NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

ジャパンC

2006-11-23 12:16:41 | 競馬

 26日の日曜日、東京競馬場でジャパンCが行われる。

 今回のジャパンCの出走馬は外国からの参戦が2頭に留まり(馬券を買う側にとっては、馴染みの無い外国馬が少ない方が検討しやすいのでありがたい)、最終的には11頭になりそうだが、少頭数でも実力のある馬が揃い見ごたえのあるレースになりそうだ。以下は今回の予想と各馬の短評である。(レース3日前の時点で予想するが、極端な不良馬場にならない限り予想の変更は無い)。

 ◎ウィジャボード・・・今回、ディープインパクトに勝つとしたらこの馬。2度目の来日となる馬がジャパンCで好走した記憶が無いのは不安材料だが、デットーリ騎手が乗るので注目。

 ○ディープインパクト・・・個人的に応援しているので、勝って欲しいのだが、凱旋門賞3着失格で負のエネルギーが満ちているのが懸念材料。勝負事には流れというものがあるので、今回のジャパンCは負けても不思議は無いような気がする。

  ディープインパクトの凱旋門賞3着失格を見るとディープインパクトと同厩舎・同騎手だった名馬メジロマックイーンを思い出す。1991年秋のメジロマックイーンは天皇賞で2着に6馬身の大差をつけて1着に入線したものの18着に降着、これで歯車が狂い、続くジャパンCが4着、有馬記念は伏兵ダイユウサクの大駆けに屈し2着に敗れた。いかなる名馬でも、一度狂ったリズムを立て直すのは難しい。

  歴史は繰り返すとよく言われるが、メジロマックイーンのケースを単純に当てはめるとディープインパクトも4着となるが、メジロマックイーンがジャパンCで先着を許した馬は外国馬3頭で日本の馬では最先着だった、今回の外国馬でディープインパクトに勝つ可能性があるのは、◎ウィジャボードだけで、ディープインパクトが日本馬に負けないということを仮定するとディープインパクトが連を外す可能性は少ない。

 ▲ドリームパスポート・・・適条件では無かった菊花賞でも2着と力のある馬。ただ、このメンバーで1着となると難しい。相手なりには走るので、あくまでも3連複、3連単の3着づけで狙うのが妥当な線か。

 △なし 

 ×メイショウサムソン・・・実績はドリームパスポートより上だが、中山競馬場ならともかく今回のメンバーで東京競馬場で勝つというシーンは思い浮かばない。また、馬体重だけで見るとベスト体重を大きく上回っているような気がする。

  ディープインパクトがメジロマックイーンの戦歴を繰り返すとなると、メイショウサムソンは、同厩舎だった2冠馬ネオユニヴァースの戦歴を繰り返すか?ネオユニヴァースは菊花賞後に出走したジャパンCでは4着と敗れただけに、過大な期待は禁物。

 ×コスモバルク・・・日本のG1競走では、少し足りない事はこれまでの戦歴からも明らか。3着ならあるいはという所。

 注ハーツクライ・・・注の印をつけたが、今回は外します。昨年のジャパンCからの4走は確かにG1馬のレースなのだが、この4走はいずれも挑戦者の立場だったのに対し、今回はディープインパクトと並び、他馬の挑戦を受ける立場になったのが気がかり。ハーツクライは、挑戦者の立場では強いのだが、受けてたつ立場になるともろい気がする。また、ノドなり報道など状態自体に疑問を感じる。

  スウィフトカレント・・・天皇賞は2着だが、ダイワメジャーが勝つレースでレースのレベルには疑問符がつく、距離延長よりも相手強化のほうが気になる。騎手がG1競走で2着が多いので気になるが、2着になるとすればディープインパクトが勝つレースだろう。

  フサイチパンドラ・・・エリザベス女王杯で、潜在能力の高さを証明したが、それは牝馬限定のレベルでの話。同期の牡馬メイショウサムソン・ドリームパスポートとの能力を冷静に比較した場合、過大な期待は禁物。

  フリードニア・・・よくわからない外国馬、3着までに来たら仕方ないが、多分来ないでしょう。

  トーセンシャナオー・・・菊花賞の着順を見ての通り、力的にも3歳牡馬の中では3番目。上位争いは厳しそう。

  ユキノサンロイヤル・・・上がり目の無い9歳馬、着順云々よりも単勝が何倍つくかに注目している。

 馬券は、◎ウィジャボード-○ディープインパクト、○ディープインパクト-▲ドリームパスポートの馬連と、◎ウィジャボード-○ディープインパクト-▲ドリームパスポートの3連単。

 ちなみに、土曜日のジャパンCダートは難解なレースなので馬券の購入は見送り。予想は無難なところで、シーキングザダイヤの複勝(配当がつかないのがネック)。シーキングザダイヤの前に1・2頭いるはずだが、それがどの馬なのかがわからない。