Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エドゥヴァルト・グリーグの演奏会用序曲「秋に」作品11を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-08-19 05:48:41 | エドヴァルド・グリーグの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中、雷の音が聞こえたので一雨来るかと思い、
どこにも寄らず、家に戻ったのだが、結局雷雨はなかった。
途中聴いたのは1843年生まれのグリーグの作品である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
暑い夏が続いているところで今日は気分を変えて、
1866年に作曲された演奏会用序曲「秋に」作品11を聴いてみた。
聴いたCDはサー・トマス・ビチャーム指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
曲は嵐の到来・雷鳴を感じさせるような荒々しいアンダンテの序奏から始まる。
続いて民謡風の旋律が、オーボエやフルートなどにより繰り返される。
そのあとはアレグロによるソナタ形式の部分に入る。
歌曲「秋の嵐」から旋律の素材は採られているようである。
華やかな曲で、ワーグナーからの影響を感じさせるが、
旋律は北欧的であり、グリーグの音楽らしい魅力がある。
秋の嵐を感じさせるような激しい部分と、叙情的な旋律、
そして秋の祭りを感じさせる明るい舞曲風の旋律が流れていく。
秋の到来を感じさせるような音楽は、最後打楽器と金管楽器中心に、
華やかに、そして堂々とした感じで終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする