昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1900年生まれのアラン・ブッシュの作品。
ロンドンで生まれた彼は、王立音楽アカデミーで学び、
ベルリンにも留学し、音楽学と哲学を学んだようである。
その後、ジョン・アイアランドに作曲を師事した。
のち王立音楽アカデミーでも教えたようである。
交響曲第1番ハ長調作品21は、1939年から1940年にかけて作曲された。
初演は1942年7月24日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、
作曲者自身の指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によって行われた。
今回聴いたCDの演奏はダグラス・ボストック指揮、
王立ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック交響楽団による。
最初はプロローグ(グラーヴェ)で弦楽のみでゆったりと始まる。
やがて木管楽器と金管楽器が絡んでいき、重々しさは続く。
作曲された年代を考えると当時の不安な状況が反映している感じがする。
やがて弦楽器中心に盛り上がりをみせ、木管楽器がそれをつなぎ、
ハープが入ってホルンが鳴り響き、不安さを残したまま第1楽章に入る。
第1楽章アレグロ・モルトは、緊張に満ちた主題が金管楽器を中心に、
荒々しくリズミカルに奏されて始まるが、不安と緊張に満ちた楽章である。
木管楽器と金管楽器による荒涼とした感じの部分と、
弦楽器による重々しい部分が交互に現れたあと、
やがてその主題をもとに軽快に展開されていく。
最後は主題をもとにしながら打楽器と金管楽器中心に盛り上がって力強く終わる。
第2楽章レント・モルト-ラルゴは、低弦により重々しく始まり、
ホルンや独奏ヴァイオリンがそれに応えるようにして絡んでいく。
弦楽器がシリアスな感じの旋律を奏でていき、
奥行き感を与えるホルンがそれに絡んでいく。
徐々に盛り上がりをみせたあと、独奏ヴァイオリンが入り、
トランペットがリズミックな音型を奏でて応えていく。
その後は独奏ヴァイオリンとチェロとヴィオラが活躍し、
木管楽器と絡みながら進み、ハープも加わり、
最後は激しく荒々しいリズムを打楽器と金管楽器で奏でて終わる。
第3楽章アレグロ・モデラート・エ・デシーソは、
フンファーレ風に金管楽器が奏でて堂々とした感じで始まる。
小太鼓と金管楽器が鳴り響く部分はショスタコーヴィチ風でもある。
行進曲風に進行しながら、徐々に盛り上がり、最後は力強く終わる。
途中聴いたのは1900年生まれのアラン・ブッシュの作品。
ロンドンで生まれた彼は、王立音楽アカデミーで学び、
ベルリンにも留学し、音楽学と哲学を学んだようである。
その後、ジョン・アイアランドに作曲を師事した。
のち王立音楽アカデミーでも教えたようである。
交響曲第1番ハ長調作品21は、1939年から1940年にかけて作曲された。
初演は1942年7月24日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、
作曲者自身の指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によって行われた。
今回聴いたCDの演奏はダグラス・ボストック指揮、
王立ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック交響楽団による。
最初はプロローグ(グラーヴェ)で弦楽のみでゆったりと始まる。
やがて木管楽器と金管楽器が絡んでいき、重々しさは続く。
作曲された年代を考えると当時の不安な状況が反映している感じがする。
やがて弦楽器中心に盛り上がりをみせ、木管楽器がそれをつなぎ、
ハープが入ってホルンが鳴り響き、不安さを残したまま第1楽章に入る。
第1楽章アレグロ・モルトは、緊張に満ちた主題が金管楽器を中心に、
荒々しくリズミカルに奏されて始まるが、不安と緊張に満ちた楽章である。
木管楽器と金管楽器による荒涼とした感じの部分と、
弦楽器による重々しい部分が交互に現れたあと、
やがてその主題をもとに軽快に展開されていく。
最後は主題をもとにしながら打楽器と金管楽器中心に盛り上がって力強く終わる。
第2楽章レント・モルト-ラルゴは、低弦により重々しく始まり、
ホルンや独奏ヴァイオリンがそれに応えるようにして絡んでいく。
弦楽器がシリアスな感じの旋律を奏でていき、
奥行き感を与えるホルンがそれに絡んでいく。
徐々に盛り上がりをみせたあと、独奏ヴァイオリンが入り、
トランペットがリズミックな音型を奏でて応えていく。
その後は独奏ヴァイオリンとチェロとヴィオラが活躍し、
木管楽器と絡みながら進み、ハープも加わり、
最後は激しく荒々しいリズムを打楽器と金管楽器で奏でて終わる。
第3楽章アレグロ・モデラート・エ・デシーソは、
フンファーレ風に金管楽器が奏でて堂々とした感じで始まる。
小太鼓と金管楽器が鳴り響く部分はショスタコーヴィチ風でもある。
行進曲風に進行しながら、徐々に盛り上がり、最後は力強く終わる。