県営名古屋空港から福岡空港を結ぶジェイエアの便(1日5便)が本日から運行される事になった。
東海地方に在住していない方は、名古屋近郊の飛行場といえば中部国際空港しか思い浮かばない方もいるかも知れないが、中部国際空港が開港するまで使用されていた名古屋空港が県営名古屋空港として姿をかえ、そのまま営業しています。県営名古屋空港はコミューター航空やビジネス機など小型航空の拠点として衣替えしましたが、県営名古屋空港からは福岡便も含め国内10都市を結んでいます。県営名古屋空港のフライト情報を確認したい方はこちらでご確認下さい。
ジェイエアの福岡便の運行については、中部国際空港がクレームをつけているようだが、中部国際空港は名古屋市内の中心部から最低でも40分以上かかり、搭乗手続きなどの時間を考慮すると名古屋市内でも利便性の悪い地域が存在する。また、中部国際空港⇔福岡便の大型機の需要が伸び悩んでいるという事実も存在する。これは、JR東海がのぞみ号で名古屋⇔博多のキャンペーンを春先から展開した事も影響しているようだ(料金・時間を考慮すると飛行機・JRとも大差は無い・・・名古屋市内中心部から出発したと仮定した場合)。また、JALの中間決算発表で国内線部門が2年ぶりに赤字化したことも県営名古屋空港⇔福岡便の運行につながった要因だろう。
これらの事を考えると、県営名古屋空港から福岡便を運行するのはさほど問題ではないだろう。中部国際空港⇔福岡便を増便するためには、利便性を良くするなどのサービスが必要であろう。
僕個人としては旧名古屋空港でアルバイトをしていた縁もあり、県営名古屋空港にももう少し航空便が増えて欲しいと思っていたので、今回の福岡便は歓迎しています。福岡に行く機会があれば、県営名古屋空港を利用したいと思います。