今まで観たなかで、好きな映画をリストアップしてみると、ある特徴に気付く。どれもがいとおしくなる映画ばかりだ。その1本1本を、思い出すままに書き連ねてみたい。
今日は、1960年、フランスの社会派監督アンドレ・カイヤットの名作「ラインの仮橋」。
第二次大戦、ドイツ軍の捕虜となったフランス人のパン職人ロジェと新聞記者のジャン。二人はライン河にかかった軍用仮橋の上で出会い、一緒に労役に服するため、あるドイツの村へと送られる。ここから二人の男の人生観と生き様が、際立った対照を見せながら、物語は進行する。村長の娘ヘルガを誘惑し、利用して脱走を図ったジャン。フランスへ逃げのび、レジスタンス運動に走る。一方、従順に労役をこなし、ドイツ人の信頼を得たロジェはやがて、男たちが兵役に駆り出された村で、村長代理を務めるほどの存在となる。そして、終戦、解放されてフランスへ帰還したロジェはどうしても、片思いのヘルガのことが忘れられない。ジャンに見送られながら、二人が出会ったあのラインの仮橋を渡り、再びドイツへと戻って行く。
※観たのはまだ高校生の時だったが、「人生ってなんだろう?」と考えさせられた。
今日は、1960年、フランスの社会派監督アンドレ・カイヤットの名作「ラインの仮橋」。
第二次大戦、ドイツ軍の捕虜となったフランス人のパン職人ロジェと新聞記者のジャン。二人はライン河にかかった軍用仮橋の上で出会い、一緒に労役に服するため、あるドイツの村へと送られる。ここから二人の男の人生観と生き様が、際立った対照を見せながら、物語は進行する。村長の娘ヘルガを誘惑し、利用して脱走を図ったジャン。フランスへ逃げのび、レジスタンス運動に走る。一方、従順に労役をこなし、ドイツ人の信頼を得たロジェはやがて、男たちが兵役に駆り出された村で、村長代理を務めるほどの存在となる。そして、終戦、解放されてフランスへ帰還したロジェはどうしても、片思いのヘルガのことが忘れられない。ジャンに見送られながら、二人が出会ったあのラインの仮橋を渡り、再びドイツへと戻って行く。
※観たのはまだ高校生の時だったが、「人生ってなんだろう?」と考えさせられた。
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