Mars&Jupiter

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ブリッジの幻想的スケルツォを聴きながら、二俣川から西谷まで歩く

2007-11-05 07:34:56 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は、二俣川から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、1879年生まれのフランク・ブリッジの曲。
ブライトンで生まれた彼は、王立音楽大学に入学し、
師スタンフォードなどの下でヴァイオリンと作曲を学んだ。
その後は指揮者やヴィオラ奏者として活躍したようだ。
一般的にはブリテンの師として知られている。
彼が残した弦楽のための小品の多くは、
弦楽四重奏曲として作曲されたものだが、
現在は弦楽オーケストラの作品として聴くことが多いようだ。

ワルツ-間奏曲、幻想的スケルツォの2つの小品もこの例にあたり、
編曲・校訂はパウル・ヒンドマーシュが行っている。
「ワルツ-間奏曲」ホ短調は、1902年8月22日に作曲された。
そのロマンティックなワルツは、ロシア風でもあり、
なんとなくだが、グズラノフを想起させたりもする。
あるところでは北欧的な感じも受ける曲である。

幻想的スケルツォは、1901年7月8日に作曲されている。
これは王立音楽学校の学生自治会(Student’ Union)での
演奏会用に作曲された小品で、CDの英文の解説によると
トリオの部分の最後に「くしゃみ」を含む音楽的なジョークが
あるとのことだ。一体どういうことか分からないが、
最初に登場する主題は、とても印象的で、一回聴いたら忘れない。
主題は、何度も繰り返され、様々な形に展開される。
爽快感たっぷりで聴き手を飽きさせない趣向に凝った小品である。
コメント
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