11月3日、福光自然解説委員会主催の”医王山へ登ろう”の
集いに参加した。
秋色が一段と濃くなった医王山登山は、生憎、曇り空のお天気だった。
三蛇が滝
20代の頃、金沢市側の登り口”二俣”から、何度か登った山だったが、
富山県側”福光”からは今回が初めてだ。
ルートは勿論違うが、三蛇ガ滝、大沼、鳶岩、白兀山は、すべて歩いた
場所である。
一箇所だけ、”蟹の横ばい”といわれている登山道は、初めてだった。
短い区間だが、鎖が取り付けてあって、深い渓谷が足元に続いていた。
さらにびっくりしたのは、鳶岩の岩壁にも、鎖が取り付けられていたこと
だった。
数十年前は、僅かな手がかりを見つけて、這うように登った記憶がある。
ほとんど手や足をかける場所がない急峻な岩壁120mを登るには、
今は、鎖は無くてはならないものになっていた。
息を切らしながら、鎖にしがみついて登ったので、どのくらいの時間が
かかったのかわからない。多分20~30分だろう?。
聞くところによると、鎖は昭和60年頃に取り付けられたとのこと。
鎖が無ければ、今の私にはとうてい登れなかったと、鎖に感謝!!。
鳶岩頂上からの紅葉は、雨上がりで霞んでいたが、それなりに情緒が
あって素晴らしかった。
鳶岩から尾根づたいに、白兀山(標高895m)までのトレッキングは、
時折陽も射し、山々は紅葉で埋め尽くされていた。
自然解説員から木の実や、きのこ、花木などの説明を聞きながら
カサカサ鳴る落ち葉を踏みながら歩いた。
初めて知った「サルナシ」の木の実は、キウイフルーツの元祖との
ことで、さくらんぼのような小さな緑色の実は、甘くて、半分に
切ってみると、切り口はまさにキウイフルーツと同じでびっくりした。
サルナシ
サルナシの切り口
森の中で、ひときわきれいな赤い色の葉は、「ウリハダカエデ」。
瓜の縞のような幹が他のかえでとの違い。
ウリハダカエデ
野生の「ムラサキシキブ」は、私の知っているしだれたように紫の実が
つくものとは全く違っていた。しだれるのは、「コムラサキシキブ」と
いって、栽培種とのこと。
ムラサキシキブ(実が小さくてよく見えない)
そして、鳶岩のそそり立つ岩肌に、大きなスズメバチの巣があるのも、
解説員の説明で見つけることができた。
スズメバチの巣(右下白い小さいボールのように見えるもの)
解説付きの山歩きは、恐かった鳶岩の登りを忘れさせてくれ、
とっても楽しい登山となった。
集いに参加した。
秋色が一段と濃くなった医王山登山は、生憎、曇り空のお天気だった。
三蛇が滝
20代の頃、金沢市側の登り口”二俣”から、何度か登った山だったが、
富山県側”福光”からは今回が初めてだ。
ルートは勿論違うが、三蛇ガ滝、大沼、鳶岩、白兀山は、すべて歩いた
場所である。
一箇所だけ、”蟹の横ばい”といわれている登山道は、初めてだった。
短い区間だが、鎖が取り付けてあって、深い渓谷が足元に続いていた。
さらにびっくりしたのは、鳶岩の岩壁にも、鎖が取り付けられていたこと
だった。
数十年前は、僅かな手がかりを見つけて、這うように登った記憶がある。
ほとんど手や足をかける場所がない急峻な岩壁120mを登るには、
今は、鎖は無くてはならないものになっていた。
息を切らしながら、鎖にしがみついて登ったので、どのくらいの時間が
かかったのかわからない。多分20~30分だろう?。
聞くところによると、鎖は昭和60年頃に取り付けられたとのこと。
鎖が無ければ、今の私にはとうてい登れなかったと、鎖に感謝!!。
鳶岩頂上からの紅葉は、雨上がりで霞んでいたが、それなりに情緒が
あって素晴らしかった。
鳶岩から尾根づたいに、白兀山(標高895m)までのトレッキングは、
時折陽も射し、山々は紅葉で埋め尽くされていた。
自然解説員から木の実や、きのこ、花木などの説明を聞きながら
カサカサ鳴る落ち葉を踏みながら歩いた。
初めて知った「サルナシ」の木の実は、キウイフルーツの元祖との
ことで、さくらんぼのような小さな緑色の実は、甘くて、半分に
切ってみると、切り口はまさにキウイフルーツと同じでびっくりした。
サルナシ
サルナシの切り口
森の中で、ひときわきれいな赤い色の葉は、「ウリハダカエデ」。
瓜の縞のような幹が他のかえでとの違い。
ウリハダカエデ
野生の「ムラサキシキブ」は、私の知っているしだれたように紫の実が
つくものとは全く違っていた。しだれるのは、「コムラサキシキブ」と
いって、栽培種とのこと。
ムラサキシキブ(実が小さくてよく見えない)
そして、鳶岩のそそり立つ岩肌に、大きなスズメバチの巣があるのも、
解説員の説明で見つけることができた。
スズメバチの巣(右下白い小さいボールのように見えるもの)
解説付きの山歩きは、恐かった鳶岩の登りを忘れさせてくれ、
とっても楽しい登山となった。