トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イチョウの黄葉

2018-11-06 | 樹木 草花


公園のイチョウが黄葉していた
銀杏の仲間の木は古くジュラ紀に最も栄えた 現在ではイチョウだけが残っている

イチョウ科の落葉高木 大きいものは30mにもなる
中国原産と言われるが自生地は不明
寿命が長いため各地に大木や老樹があり、天然記念物に指定されているものも多い

花は雌雄別株で、4~5月に葉の展開と同時に咲く
雌花は2cm程で、細長い柄の先に胚珠が2個付いている
種子の基である胚珠が、心皮に包まれていないで裸出していると言うので裸子植物と言われる

風邪に運ばれた花粉が胚珠内に入り、花粉室で発芽して精子が出来る
精子は8月頃放出されて、卵細胞を受精させる
明治時代に日本人がこの精子を発見1896年に発表され、植物学の後進国日本が世界から注目された
その材料にされたイチョウの木は今も小石川植物園に健在で居る