
ハマダイコンは浜辺に生えるダイコンの事で、ダイコンが野生化したものと言われる
根はあまり太くならず硬いが、花の咲く前の根はおろして食べられる
ダイコンは地中海周辺、又は中央アジア原産で古い時代に中国経由で日本に入ってきた
万葉の時代には「おおね」と呼んで大根の字を当て、後に音読みでダイコンと呼ぶようになった
アブラナ科の海岸の砂地に生える越年草
茎は高さ30~70cmほどになる
葉は根元から束生し、濃緑色で羽状深裂~全裂する、頂裂片は大きい
花期は4~6月
枝先に総状花序を出し、淡紅紫色の2cm程の4弁花を多数つける
果実は長さ7cm程で、数珠状のくびれのある長角果