徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

オカンとイルカとまさみちゃん

2007-12-23 08:45:25 | 映画
 恐れていた風邪の諸症状が出てきた。去年の二の舞はゴメンと、予定していた仕事や忘年会をキャンセルし、コタツの中で映画のDVD鑑賞をして過ごした。いずれも劇場で観る機会がなかった3本だ。

①「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
リリー・フランキーの原作も読んでいないし、あの人のキャラクターからシュールなコメディかと思ったら、全然、予想に反し、ごくごく普通なノスタルジック・ムービーだった。おまけにサプライズもなければ、ファンタジーもない。エピソードはわれわれの年代にとっては、経験したり、どこかで聞いたことのある話ばかり。まぁ自伝だからしょうがないか。それでも結構観れたのは松尾スズキの脚本のチカラかな。



②「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ」
もといた会社が関わった話なので、なかば義務感で観た。が、結構面白かった。病気で壊死した尾びれを失い、泳げなくなったイルカに、ゴム化工技術で作ったフィンを取り付け、再び泳がせ、さらにはハイジャンプまでさせるという実話。関わった人たちのエピソードもそこそこに抑えているし、やはりイルカの生命力や賢さは感動ものだ。



③「そのときは彼によろしく」
これはもう長澤まさみファンにはたまらない一本。話はいわゆる難病モノでもあるし、ファンタジーでもあるが、「んなワケね~だろ!」という突っ込みどころ満載。でもそんなのカンケーねぇ~!まさみちゃんのお姿を見てるだけで満足なのです!