十日町で蒸気機関車の入換えを撮影した後、午後は知人のクルマに便乗させてもらって、いよいよ「SL信濃川ロマン」号試運転の走りの撮影開始です。
まずは、下条(げじょう)付近で待ち伏せです。この日は、十日町発の機関車は後ろ向きに客車を引っ張ってきますから、なるべくサイド狙いということでポジションを決めました。周囲のすっきりした良いロケーションなのですが、平坦な区間だったので、汽車は煙を吐かないであっけなく通過。がっかりでした。

無理をしないでクルマを走らせたのですが、汽車のスピードが遅いせいで、越後岩沢付近で追いついてしまいました。車内からとっさに撮影した一枚です。

いい感じで煙を吐いていますね。
こうなったら欲が出ます。越後川口手前の鉄橋で狙おうということで進みますが、道が複雑で経路を間違えてしまいました。それでも戻って鉄橋に並行する道路橋に着くと同時に汽笛が鳴って、ぎりぎりで間に合いました!

信濃川の支流である魚野川を渡る絶好のロケーションですが、やはり煙は吐かず。残念!
この後、汽車は越後川口で20分も停車して上越線に乗り入れて長岡に戻ります。というわけで、架線のある電化区間ですが、もう一度先回りして撮影です。

緩やかな上り勾配だったので、今度こそ煙を吐いて走り去って行きました。夕日がボディにあたって夕方らしい光景となりました。
クルマで越後川口まで送ってもらって、単身、新幹線に乗るべく長岡へ向かうのですが、おまけがあります。約20分後の電車は、長岡の手前の宮内で汽車に追いついてしまうのです。しかも、宮内は信越本線と合流する駅なので、撮影後もすぐに信越本線の長岡行き電車があるという便利さ。これを利用しない手はありません。

夕闇迫る宮内駅を発車するC11を見送って、追いかけるように長岡へ。到着すると、一日の仕事を終えて、車両基地へ戻る準備中の機関車が待っていてくれました。

ディーゼル機関車DE10が後部に連結されていますが、今や、ディーゼル機関車が牽引する客車列車というのも貴重な存在ですね。

クルマに乗せてもらったので、何回も撮影チャンスがあって楽しめたのは事実ですが、できれば列車に乗りながら追いかけたいものです。イベント運転のときくらい、撮影用追いかけ列車を走らせられないものでしょうかねえ(といっても、飯山線の線路状況では不可能なので、他の路線での話ですが・・・。上越線ではダイヤ上可能です)。ともあれ、飯山線でのSL運転。来年以降も実施してもらいたいものです。
***************************************
なお、イベントSL列車については、拙著『旅が10倍面白くなる観光列車』(平凡社新書)をご覧ください
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582855881&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
まずは、下条(げじょう)付近で待ち伏せです。この日は、十日町発の機関車は後ろ向きに客車を引っ張ってきますから、なるべくサイド狙いということでポジションを決めました。周囲のすっきりした良いロケーションなのですが、平坦な区間だったので、汽車は煙を吐かないであっけなく通過。がっかりでした。

無理をしないでクルマを走らせたのですが、汽車のスピードが遅いせいで、越後岩沢付近で追いついてしまいました。車内からとっさに撮影した一枚です。

いい感じで煙を吐いていますね。
こうなったら欲が出ます。越後川口手前の鉄橋で狙おうということで進みますが、道が複雑で経路を間違えてしまいました。それでも戻って鉄橋に並行する道路橋に着くと同時に汽笛が鳴って、ぎりぎりで間に合いました!

信濃川の支流である魚野川を渡る絶好のロケーションですが、やはり煙は吐かず。残念!
この後、汽車は越後川口で20分も停車して上越線に乗り入れて長岡に戻ります。というわけで、架線のある電化区間ですが、もう一度先回りして撮影です。

緩やかな上り勾配だったので、今度こそ煙を吐いて走り去って行きました。夕日がボディにあたって夕方らしい光景となりました。
クルマで越後川口まで送ってもらって、単身、新幹線に乗るべく長岡へ向かうのですが、おまけがあります。約20分後の電車は、長岡の手前の宮内で汽車に追いついてしまうのです。しかも、宮内は信越本線と合流する駅なので、撮影後もすぐに信越本線の長岡行き電車があるという便利さ。これを利用しない手はありません。

夕闇迫る宮内駅を発車するC11を見送って、追いかけるように長岡へ。到着すると、一日の仕事を終えて、車両基地へ戻る準備中の機関車が待っていてくれました。

ディーゼル機関車DE10が後部に連結されていますが、今や、ディーゼル機関車が牽引する客車列車というのも貴重な存在ですね。

クルマに乗せてもらったので、何回も撮影チャンスがあって楽しめたのは事実ですが、できれば列車に乗りながら追いかけたいものです。イベント運転のときくらい、撮影用追いかけ列車を走らせられないものでしょうかねえ(といっても、飯山線の線路状況では不可能なので、他の路線での話ですが・・・。上越線ではダイヤ上可能です)。ともあれ、飯山線でのSL運転。来年以降も実施してもらいたいものです。
***************************************
なお、イベントSL列車については、拙著『旅が10倍面白くなる観光列車』(平凡社新書)をご覧ください
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=nodatakashi-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4582855881&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>