花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夏の終わりの湘南の海

2006年09月11日 | ランチ情報
予約は1時半でしたが、早く着いてしまい、フカフカのソファーのあるロビーで待ちました。
ウイークデーですが、結構混雑しています。
それでも1時過ぎには案内されて、海が良く見える窓側の席に座れました。
ビュッフェスタイルのランチが2800円。




海の近くのお店だけあって、海老やホタテなどの魚介類が多いこと
唯、自分で好きなだけ盛るビュッフェスタイルというのがイマイチ落ち着きません。
それにパスタなどは出来立てが美味しいのであって・・・
でもこの眺めの中でのお食事は最高でした


このお店がある逗子マリーナは、ヨットスクールやスポーツクラブ、プール、テニス場などが揃った一大リゾートエリアです。
椰子の木の並木道が印象的で、たくさんのリゾートマンションも建ち並び、まるで日本ではないみたい



この南国ムードあふれるレストランを経営しているのは結婚式場だそうです。
ここで海を眺めながらの結婚式も良いかも知れませんね

尚、このビュッフェスタイルのランチはリニューアル記念の特別企画のようで、9月からはパスタセットが2100円など、通常メニューに変わっているようです。
詳しいことはこちらでどうぞ

ビュッフェスタイルでは、落合シェフの本当の味が解りませんでしたので、今度はゆっくりと夕日を見ながらのデイナーを楽しみたいと思いました。

             ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

そして今日はピカピカのお天気だったので、葉山に用があるという主人にくっついて、夕方湘南の海に出かけました。
夕日を楽しみにしていたのですが、西の空には雲が多く、その上日暮れが思った以上に早くて間に合いませんでした

ボケた写真しか撮れませんでしたが、葉山マリーナから見たシルエットの富士山です。
この後、湘南国際村の一番高い所まで上がって、暮れ行く湘南の海と東京湾の灯りを同時に眺めました。
お食事は?
主人は洋食がイマイチ好みではなく、その上アルコールと一緒に楽しみたいという事で、結局我が家近くの安くて美味しい「魚貝亭」で済ませましわ。


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晩夏の「池の平湿原」③

2006年09月09日 | 花シリーズ



湿原の中にもヤナギラン、マツムシソウ、ノアザミ等がたくさん咲いていました。
それだけ乾燥化しているということでしょうか・・・
竜宮現象が見られた尾瀬とは違っている感じです。






空が曇ってきました。
主人はどこでもカンガルー帽子を手放しませんが、私は車の中に日よけの帽子を忘れてきたので丁度良い感じ。
でももう充分に真っ黒に日焼けしてしまいました



今までUPしたお花とダブリますが、池の平湿原に咲いていた主なお花を初の縦のマウスオンでUPです。

「ツリガネニンジン」

指導員詰め所にあったパンフレットには、このベル状のお花は「ツリガネニンジン」と書かれていますが、図鑑を調べると「ツリガネニンジンの高山型がハクサンシャジン」と載っています。
私も山で見るのは「シャジン」と言う意識が強いのですが、どうなんでしょう?

コオニユリは駐車場の周りにたくさん咲いていました
今夏は、西穂山荘の回りでも、尾瀬の竜宮小屋の回りでも、この花を見ましたね。
コオニユリの当り年なんでしょうか・・・



駐車場の周辺には「タカネナデシコ」も咲いていて
尾瀬の至仏山を思い出しました。
あの時一緒に登ったYさんが大好きなお花で、このお花の中を感激しながら歩きました。

こうして一時間半の「池の平湿原」巡りを楽しみましたが、シャトルバス代の1000円も安く感じるほどのお花の数々に大満足
1時のバスで湯の丸高原に戻りました。

これで今年の私の夏山は終わりです。
西穂の頂上手前での撤退や、尾瀬での虫騒ぎもありましたが、まずはお天気に恵まれて良かった、良かった

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晩夏の「池の平湿原」②

2006年09月07日 | 花シリーズ

雲上の丘から見た池の平湿原です。鏡池が右下に見えていますが分かりますか?
手前に茂っているお花はオンダテでしょうか・・・

「池の平湿原」は標高2000m、数万年前の三方ヶ峰火山の火口に広がる高層湿原です。
6月はイワカガミ、ハクサンシャクナゲ、7月にはレンゲツツジ、アヤメの大群落。
8~9月はヤナギラン、ノアザミ、マツムシソウ、リンドウなどの草花が咲き誇るようです。
高山植物の女王「コマクサ」の大群落(6月下旬~7月)も見られますが、心無い盗掘から守るためでしょうか?
頑丈な柵が張られていて、日本人の自然に対するマナーの悪さを見せ付けられているようで、考えさせられますね


見晴岳から先は「クガイソウ」が咲き乱れていました。
こんなにたくさんの群生を見るのは初めてです
下に見えるのは、小桃さんの故郷の東御の町でしょうか・・・








初秋の風に揺れていた「クガイソウ」(ゴマノハグサ科、クガイソウ属)
山地の日当たりの良い草地に生える多年草。
下に見えているピンクのお花は「アカバナシモツケ」です。



他にもヤマハハコ、イワインチン、ハクサンフウロなどたくさんの高山植物が楽しめました

見られたお花をマウスオンでUPしますが、「?」は名前が分からないお花です。
どなたか教えてください

「シロバナクモマニガナ」「アカバナシモツケとオミナエシ?」「ミネウスユキソウ」「ツリガネニンジン」「キオン」
「キオン」

コケモモラインやアヤメ東歩道はカットして、湿原に下ることにしました。
下るにしたがって薄紫のベル状のお花「ツリガネニンジン」が多く見られます。
私の好きなお花の一つでもありますね


やっと湿原の木道に出て、鏡池を見学しました。
以前来た時は、この池の周りにコケモモが一面に咲いていたのが思い出されます。

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晩夏の「池の平湿原」①

2006年09月03日 | 花シリーズ
軽井沢最後の日は、ハー君と散歩をしたり遊んだり・・・
チェックアウトまでノンビリ過ごしました。
例年ならテニス三昧なんですが、肝心の息子が腰の手術をしたばかりで、今回は自重しています。

お盆も最後の日なので、高速道路の混雑が気になります。
息子一家は午前中に帰るとか・・・
明日から仕事だもんね。


我々夫婦は、ハー君たちと別れてから湯の丸高原の「池の平湿原」に向かいました。
尾瀬のお花の状況を見ていたので、あまり期待はしていなかったのですが、いきなりピンクのヤナギランや薄紫のマツムシソウに出迎えられて、大感激でした
山火事の後などに真っ先に咲き出す「ヤナギラン」(アカバネ科ヤナギラン属)
英語では「Fire Widow」と呼ばれていますが・・・火のような未亡人ってこと


秋風の立ち始めた頃に咲き出す「マツムシソウ」
(マツムシソウ属、マツムシソウ科)
秋の虫が鳴きだす頃に咲くので、この名前が付いたとか・・・
里はまだ盛夏でも、標高2000mを越える高原はもう秋の気配が漂っていて、たくさんのマツムシソウが揺れていました




湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置しています。
ここまでは車で来ましたが、夏休み中の土日とお盆の期間中は、この先の「湯の丸高峰林道」が自然保護のために通行止めとなっていました。
駐車場は無料ですが、ここからはシャトルバス(往復1000円)で「池の平湿原」まで入ります。




この蝶は「アサギマダラ」
8月22日夜のNHK「クローズアップ現代」で、2000km飛ぶ蝶として詳しく紹介されました。
今全国規模で、この蝶の羽に場所と日にちをマーキングして、その生態を調査しているそうです。
その日私もTVを見ていたのですが、池の平湿原で偶然カメラに収めていたことを、後日知りました。
バッチリ撮れていて、良かった!良かった!
この蝶の詳しい事はブログ仲間のひろしさんもUPしていますので、興味のある方は「舞岡公園の自然」を訪ねてみてください。

このように「池の平湿原」はお花もいっぱいでしたが、蝶もいっぱいで、歩くのもはばかれるほどに乱舞していました。
私としては初めての、それも息子から取り返した古い玩具みたいなデジカメでの、蝶と蜂のサムネイルマウスオンです。

「ヒョウモン蝶」「クジャク蝶」「?」「アサギマダラ」「アキノキリンソウと蜜蜂」
「マツムシソウと蝶」

4番目のノアザミの蜜を吸っているのも「アサギマダラ」のようです。
ステンドグラスのような綺麗な羽が印象的。
尚、マウスオンして現れる蝶の名前は、ひろしさんに教えてもらいました。


マウスオンしてみて下さい
白い花火のような,華やかなレースのような「シシウド」の大きなお花がたくさん見られました。

池の平湿原は”高山植物の宝庫”と言われております。
前回来たのは、3年前の6月中旬の梅雨時でした。
まだ春が始まったばかりと言う感じで、イワカガミとコマクサと、ヒメシャクナゲが咲いていましたが・・・
今回は思いがけず、どこを歩いても花、花、花で、びっくりしました。


入り口から見晴岳の軽い登りの30分は、ヤナギランとマツムシソウとワレモコウ、そして秋のキリンソウとイブキジャコウソウのお花畑が続いていました


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晩夏「軽井沢物語」

2006年09月01日 | 旅日記
沼田から関越自動車道を走り、藤岡ジャンクションから長野自動車道に入りました。
追分、軽井沢インターまでは快適に走れたのですが・・・

ハー君もこんなに大きくなりました。
息子一家が先に来ている軽井沢ですが、高速道路を出てからが大変で、車はほとんど前に進まなくなりました。
普段なら20分くらいで行けるホテルまで、2時間近くもかかってしまって、病院には行きそびれてしまいました

その夜は主人が持っていたチャドクガ用の薬を塗って寝ましたが、虫がズンズンお腹の中に入ってくる夢にうなされました

せっかくハー君と合流したのに、翌日私は主人と一緒に病院へ・・・
息子一家はプールのあるホテルで、水遊びだそうです。


ホテルで紹介してもらった「軽井沢病院」は国道18号線を7分ほど中軽井沢方面に行ったところにありました。
大きくて新しい近代的な病院でビックリ


受付で問診表が渡されたので「一昨日尾瀬を歩いて山小屋で一泊。昨日午後、温泉に入った時お腹のウエスト部分が赤くは腫れているのに気がつきました。中心部に黒い虫のようなものが入り込んでいるような気がします」と書いて出しました

外科で40分ほど待たされてから、診察を受けました。
若い精悍な感じの先生が笑いながら「どんな虫か?全体の姿が見てみたいな」と・・・
「昨日主人が毛抜きでひっぱたら、外に出ている部分がちぎれてしまったんです」
「尾瀬には固有の植物がたくさんあるから、虫も尾瀬ナントカという固有種かな?小屋は混んでいたの?」
「いいえ、尾瀬は一人に布団一枚が原則ですから。先週行った西穂山荘は凄い混雑でしたが」
「西穂か~いいな~、僕は先週白馬に行ってきたんだ。あそこも混んでいたけど」
いつの間にか山の話になっていました。

それから診察台に寝かされて、先生が慎重にピンセットで虫を引っ張り出しました。
「頭だけ残っていましたよ。でも血もあまり出なかったので大丈夫でしょう。抗生物質の化膿止めの軟膏を出しますので塗ってください」だって・・・
看護婦さんは終始眉をひそめていましたが、先生は笑ったまま
やっぱりこんな症状の患者は珍しいのかな?

「お腹に食いつこうとした虫が、何かの拍子に入り込んでしまったのでしょう」だって
確かに小屋で入浴後履き替えたズボンは、一番痩せていた4年前に買ったもの・・・ウエストがキツメなので、ボタンを締めた途端に虫もノックアウトしたのかな~???

健康保険証を忘れてきたのですが、全額負担で払ったお金は4000円
(健康保険組合に領収書と一緒に申し出れば、7割は戻るとか)
主人は「お前のお腹の脂肪に阻まれて、奥まで入り込まなくて良かったな」ですって
咽が渇いたのでお茶をすることにします。




大混雑の旧軽銀座・・・
道行く人が良く見える「ミカドコーヒー店」の2Fバルコニーで、アイスコーヒーとプラムチーズケーキのセットをいただきました。

全国各地から集まった人々を眺めるのも面白いものです。
JTB「旅物語」のバッチを付けた団体様ご一行も歩いていましたよ。



その後は自転車に乗って別荘地の中をあちこち走り、息子一家との待ち合わせ場所の「雲場池」に行きました。

ハー君とカモや鯉を見て遊んでから、すぐ隣にある「雲場亭」でお昼ご飯を食べました。
ここのキノコスパゲッティーが気に入ったハー君、凄い食欲でしたね。
緑いっぱいの窓からの景色も良く、お値段もわりとリーズナブル、子供OKが嬉しいです。
ちょっと気取った所は、お子様お断りが多い軽井沢ですから・・・



食後、私はアウトレットにお買い物。息子一家は貸し自転車で旧軽銀座へと出かけていきました。
主人はホテルでお昼寝でしょうか・・・




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