伊達に移り住もうとした動機はいくつかあるが、
市内の閑静な住宅街に土地を求め、
そこに家を建てようと決めたのは4年程前のことになる。
新築にあたり様々なことを見聞きし、
また、これから迎える老後のことも考え、
庭を造る土地はあるものの、慣れない庭の手入れは大変と思い、
建築業者さんには、
「空いた土地はカラフルな玉砂利を敷き、雑草が生えないように工夫してほしい。」
と、お願いをした。
ところが、とても仕事熱心な業者さんは、
「手間のかからない庭にしますので、砂利より緑の庭にしましょうよ。」
と、提案してくれた。
「そんな手間いらずの庭ならば」と、私は見事に心変わり。
チップを敷き詰め、
色とりどりの宿根草をメインにし、
シンボルツリーとして一本の木を植えることになった。
現職時代から草花には全く興味をもたなかった私は、
ただただ業者さんの言うとおりにし、実際にその庭を目にする日を待った。
伊達への引っ越しは6月だった。
その日初めて、完成した我が家と庭を見た。
その庭で迎えてくれたのが、穏やかな風に揺れるジューンベリーの樹だった。
私にとって6月は、かねてより1年の中でも思い出のある特別な月であった。
まさにシンボルツリーにふさわしい樹との出会いだった。
『ジューンベリー・・・?』
それは通常6月に赤紫色の実がなることからの命名のようだ。
伊達では7月初旬に実をつける。
今年も、ジャムにし、近所にも配った。
今日の庭
市内の閑静な住宅街に土地を求め、
そこに家を建てようと決めたのは4年程前のことになる。
新築にあたり様々なことを見聞きし、
また、これから迎える老後のことも考え、
庭を造る土地はあるものの、慣れない庭の手入れは大変と思い、
建築業者さんには、
「空いた土地はカラフルな玉砂利を敷き、雑草が生えないように工夫してほしい。」
と、お願いをした。
ところが、とても仕事熱心な業者さんは、
「手間のかからない庭にしますので、砂利より緑の庭にしましょうよ。」
と、提案してくれた。
「そんな手間いらずの庭ならば」と、私は見事に心変わり。
チップを敷き詰め、
色とりどりの宿根草をメインにし、
シンボルツリーとして一本の木を植えることになった。
現職時代から草花には全く興味をもたなかった私は、
ただただ業者さんの言うとおりにし、実際にその庭を目にする日を待った。
伊達への引っ越しは6月だった。
その日初めて、完成した我が家と庭を見た。
その庭で迎えてくれたのが、穏やかな風に揺れるジューンベリーの樹だった。
私にとって6月は、かねてより1年の中でも思い出のある特別な月であった。
まさにシンボルツリーにふさわしい樹との出会いだった。
『ジューンベリー・・・?』
それは通常6月に赤紫色の実がなることからの命名のようだ。
伊達では7月初旬に実をつける。
今年も、ジャムにし、近所にも配った。
今日の庭