昨日はウォーキングを休みました。
そろそろラテンアメリカ編も次回くらいで終わりにしたい。
今回取り上げるのは1880年生まれのギジェルモ・ウリベ・オルギンの作品。
彼はコロンビアの首都ボゴタに生まれ、国立音楽学校に入学し、
ヴァイオリンをリカルド・フィグロアに師事し、
作曲をサントス・シフエンテスなどに師事したようだ。
その後1903年から1905年の間ニューヨークに滞在し、
1907年にはコロンビア政府の奨学金を受けてパリに渡り、
スコラ・カントルムに入学し、作曲をダンディに師事している。
帰国後はボゴタの国立音楽院の学長に就任した。
作品には膨大な曲数のピアノ曲や11の交響曲などがある。
「3つの踊り」は1926年に3手のピアノのために作曲されたものを、
1940年管弦楽版に編曲されたようだ。
演奏はガブリエル・カスターニャ指揮、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1曲ホローポ(アレグレット)のホローポとはコロンビアや、
ベネズエラなどにみられるワルツのリズムに似たアフリカや、
ヨーロッパの影響を受けたダンス音楽のようである。
短い序奏のあとに現れる旋律は牧歌風であり、
リズミカルで、CDの解説にもあるように一部アンダルシア風でもある。
第2曲パシージョ(アンダンテ-ピュ・モッソ-もとのテンポで)の、
パシージョはコロンビアやエクアドルにみられる民俗舞踊で、
「小さなステップ」というのが語源となっているらしい。
弦楽器により優しく示される旋律は叙情的で、
対照的な別の軽快な旋律が木管楽器に現れる。
この二つの旋律を中心に進行する曲で、最後は静かに終わる。
第3曲バンブーコ(ヴィーヴォ)のバンブーコは、
ワルツやポルスカの3拍子系のリズムに似た
コロンビア南部にみられる民俗舞踊のようだ。
軽快でリズミカルに現れる旋律を中心に展開されていく。
ヒナステラを思わせるような強烈なリズムを感じさせながら終わる。
そろそろラテンアメリカ編も次回くらいで終わりにしたい。
今回取り上げるのは1880年生まれのギジェルモ・ウリベ・オルギンの作品。
彼はコロンビアの首都ボゴタに生まれ、国立音楽学校に入学し、
ヴァイオリンをリカルド・フィグロアに師事し、
作曲をサントス・シフエンテスなどに師事したようだ。
その後1903年から1905年の間ニューヨークに滞在し、
1907年にはコロンビア政府の奨学金を受けてパリに渡り、
スコラ・カントルムに入学し、作曲をダンディに師事している。
帰国後はボゴタの国立音楽院の学長に就任した。
作品には膨大な曲数のピアノ曲や11の交響曲などがある。
「3つの踊り」は1926年に3手のピアノのために作曲されたものを、
1940年管弦楽版に編曲されたようだ。
演奏はガブリエル・カスターニャ指揮、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第1曲ホローポ(アレグレット)のホローポとはコロンビアや、
ベネズエラなどにみられるワルツのリズムに似たアフリカや、
ヨーロッパの影響を受けたダンス音楽のようである。
短い序奏のあとに現れる旋律は牧歌風であり、
リズミカルで、CDの解説にもあるように一部アンダルシア風でもある。
第2曲パシージョ(アンダンテ-ピュ・モッソ-もとのテンポで)の、
パシージョはコロンビアやエクアドルにみられる民俗舞踊で、
「小さなステップ」というのが語源となっているらしい。
弦楽器により優しく示される旋律は叙情的で、
対照的な別の軽快な旋律が木管楽器に現れる。
この二つの旋律を中心に進行する曲で、最後は静かに終わる。
第3曲バンブーコ(ヴィーヴォ)のバンブーコは、
ワルツやポルスカの3拍子系のリズムに似た
コロンビア南部にみられる民俗舞踊のようだ。
軽快でリズミカルに現れる旋律を中心に展開されていく。
ヒナステラを思わせるような強烈なリズムを感じさせながら終わる。