ぼくのねこはどこ?/ヘンリー・コール/岩崎書店/2017年
訳者のかたのお名前がありません。それもそのはず、最初から最後まで文字が一切ありません。
ねこがいつの間にか外へいってしまいます。
小さな男の子が、ねこをさがしに街へ。男の子、まよいねこの張り紙を、電柱、バス停などあちこちはります。
街の風景は線画で、ところどころの空が青ですが、それ以外は色がありません。最近の絵本ですが、めずらしい。
街を俯瞰したり、建物の高さのそろった街並み、観光船がとおる川、公園、市場、博物館、壮大なアーチ式の柱が特長の駅が丁寧に描かれています。
男の子がしょんぼり家に帰ると、まどには、ねこが・・。
各ページに、さがしているねこがいますが、さがすのはちょっと大変。子ども方がすぐにみつけるかもしれません。