サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

古見さんは、コミュ症です。 コミュ49 暑い日です。 感想

2016-11-30 | 天野めぐみ&古見さん
                                      
                                      内弁慶カワイイ。









古見さんは天野家のめぐみさんと同じくらい家ではオラついてますね(笑
オラついてるというか、ちょっと自堕落気味というか・・・
それがまた可愛い、上に、愛嬌があって生々しくもあって素敵なんですけど。
めぐみはめぐみでTHEサンデーなお話をやってましたけど、
古見さんは古見さんで有り体な日常の様子を描く、、、という他の少年誌では決して出来ないTHEサンデーなお話を繰り広げてました
このめぐみとか古見さんとか読んでて思うのは、「あっ、こういうのサンデーっぽい。」って思う回数がやたら多い
そして、このめぐみとか古見さんがしょっちゅう高掲載順で載ってるのを見てると「やっぱサンデー読者ってこういうお話好きなんじゃん。」って単純に思う
尚且つ、コミックスも4万とか5万とか最近の若手の中では飛び抜けた数字を出せてる訳で
そういうのを見てると某J誌や某M誌に憧れない、純粋なサンデーに立ち返ってるのかな~って個人的になんとなく思います
今回のお話なんて四大少年誌の内、最もサンデーに載ってるのが正しい、ピッタリとフィッティングしている「ならでは」のお話でしたからね



体重を気にする古見さん可愛い。只野くんの為かなあ?って思うと余計に可愛い。
ファッション誌の下りもね。


親の云う事を無視して、気持ち良いくらいのドヤ顔でくつろぐ古見さんはまた普段とは違う魅力がありました
こういう掘り下げ方は「生活感」にこだわるサンデー漫画そのものだなあ。って思いつつ、
この様子を只野くんとかに見られたら相当赤面するんだろうなあ、、、って考えたら
余計にニヤニヤしてしまうお話でもありました
でも、コミュ症の人って
大概内弁慶だからぶっちゃけこんなもんですよね
そりゃ外でプレッシャー感じてる分家ではダラダラして当然だわなあ。
弟の前で無邪気にはしゃぐ古見さん見てたら、こんなお姉ちゃん居たら堪んないだろうな、、、って思いました
自分にも姉は居ますけど、どちらかと言えば真面目系なんで、また違う憧れがあったりしますね

体重を気にする様子など、ラブコメとしての旨味も抽出出来てたのがまた抜け目がなくて良い
でも確かに、古見さんってスレンダーに見えるけど、水着姿見てると結構胸あるし肉付き良かったからね
まあそこが良いと思うんだけど(笑
なんかそういうトコも乙女ちっくで可愛いなあ、と
さり気にコナンを観てるのも大将リスペクトが効いてて素敵でしたね
古見さんの作ったご飯も本当美味しそうで、これで安心して只野くんの嫁に出せるな、と笑
まあそれは現時点で飛躍し過ぎですが、ただ内弁慶なだけじゃないぞ。って部分も描いてて上手かったと思います
その後なんだかんだ家族に褒められて終わるオチも良かったですし、ある種サンデーちっくな「なんでもない日常」を描きつつ、
でもきちんと良いトコもあるんだよ?とちゃんと提示して終わっている良い塩梅のコミュ49だったかなと
「味見したけど不安」っていうのも正直分かるというか、自分が良い。と思ってるからこそ、きちんと受け入れられるのかが不安なんでしょうね
感覚の確認、というか・・・。何にせよ古見さんの意外かつ頼れる一面も見れて今週もまた面白かったです
特に、ドヤ顔で内弁慶している姿が只野くんやなじみにも是非見せたいレベルで素晴らしかった(笑
間抜けな一面も、またその人らしさ、人間らしさの演出にきちんと繋がっているのだ。
日常を描きつつ、古見さんの可愛らしさもたっぷり詰まってて良かった。










しかし、「天野めぐみ」が2番手で「古見さん」が3番手なのを買ってすぐ目次で見た時には
流石に笑ってしまったというか、なんだか市原編集長に接待されてる気分でしたね笑
朝から浮かれちゃったけど、
今後もこういう光景を見る為に毎週アンケート欠かさず投函しなきゃな。って思いました
やっぱ、好きな漫画が2番手3番手くらいの高位置に載ってると単純に嬉しいよ。
2017年も毎週サンデー買うのめっちゃ楽しみだわ。

あと今週は「初恋ゾンビ」もかなり面白かった~
俺は勿論江火野派ですがなにか(笑



天野めぐみはスキだらけ! 第53話「エヘヘヘ」 感想(週刊少年サンデー 2017年1号)

2016-11-30 | 天野めぐみ&古見さん
                                      
                                      (男だけど)カワイイ。









照れながら、応援の食事を渡すまーくん堪んないッスね・・・笑
正にラブコメの醍醐味!!といった印象で初見で相当ニヤニヤしました
素直に成り切れない男の子の可愛さというか、、、いや~キュンキュンしちゃいますわ
と、同時に、個人的にはこの一連のシーンはTHEサンデーだなって思いました
決して派手さはないけど、それでも何よりも堅実で、終わった後にはグッと来る感覚があって・・・
ジャンプやマガジンの振りをしない、あくまで「サンデーの漫画として」ラブコメを描いているのが
天野めぐみの最大のストロングポイントの一つであり、この漫画が2017年度一発目のサンデーで掲載順2番手を獲得してるのも物凄く象徴的だなあ、、、って思いました
少なくとも、自分が学生の頃に読んでたサンデーでは上記のような感覚だらけだったと思うから。
サンデーがサンデーを取り戻しつつある中でのかなりシンボリックな存在の一つとして天野めぐみが在るんだなあ、、、って感覚がありました。

基本、まーくんとめぐみの二人の関係の掘り下げが中心で、余分なライバルはほぼ出て来ないし、
コメディやったりほっこりエピソードやったりであくまでこの二人の物語として描いている印象が強い
その中で、色々あった結果(具体的に書くとめぐみが勉学のお守りをあげたりしたお陰で)、
素敵な顛末(ここも具体的に書くと、だからこそ学が「自分らしい」お返しをしてあげた)が生まれた
そういう・・・あらすじとかで書けば地味な話を
きちんと漫画として魅せる、
それこそがTHEサンデーであり、
個人的な感覚で言えば今週のめぐみからもそのエッセンスを強く強く感じました
そもそも、ジャンプの漫画は常にジャンプらしさを追求してるのに
いつの間にかサンデーがそれをしなくなってた(風に見えてた)のが違和感があった訳で
やっぱりその一つの象徴的な存在であるめぐみが大事な新年1号で掲載順2番手というのは凄く嬉しいですね
嬉しいですし、いちめぐみファンとしても本当に良かったなあ。とか思いました
素直じゃないけど、なんだかんだ優しい一面を見せてくれるまーくん、
その優しさに無邪気過ぎるほどに喜ぶめぐみ・・・
なんか両方とも可愛過ぎて、
朝電車の中で悶えちゃいましたね(笑





それも、ただめぐみが可愛いから、
幼馴染だから、腐れ縁だから・・・って理由でくれたんじゃないんです
めぐみがまーくんに対して誠実だったのと、何より一生懸命頑張ってたから
苦しい努力を続けていたから、、、「少しでも何か出来ないか」という想いでくれたんですよね
つまり、めぐみが頑張ってたからこそ報われた・・・というお話でもあったわけで
そういう意味合いでも派手さはないけど、でもすっごく堅実な作りであって
正にサンデー的だなあ、、、としみじみと感じざるを得ない53話目でした
毎日部活頑張ってる、
そんな友人(現時点では)にせめてもの応援の食事を作ってあげる、、、
言葉にすればただそれだけの他の少年誌にはない派手さのないお話なんだけど
不思議とすごくドラマティックに感じれて、ここでしか読めないカタルシスが確かにある・・・
あくまで個人的な評価として留めておいて欲しいんですが、そういう感覚がやっぱり今週も強くて素晴らしかったです
あなたが頑張ってるからこそ、こちらも後押ししてあげたい―――――
そんな学の気持ちが不器用ながらもしっかり伝わる、
正に文字通りの神回でしたね
何より、そんな学の気持ちを受け取って満面の笑みでほほ笑むめぐみが最高に可愛過ぎました
えっちぃサービスも楽しめましたし(笑)、大満足の回でしたね

いちめぐみファンとして、このお話が掲載順2番手で載った事は物凄く嬉しいです
2番手で載るべきお話だとも思いましたし。またこの次に載ってるのが古見さんっていうのも二重に嬉しい(笑
サンデーがサンデーを取り戻すシンボリックな存在としてもめぐみには2017年も期待大です
めぐみがスキだらけってだけじゃなく、最近はきちんと(学と同じくらい)努力もしてるんだよーってトコも描けてますし、
初期は初期で面白かったけど、ここに来て更に魅力的で堅実な物語になって来ている印象が強いです
今週は水面下で頑張ってるめぐみ→感化されるまーくん→最後に思い切り報われる、、、と完璧に近い構成のお話だったように思う
その上でちゃんとサービスも盛り込む抜け目の無さも含めて最高過ぎる53話目でした
やっぱ天野めぐみ大好きだわ。2017年も毎週アンケ入れますぜ。










尚、先週に引き続き今週も「サンデー非科学研究所」でねこぐち先生が取り上げられてますよ
「石川県がどこにあるか分からない」ってよく言われるネタは流石に笑いました。
めぐみの聖地巡礼いつかしたいな。。