NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

年金見込額を確認に行く

2006-11-11 22:29:14 | ブログ

 僕のブログ 「NYタイム」は、筆者が興味・関心のある事や趣味・仕事を語る場として5月に始めたが、仕事に関する事について滅多に書いた記憶が無い。今回は、初めて(?)仕事に関する事を書く。

 先日、知り合いから依頼があり、知り合い(Aさん)の年金支給見込み額と奥様(Bさん)の年金加入記録を確認した。最近は、年金見込額・年金加入記録とも58歳になると社会保険事務所からハガキによる通知があり確認できるが、年金見込額に関しては厚生年金基金から支払われる部分は含まれていない。このことは意外に知っている方が少ないので、厚生年金基金に加入している企業に勤める方に説明が必要な部分である。

 Aさんは58歳のときに社会保険事務所より年金見込額の通知が来たが、Aさんがもらえると思っていた金額よりも少なかったようだ。理由は、Aさんが勤務していた会社が厚生年金基金に加入していたためで、先ほども述べたように通知額に厚生年金基金の分は含まれていないためである(見込額が少ない理由については、Aさんに説明し理解してもらった)。しかし、年金見込額の通知が来た後、Aさんの勤務していた会社が厚生年金基金を国に代行返上したため、その分の金額が厚生年金として国から支払われる事になり、そのため年金見込額の再確認が必要となった。

 Bさんは、58歳の時に年金加入記録の通知が来たが、当時は全く気にもしていなかったらしく、60歳になって別の通知ハガキが来たときに未納期間○ヶ月と記載していたので、何故未納期間があるのかという質問が僕にあり、年金加入記録を調べる事にした。

 僕は、Aさん・Bさんから委任状をもらい、Aさん・Bさんの基礎年金番号がわかる書類(本来は年金手帳が望ましい)を借りて、社会保険事務所へ向かった。社会保険事務所では年金相談に関する書類に必要事項を記入し、順番が来るのを待ったが、僕の順番が来るまで1時間近くかかった。年金相談では、先にBさんの年金加入記録について調査してもらい、その後Aさんの年金見込額を確認した。

 Aさんの年金見込額については、60歳からの見込額と63歳からの見込額を社会保険事務所で出していただき、Aさんにはその内容について説明した。Bさんの年金加入記録については、昭和61年3月以前、サラリーマンの妻が国民年金に任意加入だった時期があり、Bさんはその一時期、国民年金保険料を納付して任意加入していたが、脱退する時に手続きを忘れたため、手続きを忘れていた期間が未納期間(結論から言えば、別に未納期間として表示する必要も無い期間)として取り扱われていた事がわかったので、その旨をBさんに説明した。

 勉強会等で年金に関する資料を見ることはあるが、仕事の依頼が無い限り、実物を見る機会はないので、今回の仕事は個人的にも勉強になる事の一つでした。依頼をいただきましたAさん・Bさんありがとうございます。