どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

とんだとんだ

2017年04月10日 | 絵本(自然)


   とんだ とんだ/いまもり みつひこ・きりえ・ぶん/福音館書店/2015年初版

 

 切り絵で蝶を描いているのですが、市販の色画用紙をハサミ一本で切り抜き、それを重ね合わせているとありました。

 見慣れないなと思っていたら、でてくる蝶の名前はほとんど知りませんでした。

 オナガタイマイ、ツマベニチョウ、メネラウスモルファ、クロマダラソテツシジミなどなど。

 おもわず、タテハモドキを図鑑とてらしあわせました。目玉が四つのぞいているような特徴のある蝶ですが、この絵本のほうがわかりやすいようでした。

 蝶の造形の見事なこと。鮮やかな色の秘密は何なのでしょう。蝶に魅かれる人が多いというのもうなずけます。