サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【祝!11周年】THE NOVEMBERS「Tour-Hallelujah-」@新木場STUDIO COAST 16.11.11

2016-11-13 | LIVE
                                     
                                11周年おめでとう。記念すべき日に。









THE NOVEMBERSを聴くようになったきっかけは、
NHK-FM「ミュージックスクエア」で「she lab luck」が掛っていて、
それを聴いて「音源欲しいな。」と思ったのがきっかけ・・・ですね
そこから毎回毎回音源買ったり、ライブに足を運んだりして今に至ります、、、って
これめちゃくちゃ普通のきっかけな気がしなくもないな(笑)。他の人のきっかけを見ていると、
イベントで一聴き惚れとか、○○のファンから~、とか、割とドラマティックな出会い方も多いのに
自分の場合デビュー時にラジオで掛っててそのまんま直・・・ですからね
古参っちゃあ古参の部類に入るとは思いますが、
あれから比べると随分遠いところまで来た感覚があります
オーディエンスが全員直立不動、小林祐介が他メンバーをステージ上でイジってもシャイ過ぎてみんな困惑してグダグダだった時と比べると
大分シュッとして来た感覚が強くて明らかに格好良くなっていると思います
ただ、もう一番始めに観たライブからTHE NOVEMBERSはこと演奏に関しては凄かったんですよ
当時から表現力もパフォーマンスの破壊力もズバ抜けてて、それがようやくここまで伝わったのかなあ、、、って感じ
それは異ジャンルの方々との交流等も大きかったと思いますが、11年続けて来ただけの気概と誇りをまじまじと感じた記念碑的な一夜でした
この公演はクラウドファウンディングにて映像化される事が既に決まってるんで、行けなかった方も是非そちらで観てみて下さい。では以下。











この日は恒例の雨、
しかもどしゃ降りからの雨上がり、、、ってのが後々考えるとロマンティックだったかなあ、と(笑
MERZグッズを身に付けたオシャレモンスター達が続々と集まるコースト、宇都宮のレポの通り物販がもう服屋状態になってるのを含めて
ノーベンバーズはある意味聴き手の「美しく自らを着飾って演出する」意識にまで影響を与えてるのだと思います
個人的には来てる方の服装を眺めてるだけでも正直楽しかったんですけど(笑
3度目の正直、、、とはならず、
ソールドアウトまでは行きませんでした
ただ、ここに来てる人たちはみんなノーベンバーズがただ好き、どころか
生活にまで影響を受けてそうなくらい濃い人々ばっかりだったので
その意味ではある種感慨深い光景ではありました
自分の周りとか、ファッションモンスターの塊でしたからね(笑)。

一曲目はアルバムと同じ「Hallelujah」、大ハコで聴くこの曲はやはり想像以上に映えていてめちゃくちゃに気持ちが良かった
ライブだと音源以上に高らかに歌っていてその多幸感にもヤラてしまった始まりでした
そして「風」が宇都宮以上に美しく流麗に仕上がっていて早速バンドの進化を感じましたね
この曲は90年代初期の香りが漂っていて大好きな楽曲なだけに最高の仕上がりで聴けたのが嬉しかった
青い照明もバッチリはまってたなあ・・・と思い出しながらウットリしつつ、
高松さんのベースが存分に暴れる「1000年」、ケンゴマツモトのギターも早速火を吹いて痺れる出来栄えに
パンキッシュな「!!!!!!!!!!!」とそれまでとは違う不穏でゾクゾクするようなロックンロールに会場も大盛り上がり
特に小林祐介のパンクバンドかと思う様な渾身のシャウトの数々は美しさにまみれていたそれまでとは違って限りなく暴力的で格好良い
益々大箱映えしていた「Xeno」の噴出するかのようなイントロの凄まじさも強烈に美しかった
この日は、この曲では特にポージングにも気を遣ってた印象があったので早く映像で観返すのも楽しみだ
迸る閃光のような衝撃を残して抜群の序盤は終了、ここからライブは中盤戦へ。


じっくりと切々と歌われる「愛はなけなし」、
ドライブ感たっぷりの繊細なサウンドが鳴り響く「ただ遠くへ」、
ケンゴマツモトのギターフレーズが不穏に格好良く炸裂していた「時間さえも年老いて」、、、と
先日の宇都宮公演を越えるカタルシスでグレードアップして鳴らされるアルバムの曲達が実に堪らない。
「ただ遠くへ」なんかは、派手な盛り上がりがなくても、あのきれいな音が延々と続いて行く中毒性は物凄いものがあったので
これからも是非ライブで磨いていって欲しいな、、、と思えるクオリティでした
吉木さんの鬼ドラムが炸裂する「236745981」は今回も衝撃的な爆音を会場全体に撒き散らす
まるでビッグバンみたいな音像の凄味は是非生で体験して欲しい。。と切望するレベルでした
横綱相撲のような流れが過ぎて、
しっとりと、でも、今まで以上に美しい声で歌われた「GIFT」は小林祐介のボーカリゼイションがまた一段階上がった事を端的に示す出来栄えに仕上がっていた
下賤な言い方をすると、ちょっとPlastic Treeの竜太朗さんっぽい歌い方に感じた(個人的な感覚ですよ)。
それが凄く良くて、「また聴きたい!」と素直に思える仕上がりだったのが嬉しい。

高松さんのベースが踊っていた「ブルックリン最終出口」、
賑やかな音像が楽しく、一年でスロウダンス出来る楽曲に成長した「きれいな海へ」の渾身の歌声等
宇都宮のライブからそんなに日にちが経った訳でもないのに、また印象が変わっていたのもとてもシンボリックな現象で
常に変わり続けるTHE NOVEMBERSの誠実さが(お世辞とかではなく)滲んでいて感動したブロックだった
特に「きれいな海へ」の歌詞が大好きなので、より丁寧に感情を込めて歌ってくれてる様に感じられたのは物凄く嬉しくて噛み締める様に聴いてたな。

「他人の好き」、よりも
「自分の好き」、に素直になろう。

今は大共有時代で、群ればかりで、息苦しさ「しか」(俺的にはね)感じられないからこそ
なんか聴いててちょっと泣きそうになってしまいましたよね・・・笑
この日一番涙線刺激された曲かもしれない。振り返ると。


そんな個人的ハイライトを掴み取って、終盤戦へ。
圧倒的な爆音をぶちかます「鉄の夢」、
ダークな雰囲気が大ハコで更に肥大化していた「dysphoria」、
今やライブに於ける起爆剤にまで成長した「Blood Music.1985」と堪らない流れが続く
周りを見ると、これまででは考えられない、手を振りかざしたり、一曲が終わる毎に歓声が沸く、
そんな光景が拡がっていてそれも昔からライブを観てるファンとしては感慨深いというか、不思議というか・・・。
それもまた「自然な流れ」なのであれば、これが今のTHE NOVEMBERSです。って事なんでしょうね
意図的ではなく、色々な変遷を経てのああいう光景だったのが、何より素晴らしく感じられましたね。

初期の定番曲「こわれる」を破壊力満点でステージ上に叩き付け、
眩暈がするような苦悩のエッセンスの放出にこれまた涙が出そうになるくらいの感動を覚えた
新曲でありながら古くからの鉄板ナンバーのような響き方、盛り上がり方でアッパーに弾けた「黒い虹」と
初期現在の曲が同じ温度で、違わない楽しまれ方で聴かれているのが実に素敵なファイナルだった
ライブで聴く「黒い虹」のラストは、音源以上の興奮とカタルシスが内包されていて
ロックのある種のピークポイントに立ち会った感覚に毎回なれるので
新譜の中でも特に生で聴くのはおススメです
中でも「合図だ~」のトコね。ここで昂ぶらなきゃ、正直ダメでしょ。ってくらい、圧倒的でした。燃え。

ラストは宇都宮と同じく「美しい火」。
クライマックス感をしっかり演出して、11周年の記念すべき夜が終わりました。
よりタイトに、よりビューティフルに、洗練された今のノーベンバーズの全部が出ていた最高の一夜
一度目のコーストに行けなかった分、去年今年としっかりと目に焼き付ける事が出来て本当に良かった。
後は、クラウドファウンディングに参加して、きっちりこの公演の映像作品を手元に置いておきたいと思います。
THE NOVEMBERS、スタッフ、コーストのスタッフ、この日参加していた共に楽しんだお客さん達、どうもありがとうございました。

まだ、まだ、これから。
いこうよ。
そんな風に思います。感謝を込めて。











1.Hallelujah
2.風
3.1000年
4.!!!!!!!!!!!
5.Xeno
6.愛はなけなし
7.ただ遠くへ
8.時間さえも年老いて
9.236745981
10.GIFT
11.ブルックリン最終出口
12.きれいな海へ
13.鉄の夢
14.dysphoria
15.Blood Music.1985
16.こわれる
17.黒い虹
18.美しい火

19.あなたを愛したい
20.いこうよ

21.今日も生きたね








「あなたを愛したい」が聴けたのも嬉しかった!!
しかも小林祐介のエレキ弾き語り(!)って事でレア感も十分、
これがまた独特の温度感と驚きに満ちていて本当に良かったんですよ
特に爆音になるところなんかはバンドさながらのカタルシスで実に素晴らしかった
そこから、「一生でもうしないかも」とか言ってたメンバー紹介(!!)なんかをしたり、
ケンゴマツモトはマイメン、吉木さんはノーベンバーズの優しさ、高松さんは人生の半分以上一緒にいるリーダー・・・的な紹介の仕方だった気がする

その後の「いこうよ」は、やはりハイライトでした
まるで音と戯れているかのように延々と、音源以上のロングバージョンで
強烈に、でもどこか美しく、多幸感満点で鳴らされるこの曲は、11周年公演の記念碑的な一曲であり
THE NOVEMBERSと聴き手の未来が比喩ではなくたっぷりと詰まっていた忘れられない楽曲に仕上がっていました
こういう言い方は違うかもしれませんが、ある種の青春、、、が詰まってたような気もして
多幸感で始まり、多幸感で終わったライブ・・・と考えると
実に計算し尽くされている構成だったのかもしれません
ダブルアンコールまで敢行して、「今日も生きたね」もやりましたけどね(笑
それもまた、歌を丁寧に、より丁寧に歌っている印象で言葉の一つ一つが胸に滲む仕上がりになっていて
そういうところもまたTHE NOVEMBERSの顕著な変化の一つだったりするのかもしれません。
素敵な「未来」を、どうもありがとうございました。俺も、いきますよ。




「ひなこのーと」&「今日も女の子を攻略した。」第3話の感想(コミックキューン2016年12月号)

2016-11-12 | コミックキューン
                                      
                           本誌の感想もさり気なく続いてますね。今月は2作品だけですが・・・汗











ひなこのーと/三月

ロリひなこ可愛い。


先日、ひな子がえっちぃ扉絵の回(7月号掲載分)でお世話になったんですよ
お世話になったというか、わざわざそんな事を報告しなくても全然良いんですけど
つまり、、、それくらい色気のある絵柄だってことを言いたい訳なんですよね
それでいて、すっごく可愛いんですよ
これ重要
華やかで、絵も巧くて、何よりめちゃくちゃに可愛い
下賤な言い方をすれば時折抜ける上にこの雑誌のシンボリックな可愛さも兼任している
正にエース級の作品だなあ、、、って個人的にその時はっきりと感じましたね
俺は単独感想で推している通り「つくろぐ。」が一推しなんですが
ことエロティックな面では本作には負けるでしょう
でも最近は頑張られてますけどね。
それもまた重要。

で、今回は夏祭り&猫回でした
冒頭からロリひな子に可愛さ満点のギミックが続出、
更にオチはハートフル全開、、、って事で正に横綱相撲のような内容でした
いつでも純真で、素朴な表情がいちいち可愛いひな子に
えさをねだるようにおねだりするくーちゃんのうるうるした表情も可愛かった(笑
不器用で何かと不得手なひな子の相様には共感出来る節もあったり、
それでも一つ得意な事もあったりするバランスなんかも良くて
それもまたおばあちゃんからの受け売りだったり。。と
世代を越えて繋がれる想い、、、のようなものも感じられて
ただ可愛い・・・ってよりは、きっちり感動出来る、「いいなあ。」って思える構成と顛末だったような気もして
可愛さの上にほんのりとしたハートフル成分もちゃんとトッピングされている本作の抜け目の無さを感じた12月号分でした
それにしても次の猫のエピソードもそうだったけど、どんどんひな子が可愛くなっていますね(笑
その上あのボディと臆病だけど健気な性格。。って完全に俺好みのキャラじゃん笑
不器用だけど、頑張ってる、、、っていうのが良いのよ。
アニメでどういう風に動くのか、、、も楽しみになって来ました。

猫耳バンドで一緒に過ごしたりバカやったりするみんなの姿は、そりゃもう完全に可愛かったです
おっぱいに惹かれて、胸のあるキャラにしか懐かないのは「天野めぐみ」を彷彿とさせましたね笑(あっちは犬だけど)
そりゃひな子と大家さんの2人だけにしか懐かないわ。
他はまな板だし
・・・ごめんなさい。でも可愛いよ!マジで!(必死なフォロー)
オチに利用されるゆあちゃんもらしくて素敵でしたね笑



うーん、やっぱり可愛い笑



今日も女の子を攻略した。 第3話/むく

おっぱい!


新キャラはそれまでの女の子達とは違い、
アッパーに攻めるタイプの女の子でした
・・・だったのに、逆に攻め返されて紅潮させられてしまう、、、というオチが最高でした
大きくてたわわに実ったおっぱいに、不敵な相様、だけど、内心ドキドキしちゃってる。。と
正に最高の新キャラでしたね!
これからも挑発的な態度で楽しませてくれそうですし、
かと思えば風澄ちゃんの素の可愛さにデレまくる様も可愛いし、、、で
まさに一粒で二度美味しいメリハリの効いたキャラに仕上がっててこれからの園実ちゃんにも期待です
つーか、“百合女王”って設定からして素敵過ぎる新キャラだ・・・笑

そんな園実ちゃんに攻められてタジタジな風澄ちゃんも可愛かったなあ
下着姿で追い詰められてる様はなんか別のアレを彷彿とさせますけど(笑
その風澄ちゃんの反撃に逆にタジタジになってる園実ちゃんも良かったし、
この二人が絡むと可愛さがスパイラルするのが実に素晴らしいなあ。。と思いましたね
園実ちゃん、無敵戦艦的なキャラだと思ったら意外と隙があるのが一面的じゃなくてイイなあ、って感じました
強い様で、意外と柔らかい部分も目立つっていう。そもそもおっぱいの時点で柔らかさが目立ってますけどね(笑)。

正直、先月号に引き続き読んでてカタルシス、、、というかドライブ感が半端なくて
読んでて感じるニヤニヤ度合いが臨界点を越えてしまったような感覚がありました
女の子はきっちり可愛いし、絵柄は洗練されてるし、百合描写も本気も本気だし・・・という事で
百合好き、、、いや、百合好きでなくともこれだけ可愛くて面白くてポップに突き抜けてるなら引っかかってくれるかな
是非読んで欲しい、触れてみて欲しい一作だなあ。と今月もまた強く強く思いました
これからのキューンを背負って行く、象徴の一つになっていく、そして、メディアミックスも狙える作品だと思う
毎月アンケートの「特に面白かった3つ」に入れて個人的にも支持していきたいと思います
そして、今月も心地良いサービスシーンありがとうございました・・・!笑

杏子ちゃんが選んだ服の方が「らしい」印象で素敵に感じたり、
そういう演出や読んでて納得の行く構成的な面でも秀逸な第3話だったかと
それでいて園実ちゃんの可愛さも風澄ちゃんの性格の良さも際立っててみんなが印象に残る傑作回でした
「服探してくれて~」のシーンの風澄ちゃんの笑顔にはヤラれました。
ナチュラルボーンイケメン美少女の名に恥じない風澄ちゃんに今月もまた拍手!



本当にありがとうございます! (満面の笑み)
風澄ちゃん、えっちぃ
っていうか、おっぱいとパンツ素晴らしい
むく先生には足を向けて寝られないな。と思いました。まる。












かぐや様は告らせたい 第31話「白銀御行は出会いたい」 感想(ヤングジャンプ2016年50号)

2016-11-11 | ヤングジャンプ感想

悲しげなほど美しい・・・
っていうか何の漫画だこれ





あの・・・あくまで「個人的に」という注釈を付けた上でですね、
恐らく早坂愛さんの仰る事が全面的に正しい、、、のを織り込んだ上で
かぐや様の気持ちも分かるんですよ
自分だけが求めて、自分だけが必死で、自分だけが気に入られようと頑張って・・・って
そんな恋はどこか空しい気もするんですよね 相手に求められたい、相手に好かれたい、大好きだからこそ、
相手からアプローチして来てくれたらそれは至上の喜びな気がする 勿論それだけじゃいけないのは承知の上で、
でも100%理解不能じゃないギリギリの共感度合いが残ってるのが本作の秀逸な点なのかもしれません
過剰なようで、漫画漫画してるようで、実は結構よく分かるトコもあったりする
かぐや様の乙女な気持ちの表現の数々といい、想像以上に生々しい部分もあったりするのがまた個性的でイイんじゃないかなあ、、、と思いました
そして、そんな気持ちの狭間で揺れてたり、会長が自発的にくれたメールを大切に眺めてるかぐや様は超が付くほど可愛かったです



かぐや様・・・涙


なんかもう・・・メール保護とか、大事に何度も読み返すとか、
それだけで「ああ、いいわ。。」ってなるじゃないですか?(笑)
別に余裕があるわけじゃない、プライドが高いってだけじゃない、そこには一歩踏み出せない、だけど、確かに恋に溺れている思春期の相様が詰まってる気がして・・・
たまんねえんだよな笑
不器用で、滑稽で、スマートさの欠片もないけれど、
それでも誰よりも激しくて、強くて、切ない。そんな恋、、、に夢中になってるかぐや様は今週も素敵でとても可愛い女性でした
今週もっていうか、先週はお休みだったので二週間ぶりだったんですけどね(笑

しかし、今週の会長の「はあ」って溜め息をつく様子はある意味かぐや様以上に乙女でしたけどね!



その後は、「これかぐや様だよね?」って言いたくなるくらい別漫画になってました
けだるい夏の雰囲気の表現、そこはかとなく漂う終末感、限りなくアンニュイなキャラの心情・・・と普段とは全く別の良さが滲み出ていて
初見で読んだ時はその凄みに圧倒されたくらいでした
本当は両想いなのに、
お互い求めあってるのに、
誰よりも満たされてない風で彷徨う二人の姿は
気持ち泣けると同時に「何やってんだよ(笑)」感もあったりして
かなり独特のエッセンス漂う漫画に仕上がっていた印象です
赤坂アカさんって本当に凄い作家さんですね
最近よく掲載順2番手獲るのもよく分かるくらいキレッキレの話数だったと思います

「(毎日会いたいから)夏休み終わればいいのに」っていうのも
ある種切実である種贅沢で、でも健気でもあって、とっても素敵だったかと
夏休みが早く終われ、って願ってるラブコメの主役なんてかぐや様くらいでしょうけど、
その事実こそが今作の強烈なオリジナリティを皮肉にも証明してしまっていますね
だけど、予告にもある通りきっと来週じゃ夏休みは終わってくれないでしょう
そんな「その後の」夏休みがどういうものになるのか、
挽回はあるのか・・・に注視しながら次号を待ちたいと思います
後は、これほどまでの人気なのだから、そろそろ単独表紙が欲しいですね~
まあ焦らずともかぐや様ならきっと獲れるでしょうけど。来週も楽しみです!











そろそろシンマンGPseason2の結果も出る頃ですね
自分が強烈にプッシュした作品群がどうなるのか・・・
気になるところです。ちょっと結果を見るのドキドキしますけど(笑
その頃には全体感想も復活している、、、はず!です。多分!!




クノイチノイチ! 第8話(其之八)「崖の上のくノ一」 感想(ヤングジャンプ 2016年50号)

2016-11-10 | クノイチノイチ!
                                    
                                    渚ちゃんが謝った!










年を取ると中々素直に謝れなくなって来ますよね
なんとなく「悪い事したな~」って空気出して誤魔化したり、
時間に委ねてなあなあにしたり・・・少なくとも自分はそうなんですが
だからこそ、ストレートに謝るって行為が大事なんじゃないかな。って思います
別に下手に出るべき、、、って話ではなく
ある種それが誠意でもありますから
まあ自分が完璧に出来てる訳じゃないのに語る事自体アレなんですけどね笑

ただ、にしても、「謝る」だけであそこまで驚かれるとは渚ちゃんのイメージどんだけ刺々しいんだよ(笑)とは思いました
でも、確かに、初期のイメージからすると多少おてんばしても意に介さないイメージだったのもまた事実
だから、正直感慨深さのようなもの。。も、個人的にはあって
あれはあれで一つの成長だったのだと思います
少なくとも、
イチはともかく
あやめに対して頭を下げる、誠意を見せたのはある意味これが初(だと思う)ですからね
こういう過程をきっかけにして、また3人で成す何かが生まれる、、、と考えるとワクワクしますね




あやめちゃん・・・笑(でもなんか一生懸命でカワイイ)


しかし、当初の期待通り又は期待以上に「キャラの成長」も描いてくれている印象です
並の作家だったら成長とか考えずに相変わらず素直になれなかったり、乳女扱いしてても可笑しくはありません
それを、絶妙な表情と共に描いてくれるとは。。と流石シンマンGPを獲っただけの実力を感じました
一度こういう風に素直になる事が出来れば、二度も三度もきっと素直になれるはず・・・。
これからの渚ちゃんと渚ちゃんとあやめちゃんの関係性にも注目しています
揉み揉みされて感じてるあやめちゃんも可愛かった・・・笑

ピンチは、イチが貧乳に悩んでる、、、というネタで解決
そういうサブリミナルをきっかけに、本当に女性に憧れたらどうすんだ、、、と余計な心配をしつつ笑
おいたはおいただったけど、そのお陰で得たものも確かにあった・・・という着地になってたのが尚良かったですね
イチの勇気を見せ、あやめちゃんの性格の良さも際立たせ、更に渚ちゃんの成長も見せる、、、と考えれば考えるほどよく計算されている練られたエピになっていたかと
エロコメとして秀逸、ってだけじゃなく、主人公も可愛いし、キャラの成長も見られるし・・・って事で
多角的な作りが読んでて実に楽しい一作
ライバルキャラとの闘争がメインになって来た後半も含めて来週も楽しみです。



・・・とか、思ってたら、二人で遭難?と、いきなりラブがコメっちゃう感じの展開にもなって来ましたね・・・笑
これは、イチちゃんの頑張りで江梨奈ちゃんが陥落されちゃう可能性も出てきたか
っていうか、おっぱい&紅潮フェイスあざまーす!!って感じですけど(笑
なんとなくファザコンっつーか、父性に弱い感じのリアクションもまた可愛くて良かったなあ
次週、二人きりのランデヴー(?)に期待しています
何とか引き入れる事が出来るのか、
それとも水泡に帰してしまうのか・・・
主人公であるイチくん(ちゃん)の腕前の見せどころですね!
色々と楽しみにしています。人気キャラに育ちそうな気もするし>江梨奈ちゃん

また巻頭とか獲って欲しいので、毎週アンケも欠かさず出してます。



天野めぐみはスキだらけ! 第50話「それほどでも」&古見さんは、コミュ症です。 46話感想

2016-11-09 | 天野めぐみ&古見さん
                                    
                                    お前すげーよ(笑)









天野めぐみはスキだらけ! 第50話「それほどでも」

顔真っ赤にして頑張って、「よし!」ってなっても、その努力に見合う結果が出ないと
途端に空しくなったり「何頑張っちゃってんだろ自分・・・。」ってなるんですよ
要するに・・・顔真っ赤にしてる時点でセンスない、って事なんですよ
正直、学みたいに涼しげに「普通ですけど?」って調子でこなせる方が格好良いと思うし
実際、現実世界でも本当に尊いのは無駄に頑張って何も成せない人間よりも「普通に」こなせる人間じゃないですか
だから、、、ある意味今回の学は美しさを覚える位に格好良かった、って話なんです。

ぶっちゃけ、めぐみ達にセンスがないから余計に学の力量が際立ってるんですが(笑
「足掻く」とか「一生懸命」とか言えば聞こえはいいけど、自分のセンスをきっちり活かしてる人間の方がよほど格好良くて、
「足掻く」事をある種の免罪符にして逃げている人間よりもよっぽど素敵なんですよね
そんな学も、こと勉学になると顔真っ赤にしてそれでも劣ってしまう人間になっちゃう訳ですけど(笑

正直な話、息を吸うように、当たり前のように、センスと経験を活かしてきっちり美味しい料理を作れる学は格好良いと思ったし、
諦めもまた一つの「選択」と捉えて、足掻く事に酔わないで、本来の格好良さがよく出てる料理人の道に来ないかなあ・・・
そして、二人でお店継がないかなあ、、、笑
って思います
それでも、学は今の時点では夢を諦めないでしょうし、でも、どっちに転んでもめぐみの力が関わって来そうでそれはそれで良かったりもするんですけどね
よしんば勉学の道に進んでも、きっとめぐみなら最高の後押ししてくれるでしょうしね。

なんかね、最後のコマの「大したことやってねーよ」的な気の抜けた表情もまたクールで
ある意味めぐみ以上にハイスペックなのでは?って思えるレベルでした今回は
さり気なく、無駄に力入れずともしっかり結果を出せる人間こそ本当の意味で格好良い。
足掻いてるか足掻いてないかなんて、当人のどうでもいい美意識に過ぎませんからね
正直同じ男としてちょっとした憧れを抱くくらい今週の学は格好良かった
出来るならスマートにやれるに越した事はないですよね。
また、まーくんの本懐が稼業ではないからこそ
素直にこういう事を思えるんでしょうね
本当の自分の可能性に気付いてない、っていう。それもまた人間らしい、かな。めぐみんはアプローチがんば!(笑



辱められてるめぐみ・・・イイ!←



古見さんは、コミュ症です。 コミュ46 お祭りです。
超カワイイ・・・そして、美しい・・・
なんというか・・・横綱相撲のような回でしたね
本作お得意の構成で、演出で、そしてオチで、もうど真ん中に剛速球が投げられた感じ
一切誤魔化しのない、照れもない、出し惜しみもない、奇を衒わない素晴らしさがありました
思えば、水着回の時から「ちゃんと」誤魔化さずに古見さんの水着姿とラブコメちっくなシーンを描いたり
逃げない良さが出てたんですが
今回はもう望んでる展開を一切惜しまずドビュンと投げつけてきた印象だったんで
そういう意味合いでも「凄えよ・・・。」と素直に感じてしまいました

そもそも、相手を褒める。って行為は褒められるよりも大分ハードルが高い行為ですもんね
そりゃ赤面しちゃうし、中々言いだせないのも分かるし、そんな古見さんは可愛過ぎるし、、、って事で
コミュ症ならではのネタやあるあるを出しつつラブコメとしての王道も往く・・・と本作のレベルの高さが存分に出ていた話数でした
途中まではライトなノリでサクサク読ませて、最後にジーンと来るような大きなオチで落とす・・・という
本作らしい構成、演出、顛末を更にブラッシュアップさせたようなコミュ46になっていて
ラブコメ好きとして太鼓判を押さずにはいられない出来栄えに仕上がってましたね。


「古見さんは、コミュ症です。」の本質は素朴で、サンデーらしい派手さはなくともじんわり来る青春模様だと思います
その意味ではサンデーらしさをとことん突き詰めたような作風だとも個人的には思います
古見さんと、只野くんの仲が、色々な過程を通してじんわり深まって行く誠実なラブコメ模様が味わえる漫画
単なるコミュ症あるあるに留まってない、しっかりと軸となるものが存在してるからこそ夢中になって読めるんじゃないですかね
少なくとも俺はそう、、、と思ってたら
来週表紙&巻頭カラーだそうです(!!)
つ・・・ついにやりましたね!古見さんが表紙ですよ!!サンデーの表紙になっちゃうんですよおおおおお!!!・・・って事で
感想でもアンケート葉書でも言い続けて来て本当に良かったです
この為にアンケトップにしたりしましたからね(笑
掲載順がいつも高い割には、
中々表紙にならなかった本作ですが
単行本が飛躍的に売れたおかげで益々日の目を見そうで楽しみ
兎角、「少年誌でニヤニヤ出来るラブコメ」を探してるんなら、古見さんを読まない手はないです。
次号、待望過ぎる表紙巻頭って事で俺もまた精一杯バズっていくつもりです
今週の古見さんは本当あるあるとラブコメのバランスが絶妙で最高でした


しかし、ちょっと恥ずかしそうに登場する古見さん、
ずっと褒めようと只野くんとの会話を伺っている古見さんも本当に可愛くて素敵です
それほどまでに、誠実に向き合ってるからこそ、、、という内面の良さまで伝わって来るのが
コミカルでありながら冴えているキャラ演出にもなっている。。と、思います
そんなコミュ症だけど、反面生真面目な古見さんが大好きです!
これからも応援応援だ!












いや~しかし、
古見さんの表紙巻頭は本当に嬉しいです
今のサンデーでもトップクラスに楽しみにしてる漫画ですからね
サンデーはめぐみといい、ラブコメに優しいのがとっても素敵ですね(笑
「湯神くんには友達がいない」もまたTHEサンデーって感じの漫画で
最近のサンデーはサンデー自身を取り戻している感覚があります
後はもう1~2本サンデーらしい堅実なスポーツ漫画が入ってくればいいんですけどね。
・・・最近、サンデー作家さんと仲良いし、KAITO先生移籍しないかな(ボソッ)



【新キャラも登場!】今村朝希「つくろぐ。」 第9話 感想(コミックキューン2016年12月号)

2016-11-08 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)

なんか本作を読んでると自分の部屋がどうしようもなく思えてくるというか(笑)
大体CDや漫画を山積みにしている「だけ」でインテリアも何も無いんですけど、
だからこそ、こういう「生活」に根差した表現が必要。。な感覚もあったりして
やっぱり美しく整頓されていてみずみずしい部屋で過ごした方が気分良いに決まってますしね。

今回は、今まで二人に頼っていた分、今度はお礼に華が誠意を込めておもてなしする、、、というお話でした
とっても美しく名前の通り華やかなお部屋に、不器用なりに頑張って作ったお菓子。。
よく言われる「出来るか出来ないかじゃなく、やるかやらないか」っていう言葉は個人的に嫌いなんですが(笑
相手がしてくれた場合はまた別、、、っていうか、健気に頑張ってくれたんだなあ。って感じがしてとてもイイじゃないですか
華の頑張りや誠意を、二人が喜んで受け止めてくれたところまで含めて素晴らしかったです。
自分の力でやり遂げる、
自分の力で美しく飾る・・・
最近巷でネタ的に言われるような意味合いではなく、
本来の意味合いでそれはとっても「尊い」行為であります
俺はこの漫画が生活に役立つ知恵が載ってるから好きなんじゃない、
そういうDIY精神の素晴らしさとカタルシスを説いてくれてるから好き・・・なんですよね
他人(ひと)任せで転がり込んだ充足よりも、自分の手で掴み取った充足の方が嬉しいに決まってる。
「つくろぐ。」は単なるガールズコメディ以上の意義を描いてくれている傑作だと思っています。
ちなみに、単なるガールズコメディはそれはそれで大好きですよ。って事も付け加えて置きます(笑)。






また、今回思ったのは明らかに絵が上手くなっている、
洗練されている、
もっと言えば、最近の流行の絵柄を取り入れる事に成功しているな。って思いました
他の連載陣に負けないように、軸となる今村さん自身の絵柄は変えず、ブラッシュアップさせる事に成功している
「自分を貫く」と言えば聞こえはいいけど、それで時代から置き去りにされるようじゃそれはそこまでの「自分」に過ぎません
その点ではらしさ、をきちんと残しつつより可愛く、そしてより色気のある絵柄にわずか半年で進化されている努力の跡にも感銘を受けた9話目でした
華ちゃんはより妹的に可愛く、創李はよりマスコット然としていて、菓子さんはより美しく・・・と
いちファンとしてどんどん良くなっている事が手に取るように分かるのが嬉しかったですね
今からでも遅くはない、今月末には単行本1巻も発売するので是非「つくろぐ。」をよろしくお願いします
この漫画は雑誌でチビチビ読むのも相当面白いので、キューンを購入してもらって読んでもらうのもイイんですけどね
そしてアンケに一石投じてもらえれば・・・笑





極めつけは新キャラの登場です
今度の新キャラは、性格の良かった前の二人とは違って
何やらトラブルメイカーの予感!?がするので良いスパイスになりそうで楽しみです
それと同時に、雑誌の流れを読むかのようにほのかな百合エッセンスも感じるので(笑
そういう意味合いでも楽しみです 早くもめっちゃ可愛い♪
彼女の差すお姉さまとは、もしかして菓子さんの事なんですかね
他にも濃ゆそうな新キャラがゾクゾク登場しているので、来月号以降の展開にも要注目です

今月は、本作の魅力であるDIY精神が全開であったのと
絵柄が益々きれいに可愛く、更に味を残したままで磨きあげられている印象だったので
今まで以上に胸を張って「良いです!」と大手を振って推せる出来だったと思います
先述の通り今月末には待望の、作者的には約4年半ぶり(!)の新刊が出るので、
単行本売り上げは継続に直結するのも含めて本当によろしくです
別に俺は作者の身内でもなんでもないいちファンなんだけど笑
やっぱり超久々の連載、無事に続いて欲しいので。
特にインテリア関係に興味のある方は是非マストバイですよ。一生懸命経験を活かして(ここ大事)、頑張って、それが報われた作劇は本当に素晴らしかった
コミックキューンは他にも人気作、話題作がいっぱいあるけど、この漫画も負けないくらい面白いと思ってます。
そうはっきりと感じた最新話でした。








俺もこの間ボーッとしてて木更津まで行きました・・・笑
てゆーか、菓子さんの言い方が・・・笑




ゆらぎ荘の幽奈さん 第38話「ゆらぎ荘の雲雀ちゃん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年49号)

2016-11-07 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                      
                                  雲雀ちゃん再登場来たーっ!!










そういえば、何の漫画かは忘れたんですが
たまに新キャラを出して客観視させる事で改めて状況の特異さを描き出し、
慣れさせないようにする・・・というテクニックを単行本のおまけか何かで読んだ覚えがあって(スケットダンスかな?)、
今回の話は真っ先にそれを思い出しました
まあ厳密に言えば雲雀はまっさらな新キャラではないんだけど、
コガラシと狭霧くらいにしか面識がなかったので半分以上初めまして、、、ですよね
呑子さんのあの露出狂っぷりと朧ちゃんの過剰アプローチが今更ながらにツッコまれてる様は新鮮で面白かったですね(笑

雲雀は大胆なアプローチを仕掛けてた印象もあったので
そういう事に免疫あるのかな、、、、と思ったら想像以上にウブでしたね
でもまあ王子様に夢見る年頃乙女・・・って感じが強かったので(あの時は切羽詰まってもいたし)、
本当は無理してた側面が強かったのかもしれません
それと、コガラシへの恋心を自覚しているキャラクターでもあるので
この子が来ると日常漫画的な感覚から一気にラブコメっぽい雰囲気に変わるのもイイですね
雲雀の存在が、行動が、みんなにどんな変化を与えていくのか、、、に注目です。



先週の事があったからか、朧ちゃんが益々可愛く思える・・・笑


それにしても、「慣れ」ってのは恐ろしいですよね
ハレンチな格好でうろついてるいい年した(失礼)女がいても平常で
エロティックなアプローチを普通に仕掛ける女がいても「はいはい」って感じで
逆に言えば、雲雀が来たからこそその「何なんだろうこの人・・・」感が際立った印象があって
目論見通り(か、どうかは分かりませんが)ゆらぎ荘の特異性を整理出来ている感覚があってそこもまた良かったです
もうコガラシが美少女に囲まれてても「らしい」としか思わなくなって来てましたが、改めて考えると役得も役得ですよね・・・笑
雲雀の美少女/ライバルだらけの状況の中恋愛前線を繰り広げて行く予兆や引っ掻き回す素養も感じられたりして
今後のゆらぎ荘の「可能性」にも想いを馳せられるような第38話目でした
雲雀自身も時雨ばあさんの差し金で破廉恥の一角を担ってましたが・・・笑
改めて「コガラシ、羨ましいな!」と思える内容であり、
また恒常的なエロスに恥じらいを覚える雲雀が可愛い内容でもありました
呑子さん、朧ちゃん、幽奈さん辺りが無防備だったりするお陰で
雲雀の純情っぷりが際立つ作りにもなっており
その辺のメリハリもまた良かったですね
ゆらぎ荘の良い意味合いでのウブ枠になってくれそうで今後も雲雀ちゃんには期待ですね・・・!

雲雀が、(コガラシは何も悪くないので)積極的に謝ろうとしてたのもさり気に良かったです
ああいう細かなシーンでサブリミナル的に性格の良さが伝わっていくのかもしれません
単に雲雀が来たよー!って事実以上に様々な意図が感じられた回だったと思う
まだまだ恋愛前線は本格化はして来てないけれど、
その素養は感じる事が出来るのがイイですね
来週以降も本気で楽しみです。


毎週次号予告をワクワクしながら一番最初に見るんですが、まだ巻頭はおあずけ状態ですね
でも来週はCカラー貰ったので♪雲雀ちゃんのカラーかな?とか想像したりワクワク感はあります
なんか周年迎えるまで巻頭はないんじゃ・・・という気もして来ましたが
もっとプッシュしてもらえるようにアンケ等は欠かさず頑張ります









もう完全に夫婦だな・・・笑
おっぱいの形が最高過ぎる
相変わらず官能的なアプローチが素晴らしいですね
なんか妙な可愛げも感じられるトコロが大好きですね(笑



「アイスクライマー」~あまり言及はしてないが「大好き」なものは山ほどある、という話

2016-11-06 | レトロゲーム







この2日間、ファミコンの「アイスクライマー」をよくやっていました
32面オールクリアーしたんですが、その間に何度もコンテニューを繰り返しとてもとても「上手い」とは言い難いボロボロの結果に終わりました
全面クリア出来た事自体は良かったんですが・・・

一度もコンテニューをせずに行ける範囲は精々10面前後でつまらない凡ミス等ですぐにゲームオーバーしてしまいます
恐らく、散々挑戦して砕けて思ったんですが「そこまで集中力が続かない」事が主な敗因な気はしました
どこかで慣性的になってしまうというか、「大丈夫だろ。」って根拠のない余裕で足元を掬われる、、、っていう
それ「いつもの俺じゃん。」って感じですが・・・笑


実は幼少の頃から「アイスクライマー」大好きで、
アラサーの今になるまでコンスタントに引っ張り出してはやり続けていて、
その度に「難しいなあ・・・。」と首を捻る行為を繰り返しています
いつか、ノーコンテニューで全面クリアするのが夢の一つ(笑)なんですけど、
正直センスに乏しいのは否めないんで、無理かも・・・とも思ってます
だけど、それでもやり続ける事にロマンがあって(関係ないけどロマンとかロマンスとかそういう言葉大好きです)、
正にそこに山があるから、、、って感じでこの先もずっと挑戦し続けていくのだと思います
そう考えると、ある意味人生のようなゲームですよね!(ドヤ顔)

今回、この記事を書いたのは
「アイスクライマー」に触れたかったのもありますが
それ以上に、「こんなに大好きなのに、全然言及出来てねえなあ。」ってプレイしてる最中感じたからなんですよ
正直な話、ブログに割ける時間には限度があるので、日々の生活の中で「めっちゃイイ!」とか「度々思い出して良い気分に浸ってます。」的な作品を
全部ことこまかに記事にしてアウトプット出来る訳じゃないんですよね
インプットはいくらでも出来るけど、アウトプット出来る量には限度があって
だから、必然的に「昔から大好きだった。」とか「今ハマってます」的なものでも言及出来てなかったりする
それに対して悔しいなあ、もっと時間があればなあ。ってよく思うんですけど、同時にあげていったらキリがないのもまた事実
でも、たまにはこんな風にルーツ的に語ってもいいなあ。。って強く感じているのもまたリアルな感情です


そういえば、仕事中に「カエルの為に鐘は鳴る」のエンディングを思い出しては泣きそうになる事だったり
ナンテンドーのイベントを思い出してはクスッとなる事も全然いつも言及出来てる訳ではありませんね
まあ、いつも言及出来なくてもいつも言及している作品と同じくらい愛してるのは不変なんで
それはそれでいいんですが(いいのかよ)、
それを認めつつ、
折角ブログをやってるんで時に時間を割いて敢えて言及していくのもイイんじゃないかな。と思いました
「好きなもの」がいっぱいいっぱいあるんで部屋がギチギチで堪らなかったりもするんですけど笑
それもまた俺らしさかな。と割り切りつつ
どうしても書きたかったので書いた記事でした。

そんな「カエル~」の考察記事も昔書いてるので是非・・・笑

いつも「カエルの為に鐘は鳴る」のEDで泣いてしまうPART2(リチャードの心情考察付き)





ルナティックな視線に恋して―――。 幾花にいろ「視野」 感想(快楽天 2016年12月号より)

2016-11-05 | 幾花にいろ
                                    
                                 人肌恋しい季節ですね。











幾花にいろさんの新作「視野」はその名の通りキャラの視線が印象的な一作だ
不安そうに、でも、寂しそうに壮人を見つめる文乃さんの視線/視野の矛先を眺めてるだけでキャラの感情が手に取るように分かる秀逸な漫画に仕上がってます
裸になって官能的に絡んだりその肢体を見せるシーンに至ってもどこか切実で他人を求める姿勢を崩さない文乃さんの相様を見ていると、
この文乃ってキャラの心・気持ちがセリフではなく、その眼差しや態度で伝わって来るのが
実に芸術的で奥深さを感じる事が出来る成人漫画に仕上がっていると思います。

やっぱり、
自分一人だけで楽しめる領域には限界があって
どこかで他人との触れ合いだったり通じ合う事を求めてしまっている自分がいるのも事実で
もっと単刀直入に書くと、みんな寂しいんだろうなあ、、、とは感じます
文乃さんはそこまでベタベタした関係性を望んでたワケじゃないだろうけど、
かといって、嫌なバイトを自分一人で乗り切れるほど孤独に慣れているワケでもない
ただ、側に居て欲しい
ただ、側で笑っていて欲しい・・・
本当に望んでたのはそんな些細な事だったのかもしれませんね

「自分のこと待っててくれる人がいる」
求めたのは、そんなシンプルな関係性
でも、そんな限りなく単純な望みだからこそ素朴で生っぽい切実さが感じられてイイな。と思いました
そういう空気感を出すのが巧い、というか・・・描かれてるのはガチな、今回もお世話になれるクオリティの濃密な官能描写である事は間違いないんですが
それと同時に、人肌を求める女性の気持ちの表現や不器用な相様含めてこの方の漫画は「なんかイイな。」って思える感覚に満ちてるんですよね
もうはっきり言っちゃうと「なんかイイな。」がたっぷり詰まってるギフトみたいなもんなんですよね
こういう言い方は感想書きとして失格かもしれませんが・・・笑
でも、不思議とほっこりと温かい気持ちになるような作用で充ちていると思う。



また、官能系の漫画だと女の身体のエロさに焦点が行きがちだが
本作では女性から見た・・・女性からの視野での「男のカラダ」の良さにも触れられている
女性の肢体を差してエロい身体、とよく言及しますが、ある意味男も男でセクシーさや官能さ加減では女とタメを張ってたりもする
ガッシリとしたアダルティックな手で撫ぜられて感じるオンナの悦び、、、にまで着手した作劇は正に創意工夫の賜物だと言える
この作者の性別は分からないんですが、男は男で不器用かつ不安げで、でも時に情熱的で
女は女で寂しげな目配せをしながらも、包まれてる時の多幸感に満たされていて・・・と
凄く男女の恋愛の、官能の機微を細やかに描けている気が(個人的に)していて
それもあって毎回毎回何度も読み返してしまうのかもしれません
前作とはまた違った毛色の(前作よりもちょっとネガティブかな笑)作品でしたが
今作は今作でまた「ならでは」の味があってとてもお気に入りですね
独特のセリフ回しも健在、、、でしたが、
個人的にはこの方の漫画の
「男も女も(あまり)余裕がない感じ」がある種の生っぽい手触りがあって大好きです
やっぱり、恋愛はお互い本気で不安の中でもがいてる感じが一番楽しい。
大味に惹かれつつも、愛する気持ちは強い壮人と、
細かな部分まで壮人を見て気に入ってる文乃さんと・・・
凄く良いカップルだなあ、って純粋に思えるのがイイですね
成人漫画の感想なのに、性的な部分にあまりノータッチなのが申し訳ないですが(笑
しかし、そういう細やかな日常的描写で魅せるのがこの作者の持ち味であり
デビューから数作で既に“にいろワールド”を確立させているのかもしれません。
今後も、個人的に、この作家さんの新作にはその都度注視して行きたい気分になりました。














自信が付いた?という、心境の変化をいちいち語らせずに表現している最後のコマもいいですね
しゃんとした姿勢で、しっかりと胸を張って・・・。恋愛小説にのめり込む姿も良い意味で単純で素敵でしたね。
そういうトコも「なんかイイな。」の極みで実に象徴的でした。



クノイチノイチ! 第7話(其之七)「くノ一危機一髪」 感想(ヤングジャンプ 2016年49号)

2016-11-04 | クノイチノイチ!
                                     
                                流石の美少女っぷり(惚)












今週もイチちゃん超可愛かったですね(超笑顔)
こりゃ男に優しくしてもらって惚れ掛けてる女の顔だろ・・・(笑)って読みながら思いましたが、
でも言われてみれば確かに最初に助けたのはイチの方なんですよね・・・
現状、おてんば娘の渚ちゃんのおいたに自ら付き合って
墓穴掘って一度振り切った相手に助けられる、、、っていうある意味情けない事態っちゃあ情けない事態ですが
そんな風にあやめちゃんが助けに来てくれるのも、まず出会いの時にイチが優しくしてあげたからなんですよね。。
そう考えると、意外とこの状況もしっくり来る感覚が個人的にあってまずそれが良かったですね。

何気に、イチちゃんが照れてるのもイチちゃんの中にある女の子が反応したみたいで可愛くて素晴らしかったんですけど(笑
当たり前だけど、何もしなければ何も返って来る事はない。
突然ボーナスステージが出現したりもしない。
優しくしたからこそ、
優しさが返って来て、
この窮地を救われた・・・という、存外に筋の通った解決回になっててそれが個人的に◎でした
そういえば、イチは心優しくて争いを好まない子なんだった。それがここに来て活きてきた作劇が面白い。
思ってた以上に性格の合う二人だなあ、って感じたんで、恋愛的にも期待出来るかもしれませんね
先週の渚ちゃんといい、ね。



イイなあ(笑)


そして、今週はとっても眼福なお話でもありましたね! (満面の笑み)
なるほどなるほど、イチちゃん美少女顔で、かつ華奢だから、女だと完全に思ってる訳だ
だから、ということは、見放題な訳で(笑)
何の疑いもなくおっぱい丸出しのまま居てくれるあやめちゃんのエロさが正直堪らなかったですね
これ・・・見放題じゃん(二度目)(誰でも分かる)
イチくん役得だなあ。っていうか、
イチくん役得だなあ・・・笑
感想にもなってないですが(恥)ここに来て思い切りくノ一設定活かしまくっててその意味でも今週すごい良かった
途中、まさかの押し倒しラッキースケベがあったり、ちょっとラブコメっぽい雰囲気もまたツボでした
まんまるの柔らかそうなおっぱいに、ふとした瞬間に見せる恥ずかしそうな表情・・・(見開きのページね)、
ドキドキ指数半端なくて、これぞクノイチノイチ!って攻めっぷりが秀逸だった第7話目
この調子でじゃんじゃん男の子も女の子も可愛く素敵に描いていって欲しいですね
勿論今週もアンケート1位で投函、正直ミオ先生に速攻で掴まって
おしおき展開突入、、、だと思いこんでたので
こういう展開は予想外でした



可愛い(照)


それにしても、あやめちゃん淫術かけられてまかれたのに、
わざわざ律義に助けてくれるなんて本当良い子だよな・・・笑
イチちゃんからしたら嬉しかったに違いない。
イチちゃんも目的あっての行為だったんだけど、
それを問い質されてドキマギ、、、という引きでした
これ、説明するのも難しいよな。。って思うんですが、どう釈明するのでしょうか
その辺含めて来週も楽しみです。










おっぱい!(超笑顔)


今週顕著だったんですが、
イチちゃんの美少女っぷり、ほのぼの出来るあったかエピソードを描きつつ
ドキドキのエロコメっぷりも同時に披露・・・と大分レベルの高い事をやってのけてますね
まだまだ三人の絆は発展途上、だからこそ、今回の所々の結目をきっかけに成長していって欲しい。期待してます。
更に、恋愛要素も出て来てそっちでも楽しめそうでワクワクして来たここ2週でもありました。同志の方は是非一緒にアンケ投函しましょう!