シバ犬のチャイ/文:あおき ひろえ 絵:長谷川 義史/BL出版/2013年初版
シバ犬のチャイはキリリと男前。
「おいら、豆シバのチャイってんだ」の決め台詞がタイミングよくでてきますが、誰も、キミのこと忘れてないよと答えたくなります。
シバ犬のチャイが犬語でつぶやいています。
わるガキ兄弟がうるさくて、昼寝もできやしないよ
近所の人がよしよしするんだけど、相手をするのも楽じゃないよ
チャイが犬語でつぶやいているとは別に、絵の方ではパパが一生懸命料理をつくっています。
チャイがおとなりのマルチーズに恋をしますが・・・・
最後の一枚の絵に余韻があります。
ご夫婦で絵本をつくれるというのはいいですね。
長谷川家を舞台にしているようですが、ストーブがあり、無垢木材の床、広いリビングに耐震構造の柱がどーんと鎮座しているのが目につきました。
それにしても、長谷川さん、犬語がわかっているんですね。