どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ごろりん たまねぎ

2019年07月18日 | 絵本(自然)

    ごろりんたまねぎ/作・絵 いわさ ゆうこ/童心社/2018年

 

 昨年さんざんだった我が家のたまねぎも、今年はまあまあのでき。四か月ぐらいは買わなくてもすみそうです。

 台所にかかせないたまねぎの生育や特徴、種類などが、丹念に描かれています。写真を利用するのもありますが、手書きの方がリアルというのも不思議です。

 「たまねぎは ぷくんと たまが できるよね」

 「はたけに いっぱい つんつく はっぱ つちの うえには ぽっこり たまねぎ ならんで すわっている」

 「ごろりん たまねぎ ぶらさがり かぜに ふかれて いいきもち」

 詩の表現もやさしい。

 身近な野菜のことを知ることが食育の第一歩でしょうか。


よいしょ よいしょ

2019年07月18日 | 紙芝居

         よいしょよいしょ/脚本・絵 まつい のりこ/童心社/2008年

 

 かわいらしいタコがひっぱっているのは、くつ。それも八つ。タコの足が八本と連想できれば、すぐに紙芝居の中へはいっていけそうです。

 うまがひっぱっているのはにんじんですが、二枚並べないとよくわかりません。紙芝居で二枚ならべるのは、工夫が必要です。

 こびと、ぞうがひっぱっているのは?

 えんじかたによっていろいろ応用できるつくりになって、おわりのほうででてくるものは、おひさま、ケーキ、サンタ、機関車、こびと、まほうつかいとありますから、季節に応じた利用もできます。

 こどもたちと一緒に”よいしょ””よいしょ”と声をかけながら、次になにがでてくるか想像するのも楽しそうです。

 会話しながらすすめられるのも紙芝居のよさです。