トリからキノコ 自然見て歩き

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雪虫

2019-12-08 | 虫類


フワフワと雪のような雪虫が飛んでいた
ヒイラギハマキワタムシと言うアブラムシの仲間らしい
北国では雪虫が舞うと間もなく雪の季節と言う

ヒイラギハマキワタムシはカメムシ目アブラムシ科
日本のアブラムシ類は約700種もいる
ストロー状の口(口吻)を持ち、針(口針)を植物に刺して汁を吸う
エサとなる植物に強く依存した生活の為、特定の植物だけに寄生する種が多い・多食性のものもいる

多くのアブラムシ(7~8割)は寄主を変えないが、寄主転換をする種もいる
出会ったワタムシは初冬に針葉樹からヒイラギかキンモクセイに移動する
移動する有翅成虫(産性虫)は、腹に綿毛のような白いロウ物質を付けて飛ぶため雪虫とも言われる