どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

お話の出前

2015年01月11日 | いろいろ
 テレビを見ていたら、特養などにはいれず、寝たきりのまま一人で暮らす高齢者が映し出されていました。東京では、待機高齢者が4万人とありました。

 印象に残るのは、取材チームが帰ろうとすると、なんでもいいから話してくれないかと引き止めたこと。

 たしかに、ヘルパーさんをのぞけば、ほとんど一人ぼっちで、話す相手もいないとなると、こうした気持ちは痛いほどわかるようなきがします。

 テレビをみながら、語る場所は、実はあちこちにあり、一人を対象にした出前も今後ありかなと感じました。

 ところで、新年早々聞いたいい話。

 離れている友人と京都旅行にいって、神社や鴨川べりで、即興のお話をしたそうです。

 ここいいわねといった感じで、次々にお話をはじめたそうですが、観光地ですから、友人だけではなく、観光客の方も耳を傾けたようです。
 なんだかほほえましい光景が目に浮かぶようでした。