熱帯植物園でオヒルギの花が咲いていた
ヒルギ(漂木)の名は親木から落ちた胎生種子が、海を漂流して分布を広げることに由来すると言う説がある
オヒルギはヒルギ科の奄美大島や沖縄に自生する常緑高木 8~25mになる
泥地や湿地に生育するので、幹の下部から支柱根を出し支え、地中の根からは湾曲した膝のような形の呼吸根を出す
葉は対生で、葉身は6~12cmの長楕円形先は尖り縁は全縁
花は5~6月 葉腋に3cmで下向きに1個咲く 萼の色が赤く目立つ
萼筒はcmで萼片は8~12個あり長さ3cm 花弁は8~12個あり淡黄白色で萼片より短い
果実は長さ3cmの卵形
種子はそのまま果実の中で発芽して、長さ20cm程の棍棒状の長い胚軸を出す・・胎生種子と呼ばれる