一昨日はウォーキングを休み、
昨日は二俣川と三ツ境駅の間を往復しました。
途中聴いたのは1921年生まれのシンプソンの作品。
交響曲第5番は1972年に作曲され、ロンドン交響楽団に献呈された。
初演は1973年3月3日アンドリュー・デイヴィス指揮で、
ロンドン交響楽団の演奏により行われた。
今回聴いたCDはヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものである。
作品は5つの部分から構成されている。
第1部アレグロは、弦楽器により静かに始まる。
それは宇宙空間を感じさせるようでもあり、
木管楽器などが絡んでいくのだが、
突然大音響で管弦楽が鳴り響き、その沈黙は破られる。
金管楽器と打楽器が活躍し、盛り上がった後、
静まったかと思うと、再び荒々しい大音響となる。
ところどころではニールセンの音楽を思わせるところがある。
めまぐるしく変化をし、繰り返される音型が印象的である。
弦楽器の伸ばす音に、金管楽器や打楽器が絡みながら、
最後は静まった音になり、第2部にそのまま続く。
第2部シャコンヌⅠ(コモド・エ・トランクィロ)は、
弦楽器の伸ばした音や揺れる音に、フルートなど木管楽器が絡んで、
シャコンヌ風で室内楽的な音楽が展開され、幻想的な音楽である。
この音楽もニールセン風で、最後は静かに終わり、次の第三部に続く。
第3部スケルツィーノ(モルト・ヴィヴァーチェ)は、
小太鼓のたたくリズムから始まり、軽快に曲は進行していく。
同じ音型をオスティナート風に繰り返しながら、
徐々に金管楽器中心に盛り上がっていく。
そのあと静まっていき、第4部に続く。
第4部シャコンヌⅡ(アダージョ)は、
チェロとバスーンによるユニゾンで旋律が奏でられた後、
弦楽器の刻むリズムの上で、弦楽器が旋律を奏でていき、
木管楽器も加わりながら、ゆったりと旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器がそれに時々変化を与えていく。
弦楽器と木管楽器により音型が繰り返され、
徐々に盛り上がる中、次の第5部に切れ目なく。
第5部フィナーレ(モルト・アレグロ・エ・コン・フォーコ)は、
打楽器と金管楽器が活躍し、荒々しい部分をみせ、
第一部のモティーフが現れながら、
弦楽器と木管楽器による部分と対照的な感じをみせていく。
静と動が繰り返され、金管楽器が鳴り響き同じ音型が繰り返され、
弦楽器の揺れるような音はニールセンの世界を感じさせる。
そうはいえ、第5部は盛り上がりの部分と静かな部分が繰り返され、
どこで終わるのかがわからない面白い音楽なのである。
金管楽器と打楽器により力強く終わったかと思うと、
弦楽器のみの静かな部分となり、また金管楽器が鳴り響いたかと思うと、
静かな部分が現れ、これが繰り返されながら、
弦楽器が長い音を伸ばして最後は静かに終わる。
昨日は二俣川と三ツ境駅の間を往復しました。
途中聴いたのは1921年生まれのシンプソンの作品。
交響曲第5番は1972年に作曲され、ロンドン交響楽団に献呈された。
初演は1973年3月3日アンドリュー・デイヴィス指揮で、
ロンドン交響楽団の演奏により行われた。
今回聴いたCDはヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものである。
作品は5つの部分から構成されている。
第1部アレグロは、弦楽器により静かに始まる。
それは宇宙空間を感じさせるようでもあり、
木管楽器などが絡んでいくのだが、
突然大音響で管弦楽が鳴り響き、その沈黙は破られる。
金管楽器と打楽器が活躍し、盛り上がった後、
静まったかと思うと、再び荒々しい大音響となる。
ところどころではニールセンの音楽を思わせるところがある。
めまぐるしく変化をし、繰り返される音型が印象的である。
弦楽器の伸ばす音に、金管楽器や打楽器が絡みながら、
最後は静まった音になり、第2部にそのまま続く。
第2部シャコンヌⅠ(コモド・エ・トランクィロ)は、
弦楽器の伸ばした音や揺れる音に、フルートなど木管楽器が絡んで、
シャコンヌ風で室内楽的な音楽が展開され、幻想的な音楽である。
この音楽もニールセン風で、最後は静かに終わり、次の第三部に続く。
第3部スケルツィーノ(モルト・ヴィヴァーチェ)は、
小太鼓のたたくリズムから始まり、軽快に曲は進行していく。
同じ音型をオスティナート風に繰り返しながら、
徐々に金管楽器中心に盛り上がっていく。
そのあと静まっていき、第4部に続く。
第4部シャコンヌⅡ(アダージョ)は、
チェロとバスーンによるユニゾンで旋律が奏でられた後、
弦楽器の刻むリズムの上で、弦楽器が旋律を奏でていき、
木管楽器も加わりながら、ゆったりと旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器がそれに時々変化を与えていく。
弦楽器と木管楽器により音型が繰り返され、
徐々に盛り上がる中、次の第5部に切れ目なく。
第5部フィナーレ(モルト・アレグロ・エ・コン・フォーコ)は、
打楽器と金管楽器が活躍し、荒々しい部分をみせ、
第一部のモティーフが現れながら、
弦楽器と木管楽器による部分と対照的な感じをみせていく。
静と動が繰り返され、金管楽器が鳴り響き同じ音型が繰り返され、
弦楽器の揺れるような音はニールセンの世界を感じさせる。
そうはいえ、第5部は盛り上がりの部分と静かな部分が繰り返され、
どこで終わるのかがわからない面白い音楽なのである。
金管楽器と打楽器により力強く終わったかと思うと、
弦楽器のみの静かな部分となり、また金管楽器が鳴り響いたかと思うと、
静かな部分が現れ、これが繰り返されながら、
弦楽器が長い音を伸ばして最後は静かに終わる。