どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ふたごのどんぐり

2016年03月29日 | 絵本(自然)
ふたごのどんぐり  

      ふたごのどんぐり/作:上野 与志 絵:いしい つとむ/文研出版/2014年初版

 

 かしの木の命の循環。

 ふたごの”ドン”と”グリ”。
 「ぼく ずうっと、かあさんといっしょがいい」
 でもおかあさんはきっぱり。
 「おまえたちは、わたしから はなれて、りっぱな かしの木に なるのです。それが わたしたち かしの木の いきかたなの。」

 りすに食べられそうになり、からすにくわえられ、とんびにおわれたからすが、くちをあけたとたん、どんぐりは地面の上に。
 落葉にだかれ、目をさますと・・・・。

 クヌギのどんぐりを植えておいたら、3年もすると1mをこえる大きさになりました。
 木の実をいろいろうえてみましたが、どんぐりの成長は目をみはるものがあります。
 柿はことわざどおり、7年かかりました。
 ビワは7年たっても実はなりません。

 自然はうまくできていて、命をリレーするためさまざまな苦労があります。

 やわらかなタッチの絵が優しい感じです。          


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