昨日はウォーキングを休みました。
夕方は桜木町にあるビストロ・ナチュールに行って食事。
ワインのセレクトもなかなかいいし、料理もおいしい。
昨日聴いたのは1775年生まれのクルーセルの作品である。
フィンランドのウーシカウプンキ(スウェーデン語でニースタード)で、
製本業者の父のもと生まれた彼は、ベートーヴェンと同時代の作曲家であり、
クラリネット奏者としても活躍した人物である。
12歳の頃に軍楽隊に入り、その後ストックホルムに移り、
王立宮廷楽団の首席クラリネット奏者として活動した。
その後ベルリンに移り、フランツ・トイシュにクラリネットを師事し、
ベルリンやハンブルクで演奏活動を行ったが、1803年にはパリに行って、
ルフェーブルにクラリネットを、ゴセックなどに作曲を学んだようである。
1818年から1837年の間には毎年夏に宮廷で軍楽隊を指揮し、
クラリネット奏者として活躍する一方、作曲活動も行ったようだ。
クラリネット四重奏曲第2番ハ短調作品4は1823年頃に出版された。
聴いたCDはヘンク・デ・グラーフのクラリネット、
ダニエル弦楽四重奏団の演奏によるものである。
第一楽章アレグロ・モルト・アジタートは、
短い序奏のあとクラリネットによる哀愁漂う第一主題と
対照的な牧歌風で優雅な感じの第二主題が奏される。
提示部が繰り返され、短い展開部に入り、
第一主題中心に展開され、再現部を経て、最後は静かに終わる。
ベートーヴェンと同時代の作曲家であることがしみじみわかる。
第二楽章メヌエットは、舞踏風であるが、短調のためか哀愁漂う。
中間部のトリオはクラリネットが活躍し牧歌風でいい。
そして再び最初の哀愁漂うメヌエット主題が奏されて終わる。
第三楽章パストラーレ、ウン・ポコ・アレグレットは、
のどかな感じの旋律がクラリネットによって奏される。
クラリネットの演奏技法が発揮され、のびのびとした感じだ。
第四楽章ロンド、アレグロは、軽快で叙情的な旋律が奏され、
ここでもクラリネットが活躍し、なかなかの曲である。
さすが、クラリネット奏者だけあって、その扱いが素晴らしい。
モーツアルトのような優雅さもあり、最後は堂々と終わる。
夕方は桜木町にあるビストロ・ナチュールに行って食事。
ワインのセレクトもなかなかいいし、料理もおいしい。
昨日聴いたのは1775年生まれのクルーセルの作品である。
フィンランドのウーシカウプンキ(スウェーデン語でニースタード)で、
製本業者の父のもと生まれた彼は、ベートーヴェンと同時代の作曲家であり、
クラリネット奏者としても活躍した人物である。
12歳の頃に軍楽隊に入り、その後ストックホルムに移り、
王立宮廷楽団の首席クラリネット奏者として活動した。
その後ベルリンに移り、フランツ・トイシュにクラリネットを師事し、
ベルリンやハンブルクで演奏活動を行ったが、1803年にはパリに行って、
ルフェーブルにクラリネットを、ゴセックなどに作曲を学んだようである。
1818年から1837年の間には毎年夏に宮廷で軍楽隊を指揮し、
クラリネット奏者として活躍する一方、作曲活動も行ったようだ。
クラリネット四重奏曲第2番ハ短調作品4は1823年頃に出版された。
聴いたCDはヘンク・デ・グラーフのクラリネット、
ダニエル弦楽四重奏団の演奏によるものである。
第一楽章アレグロ・モルト・アジタートは、
短い序奏のあとクラリネットによる哀愁漂う第一主題と
対照的な牧歌風で優雅な感じの第二主題が奏される。
提示部が繰り返され、短い展開部に入り、
第一主題中心に展開され、再現部を経て、最後は静かに終わる。
ベートーヴェンと同時代の作曲家であることがしみじみわかる。
第二楽章メヌエットは、舞踏風であるが、短調のためか哀愁漂う。
中間部のトリオはクラリネットが活躍し牧歌風でいい。
そして再び最初の哀愁漂うメヌエット主題が奏されて終わる。
第三楽章パストラーレ、ウン・ポコ・アレグレットは、
のどかな感じの旋律がクラリネットによって奏される。
クラリネットの演奏技法が発揮され、のびのびとした感じだ。
第四楽章ロンド、アレグロは、軽快で叙情的な旋律が奏され、
ここでもクラリネットが活躍し、なかなかの曲である。
さすが、クラリネット奏者だけあって、その扱いが素晴らしい。
モーツアルトのような優雅さもあり、最後は堂々と終わる。