どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

なきむし

2024年12月29日 | 絵本(日本)

 

   なきむし/みやにし たつや/ポプラ社/2024年

 

 いつもといっしょに遊びたがる妹。

 ぼくが ともだちのたかしくんのいえに あそびにいこうとしたら 妹が「わたしも つれてって」

 ぼくが かいじゅうの おもちゃで あそんでいたら 妹が、「ままごとしよう」

 あめふりのひ、あたらしい 傘を 買ってもらったら 妹が、「おおきくて いいなあ かえて」

 ぼくが なわとびをしていたら 妹が、「なわとびかして」

 ぼくが 「だめ!」って いったら 妹は、「う、う、う、ううう・・・」

 うわーーん うわーーん

 結局は、妹のいうとおりの お兄ちゃん。

 

 それだけ頼りにされている頼もしいお兄さんです。

 なわとびでころんで、ぼくが うわーん うわーん とないていたら、妹が あたまをやさしく なでてくれて、「よしよし いたいの いたいの とんでけ-!」って、やってくれたよ!

 

 たったふたり。なかよしが いちばん。


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