![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/36/c3426ebc0d4667a189b5aa9c3e934bd4_s.jpg)
アカネ科の山野に普通に生えるつる性の多年草
茎は下向きの棘がある4稜があり長く伸びる
葉は4個輪生しているが 2個は托葉が大きく発達したもの
茎先や葉腋から集散花序を出し3mm程の淡緑色の小さい花を多数つける
花期は8~10月
果実は6mm程の黒熟する液果
アカネの根は太いひげ状で黄赤色だが乾くと赤紫色になる
根が赤っぽいことからアカネの名がある
乾燥した根を臼でつき 熱湯で煮だした液で 前もって灰汁で下処理した布を染めたものが茜染
時間と手間が掛かるので 今では秋田の鹿角市に伝わっているだけ
ブルブリンと言う色素が緋色の染色には発色するが この物質は治療効果もある
漢方では 通経 浄血 解熱 止血 強壮にと幅広く使われる
乾燥した根を煎じて服用する