何かの行進をしているように並んだミヤコドリ
古い時代からミヤコドリの名はあるが、今のミヤコドリを指している場合と、ユリカモメを指している場合があり判然としない
大伴家持の歌に出てくるのが都の川に居る鳥ということでミヤコドリの名が付けられ、そう呼ばれるようになった
船競う堀江の河の水際に 来いつつ鳴くは都鳥かも (大伴家持)
冬鳥 東北地方以北では旅鳥
1990年頃までは迷鳥の部類で稀だったが、最近は渡来数は増加している
海岸の砂浜 干潟 磯などに居る
縦に扁平な特異な形の嘴で、二枚貝を上手に開いて食べる カニやシャコ ゴカイなども食べる
雌雄同色
頭部から胸までと上面は黒く、体下面は白い
嘴は橙赤色で、冬羽では先端が黒くなる 足は赤い
大きさは45cm