徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ダイビング死 海の恐さ

2010-05-15 23:01:30 | スポーツ一般
 今日、沖縄でダイビングをしていた女性が溺れて亡くなったというニュースが“アサヒ・コム”に載っていた。この時期になると、時々、同様な記事を目にする。ダイビングに慣れていても海は恐いという体験を、実は僕もしたことがある。東京に勤務していた頃、水泳部の仲間と西伊豆へスキンダイビングをしに、何度か出かけたことがある。ある時、だいぶ慣れてきたので自由に潜っていたら、いつの間にか仲間の姿が見えなくなっていることに気付いた。これはちょっとまずいなと思い、とにかく浮上しようと思った。水深3mくらいに上がったその時だった。一瞬で僕の目の前が真っ暗になった。何ごとかと目を凝らすと、おびただしい魚群が僕の周囲を通り抜けているところだった。それを確認した瞬間、なぜか“死”が頭をよぎり、パニック状態となった僕は必死に浮かび上がり、岸に向かってやみくもに腕を回した。幸い無事に岸に辿り着いた僕は、安堵の胸をなで下ろしながら、パニックというのはこういうことなのか、と思ったものだ。ダイビング死のニュースを見る度にあの日のことを想い出す。

竹内まりや ”ボーイハント”

2010-05-14 23:12:01 | 音楽芸能
 最も好きなアーティストの一人、竹内まりやの数あるナンバーの中で、特に好きなものを三つ選ぶとすれば、「純愛ラプソディ」「駅」「元気を出して」の3曲になると思うが、彼女が他のアーティストの曲をカバーした中で断然好きな曲が、この「ボーイハント」だ。オリジナルはコニー・フランシスが1961年にリリースした「Where The Boys Are」で、この歌が主題歌となった映画もヒットして、公開初日に見に行った記憶がある。当時は、アメリカンポップスが、日本市場開拓に力を入れていて、だいたい日本語版も一緒に発売されていたものだ。この「ボーイハント」も「Where The Boys Are」の日本語バージョンというわけだが、竹内まりやの甘ったるい歌い方がとてもマッチしている。


2010 FIFA ワールドカップ大胆予想!

2010-05-13 20:06:22 | スポーツ一般
 あっという間にワールドカップまであと1ヶ月となった。日本の初戦、カメルーン戦がちょうど1ヵ月後の6月14日。そこで毎大会やるのだが、日本の成績予想をやってみた。ダメな予想はいくらでもできるのだが、それでは見る楽しみもなくなってつまらないので、思いっきり希望的予想だ。その結果、日本は第1ラウンド・グループEで2位となり、決勝トーナメントへ進む。1勝2分け、勝点5という成績。オランダ戦の健闘が光る。数ヶ月前の完敗による学習が効いた。他は特に根拠はない。決勝トーナメント以降はどこが残るかもわからないし、まったく見当がつかない。さて、どうなるか、楽しみだ。


熊本市の「わたり」の実態!

2010-05-12 15:04:53 | 時事
 今朝のTBS「朝ズバッ!」で、熊本市の「わたり」の実態が大々的に取り上げられていた。番組の内容は別として、来年の九州新幹線全線開業、さらに再来年の政令指定都市移行を目指して、イメージアップに躍起になっているこの時期に、何ちゅう、ていたらくだ!と腹立たしい。番組を見てから気になって調べてみたら、熊本市の「わたり」は数年前から、問題になっていたらしい。僕が疎かったのか、あるいは情報があまり公開されていなかったのかはわからない。番組では「困難な係長」だの「特別困難な係長」とかいった職位があるように言っていたが、もし、そんな仕事がホントにあるのなら、本給ではなく、職務関連手当として払うべきだ。あえてそうしていないということは、やっぱり明らかにはしたくなかったのだと思わざるを得ない。また、幸山市長へ抗議のメールを送ろう。

患者様って・・・

2010-05-08 21:17:06 | テレビ
 NHK総合の「みんなでニホンGO!」という番組では、日頃よく聞いているけれど、なんか変だな、と思っている日本語を取り上げていて面白い。この前は、病院でよく見聞きする「患者様」という言葉を取り上げていた。この言い方は、僕の記憶では90年代の半ばくらいから、どこの病院でも使うようになったと記憶しているが、その頃からず~っと違和感を感じていた。だいたいが、「者」という言い方には、「医者、芸者、役者」というように若干の揶揄のニュアンスが含まれている。だから、それに「様」をくっつけるってどうなの?という感じなのだ。じゃぁ「医者」はどうなの?という話になるが、医者の場合「お医者様」と言って「御」という接頭語を付けてごまかしているにすぎない。その伝でいくと、「患者様」も「お患者様」というべきなのだ。まぁ、そんな理屈っぽいことを言うのはやめて、いっそのこと「お客様」にしたらどうだろうか。それが一番趣旨に合っているのではないだろうか。

野沢温泉の想い出

2010-05-07 20:46:21 | 水球
 5月のこの時期になると、必ず想い出すのは野沢温泉のことだ。学生時代、関東学生リーグ戦の開幕を前にして、毎年5月上旬から中旬にかけて、この野沢温泉で合宿をした。練習もきつかったが、周囲の鮮やかな緑と温泉が僕らを癒してくれた。定宿にしていたのは山田屋旅館さん。いろいろご迷惑をかけた。深夜に腹が減って我慢できなくなり、調理場に忍び込んでは飯と野沢菜をかき込んでいた。ある夜、旅館の方に見つかってしまい、こっぴどく怒られた苦い経験もある。機会があれば、ぜひもう一度、野沢温泉に行ってみたいものだ。そして、山田屋旅館さんにも、あの時のことをもう一度、謝りたいものである。

祭りのあとの・・・

2010-05-06 20:09:24 | その他
 昨日でゴールデンウィークも終り、息子たちの家族もそれぞれの居住地へと帰って行った。わが家は、また静かな日常へ戻った。とたんに喉が痛み出し、せきや鼻水も出てきた。どうも風邪のようだ。いつもなら、いつ、どんな状況で風邪をひいたのか見当もつくが、今度ばかりはどう考えても思い当たらない。きっと、日がな一日、孫たちに振り回されていたため、気付く暇も無かったのかもしれない。それにしても孫たちの成長ぶりには驚かされる。特に、ついこの前まで赤ん坊と思っていた、やがて3歳になるてっぺいからは、どこで憶えたのか、何度も「○○○じゃねぇよ!」とツッコまれる始末。いやはや、先が恐ろしい。

Nコン 合唱のちから

2010-05-05 22:20:27 | 音楽芸能
 先週だったか、放送された「Nコン2010スペシャル 合唱のちから」という番組を見ていて、TBSの安住紳一郎アナが、大のNコンファンだということを知った。Nコンとは、「NHK全国学校音楽コンクール」のことである。小・中・高校の生徒を対象とした合唱のコンクールであるが、最近では、2008年度の課題曲となったアンジェラ・アキの「手紙」など、Nコンによって大ヒット曲が生まれたりして、以前よりも注目を浴びるようになっている。安住アナは自身のラジオ番組で、度々Nコンのことを取り上げているそうだが、その番組は聴いたことがない。かく言う僕もだいぶ前からNコンファンの一人なのだが、僕の母校の熊大附中が全国大会に度々出場し、過去には優勝や準優勝などの好成績を残している。実は、その安住アナがNコン好きになったきっかけが、わが母校、熊大附中のコーラスを聴いたことらしい。真偽のほどはさだかではないが、そうであれば嬉しいことだ。


2008年度熊大附中・自由曲「どちりなきりしたん」

八日目の蝉(最終回)

2010-05-04 23:30:54 | テレビ
 先週火曜日の「スタジオパークからこんにちは」に出演していた原作者の角田光代さんが、このテレビドラマは、すでに浅野妙子さん(脚本家)のものになっている、という趣旨の話をしていた。たしかに原作にこだわって見ていると、違和感を感じるところがいくつもあったが、これは別物だと割り切ると、全然また見え方が違ってくるから不思議だ。この最終回も原作とはかなり異なっている。しかし、映像で見せるとなると、こんな展開の方が分かりやすくて良かったのかもしれない。特に、岸谷五朗演じる小豆島の漁師は、原作にはないキャラクターだが、ここに来て、その存在がきいていたような気がした。松本清張が、映画化された「砂の器」を見て、原作を凌ぐと感心したというエピソードをちょっと思い出した。映画化、ドラマ化はそうあってほしいものだ。

 

石川遼は“ゾーン”に入ったのか?

2010-05-03 21:54:50 | スポーツ一般
 昨日の中日クラウンズで、石川遼が58という驚異的なスコアをたたき出し、見事逆転優勝を飾った。多くのメディアが、昨日の遼君の状態を“ゾーン”に入ったと説明している。“ゾーン”とは、体の調子もよくて、集中力が高まり、ワクワクしながら、自分の思い通りに試合が流れていくような状態のことを言うらしい。実際のところは本人のみぞ知るところだが、見ている限りそんな感じではあった。僕が水球の現役選手だった頃は、“ゾーン”などという言葉を聞いたこともなかったし、そんな学説を聞いたこともなかった。しかし、振り返ってみると、やることなすことうまくいったなぁという試合が一つ二つある。今にして思えば、あれが“ゾーン”に入ったというのかなと思う。だが、体の調子がよく、集中力が高まっていても、いつでも“ゾーン”に入るわけではない。そのための条件があるような気がする。僕が思うに、それは多分、最初の分かれ道になるワンプレーが、イメージどおりにうまくいくことだ。だからこれは運も味方するのだろう。昨日の遼君も1ホール目か2ホール目でそんなシーンがあったような気がする。

どう違う? 姉妹都市と友好都市

2010-05-02 12:57:45 | 時事
 一昨日届いた幸山政史熊本市長のメルマガに、韓国・蔚山広域市と友好協力都市の調印をしたという報告が書かれていた。熊本と蔚山とは、16世紀の文禄・慶長の役での因縁がある。僕の家から車で5分ほどのところに、加藤清正が蔚山から連れ帰った現地の人々を住まわせたという蔚山町という町名が、僕の子どもの頃にあった。400年の時を経て、未来志向で友好関係を築いていこうという約束ができたことはとても喜ばしいことだ。
 ところで、よく姉妹都市という言葉は聞くが、今回の友好協力都市とはどう違うのだろうか。昨年、蔚山のことを調べたことがあり、蔚山は既に40年以上も前から山口県萩市と姉妹都市になっていることは知っている。萩市の場合は、日韓の都市間で最も海上交通の距離が近いという理由から姉妹都市になったそうだが、友好協力都市と、何か重みが違うのだろうか。まぁ、名称はどうであれ、実質的な交流が進めばどうでもいいことなのだが。 


戦前、日本人町があった蔚山東部の方魚津(現在の方魚洞)

楽しみな時代劇!「必死剣鳥刺し」

2010-05-01 22:45:04 | 映画
 またまた、楽しみな時代劇がやって来る。藤沢周平モノとしては7本目になる「必死剣鳥刺し」だ。隠し剣シリーズでは、山田洋次監督の「隠し剣 鬼の爪 (2004)」、「武士の一分 (2006)」に次いで三本目となる。今回の一番の楽しみは、監督が「信さん 炭鉱町のセレナーデ」の平山秀幸監督であることだ。平山監督としては3本目の時代劇になるが、今回の作品が最も本格的な時代劇となる。それから、主人公の剣の使い手を演じるのが、「椿三十郎」以来の時代劇出演となる豊川悦司であることも興味深い。久しぶりに迫力のある殺陣が見られそうだ。
監督:平山秀幸
原作:藤沢周平
出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳