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ツノゴマの実

2019-12-30 | 樹木 草花


不思議な形と言うか変わった形の実を見た

ツノゴマはツノゴマ科の80cm程になる草本
花がゴマに似ていて実に角があるので付けられた名前

原産地は北米南部~メキシコ
葉には長い柄があり葉身は円心形 縁は波打って腺毛が多くべたつく
花は7~9月に開花 淡いピンクで釣鐘型
花冠の先端は5裂し、裂片は反り返る
下部の裂片は唇形で黄色のストライブが入っている

果実は長い突起が角の様に伸び、成熟すると内果皮が木質化して硬くなり、最後は先端が2裂して釣り針状の湾曲した突起になる
突起の先端部分は鋭く、動物に刺さったり毛に絡みついたりして運ばれ種が散布される
刺されば痛いだろうし、絡みついても大きくて邪魔だし、devils claw(悪魔の爪)と言われる