どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ふしぎなナンターラ

2019年07月08日 | 絵本(外国)

   ふしぎなナンターラ/イルソン・ナ:作・絵 小島季里・訳/光村教育図書/2009年

 

 表紙が印象的で、梅雨のこの時期にどうかなと思って借りてきました。

 ある日、ぞうさんは、ふしぎなものをみつけました。それも恐竜の頭の上です。

 みたこともないものを、ぞうさんはナンターラと呼ぶことぶことにしました。

 さるやひつじ、うさぎさんに、聞いてまわりますが、みんなしりません。

 そらをとべるかも。むりそう・・。

 海に浮かぶかもしれない・・。

 なかにかくれるのもむり・・。

 そのときおおつぶの雨がふってきました。そのとき、ふしぎなものが役にたちました。

 ナンターラは傘とみんな知っていますから、楽しんでみていけそうです。

 とてもカラフルな傘が見開きにあって、これをみているだけでも楽めます。


パズルでめぐる世界の旅

2019年07月08日 | 絵本(外国)

 

    パズルでめぐる世界の旅/アレクサンドラ・アーテイモウスカ:作・絵 森ゆみ・訳/エックスナレッジ/2018年

 

 大型絵本ですが、ひとまわり大きく厚いつくり。

 世界の旅とあるので世界の国が出てくるかと思ったら、まったく違っていました。

 ランタンが百個以上かかれ、そのなかからろうそくのはいったランタンを一つみつける、百個以上ある気球船から、椅子をはこんでいないものをみつける、睡蓮のおかしな花をみつける、かとおもえば細かく入り組んだ桟橋の下からアヒルをみつけるなど、80個の問題がまっています。

 幾何学模様がこれでもかこれでもかと続き、とにかく探すのが大変。はじめはひとつひとつさがしていましたが、途中で断念。子どもの方が得意かも。何日かかけて根気よく探す楽しみもありそうです。

 最後は全部の問題を解いてから開いたほうがよさそうです。

 印刷は中国。中国で印刷されているのをみるのは はじめて。考えてみれば不思議はないのですが・・・。