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クワコの幼虫

2023-04-30 | 虫類


クワコは生糸をとるカイコの野生種と言われているイモムシ
鳥の糞に擬態しているのか、汚れた色模様をしている
中・後胸、第1腹節は大きく膨らみ、背面に眼状紋がある
刺激を受けると胸部を膨らませ眼状紋を強調する
大きさは35mmほど

クワコ:
カイコガの仲間(カイコガ科)で、日本ではこの科にはカイコのほか4種が居る
卵で越冬して、春先に幼虫になり、6月頃から11月まで成虫が見られる
成虫は触角がオスメス共に櫛の歯状で、口吻が退化しているため餌をとれず、産卵後数日で死んでしまう
大きさは4cmほど