徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

明八橋が消える!?

2016-05-16 23:03:04 | ニュース
 今日の衆議院予算委員会で松野頼久議員の質問の中にとても心配な話があった。質問の大意は、熊本地震の被災に対する政府の支援の姿勢を問うものだったが、その中で松野議員は新町の坪井川に架かる明八橋を例にあげ、個人所有の歴史的建造物についても、歴史的景観を守るという観点から、その補修に政府の支援をお願いしたいという趣旨だったと思う。震災発生以降、新町方面へ行っていないので、被災状況はわからないが、議員の質問から推察するとおそらく個人では補修できないほどの被災状況なのだろう。同じ新町では、吉田松花堂も危ないという話も聞くし、ランドマークともいうべき建造物が消えてしまうのは忍びない。なんとか次の世代まで残してほしいものだ。

▼東京の「日本橋」や皇居の「二重橋」を架設した明治時代の名石工・橋本勘五郎が、熊本へ帰郷後、明治8年に架設した石橋