中型機でした
広い広い空港内を、添乗員さんの案内で足早に移動します。
この大型ハブ空港に寄ったのは主人とスイスに行って以来かな?
出発が遅れたから、乗り換えにあまり時間的余裕がないようでした。
今度はKLM3123便のプラハ行きに乗り込みます。
出発は19時25分、日本時間では真夜中の2時過ぎですよ
3座席が2列の飛行機なので、席は4人でアミダで決めました。
1時間半ほどヨーロッパの大地の上を飛行するので、窓側で景色を見たいですものね。






私は仲間と通路を挟んで別れ、同じツアー仲間のYご夫妻と並びました。
お二人は我々と同じ横浜にお住まいとか・・・
窓から外を見ることは出来ませんでしたが、他の方々とお話しする機会が持てて良かったと思っています。
女4人で参加するととかく固まりがちになりますものね
夕闇迫るボヘミヤの大地とヴァルタヴァ川が見えてきたようです。窓側に座っていたご主人に写真を撮ってもらいました。




やっとやっとプラハに到着です
入国カードの提出もなければ、税関検査もありません。旧共産国なのに・・・
オーストラリアの厳しい入国を何回も体験しているだけに、驚きました

早速空港内の両替所で、チェコの通貨「コルナ」に両替します。
プラハには2日間いるだけだし、大きな買い物はカードでする予定だし・・・
私と他の2人は一万円分を換えました。
3人同じ内容の通貨が渡されたので、それでOK
伝票の印字が薄くて全然見えないのです。

残りの1人が1万円と5千円札を出して交換したのですが、翌日よくよく見ると5千円分しか両替されていなかったそうです
空港内と言えども信じてはいけないようで、チェックは忘れずにですが、全然見えない伝票を渡されてはね~
日本との違いを早々と実感です。

空港からバスでホテルに向かい、シャワーを浴びて部屋のベットに横たわったのは、我が家のベットで目覚めてから、実に27時間も後のことでした。
ヨーロッパは本当に来るまでが大変です

20階の部屋の窓からは、遠くライトアップされた「プラハ城」が見えていました
コメント (28)
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