昨日は岡山県の高梁市に行き、備中松山城を見に行きました。
鞴(ふいご)峠から備中松山城まで歩くこと20分ほどを往復したが、
急坂であり、当日の暑さもあって少し辛かったが、
標高430mの頂上に築かれた備中松山城の景観はなかなかである。
しかし、よくまあこんな高いところに城を建てようと考えたものである。
天守の中を見学したが、中はこじんまりとしている。
帰りは定番ではあるようだが、頼久寺の庭園も見学した。
今回取り上げる曲は、1887年生まれのアッテルベリの作品である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第3番ニ長調「西海岸の風景」作品10は、イェーテボリ近郊の小島、
スカフテランデットのストケヴィクという小さな町で、
1914年から1916年にかけて大体の部分を作曲したようである。
聴いたCDはアリ・ライシンネン指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章レント「太陽の霧」は、太陽が昇る様子をホルンが、
立ち上っていく海岸の蒸気を弦楽器がゆらめくように表現している。
それはやがて、金管楽器や打楽器が加わりいったん力強く盛り上がる。
そのあとは、静まり穏やかな音楽になり、最初の音楽が繰り返される。
描写的でありながら、とてもロマンティックな音楽は、
やがて盛り上がりを見せ、クライマックスを築くが、
最後は最初の音楽が繰り返され、静かに終わる。
第二楽章コン・フォコ「嵐」は、激しく荒々しい嵐の様子が、
全合奏で描写され、金管楽器と打楽器が活躍する。
一方で弦楽器により叙情的で穏やかな感じの旋律が奏でられる。
そのあとは叩きつける雨風を描写するような最初の激しい音楽になり、
再び弦楽器による穏やかな曲のあとで、雷鳴を感じさせる音楽になる。
この勇ましさをも感じさせる主題は、なかなかいい。
ハープが響き、最後は穏やかな弦楽器のみの音楽となって静かに終わる。
第三楽章モルト・ヴィヴァーチェ「夏の夜」は、
夜を感じさせるように、ゆったりとしたテンポで弦楽器が旋律を奏で、
それに管楽器が絡んでいき、曲は進行していく。
情熱的に盛り上がるところもあれば、オーボエが叙情的に旋律を奏で、
弦楽器もそれに応えながら、北欧らしい音楽を展開していく。
途中から弦楽器を中心に速いテンポでアンサンブルを続け、
やがて金管楽器が加わり、情熱的な音楽を奏でていく。
繰り返す弦楽器の音型の上に、金管楽器が歌うように旋律を奏で、
後半は雄大な北欧の自然を感じさせるような音楽となっていく。
その音楽がやがて盛り上がりをみせ、クライマックスを築いたあと、
最後はハープも加わり、幻想的な感じの中、消え入るように静かに終わる。
鞴(ふいご)峠から備中松山城まで歩くこと20分ほどを往復したが、
急坂であり、当日の暑さもあって少し辛かったが、
標高430mの頂上に築かれた備中松山城の景観はなかなかである。
しかし、よくまあこんな高いところに城を建てようと考えたものである。
天守の中を見学したが、中はこじんまりとしている。
帰りは定番ではあるようだが、頼久寺の庭園も見学した。
今回取り上げる曲は、1887年生まれのアッテルベリの作品である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第3番ニ長調「西海岸の風景」作品10は、イェーテボリ近郊の小島、
スカフテランデットのストケヴィクという小さな町で、
1914年から1916年にかけて大体の部分を作曲したようである。
聴いたCDはアリ・ライシンネン指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章レント「太陽の霧」は、太陽が昇る様子をホルンが、
立ち上っていく海岸の蒸気を弦楽器がゆらめくように表現している。
それはやがて、金管楽器や打楽器が加わりいったん力強く盛り上がる。
そのあとは、静まり穏やかな音楽になり、最初の音楽が繰り返される。
描写的でありながら、とてもロマンティックな音楽は、
やがて盛り上がりを見せ、クライマックスを築くが、
最後は最初の音楽が繰り返され、静かに終わる。
第二楽章コン・フォコ「嵐」は、激しく荒々しい嵐の様子が、
全合奏で描写され、金管楽器と打楽器が活躍する。
一方で弦楽器により叙情的で穏やかな感じの旋律が奏でられる。
そのあとは叩きつける雨風を描写するような最初の激しい音楽になり、
再び弦楽器による穏やかな曲のあとで、雷鳴を感じさせる音楽になる。
この勇ましさをも感じさせる主題は、なかなかいい。
ハープが響き、最後は穏やかな弦楽器のみの音楽となって静かに終わる。
第三楽章モルト・ヴィヴァーチェ「夏の夜」は、
夜を感じさせるように、ゆったりとしたテンポで弦楽器が旋律を奏で、
それに管楽器が絡んでいき、曲は進行していく。
情熱的に盛り上がるところもあれば、オーボエが叙情的に旋律を奏で、
弦楽器もそれに応えながら、北欧らしい音楽を展開していく。
途中から弦楽器を中心に速いテンポでアンサンブルを続け、
やがて金管楽器が加わり、情熱的な音楽を奏でていく。
繰り返す弦楽器の音型の上に、金管楽器が歌うように旋律を奏で、
後半は雄大な北欧の自然を感じさせるような音楽となっていく。
その音楽がやがて盛り上がりをみせ、クライマックスを築いたあと、
最後はハープも加わり、幻想的な感じの中、消え入るように静かに終わる。