
ジャノメチョウ(蛇目蝶)は色が地味で、翅に蛇の目のような模様がある
この模様は、前翅に2個後翅に1個有り、翅の裏と表の同じ位置にあり、中が瑠璃色に輝いている
更にぼんやり写真だが、良く見ると足が2対4本しか見えない
蝶なら普通6本の足があるはずだが、ジャノメチョウは退化して4本しかない
幼虫で越冬して、成虫は7月~9月まで見られる
幼虫は4cmほどの淡褐色のイモムシで、数本の黒褐色条があり、頭部は3対の黒褐色条がある
食草は、ススキ、チガヤなどイネ科とヒカゲスゲやショウジョウスゲなどカヤツリグサ科
ジャノメチョウ類の中では明るい環境を好み、河川堤防や農地、雑木林周辺の草地、公園などに見られる
日中低い位置を活発に飛翔し、良く葉に止まり、各種の花で吸蜜するほか、樹液や獣糞にも集まる