Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

クーベリックのルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調作品67「運命」を聴く

2012-12-30 10:19:03 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは交響曲第5番ハ短調作品67「運命」。
1805年から1808年にかけて作曲されたこの作品を
ラファエル・クーベリック指揮、
バイエルン放送交響楽団の演奏で聴いた。
クーベリックはベートーヴェンの交響曲全集を
様々な楽団を指揮して1971年から1975年にかけて録音している。
交響曲第5番はボストン交響楽団と1973年録音している。
今回聴いたのは、1969年録音されたライブ盤で、
ミュンヘンのドイツ博物館で行われたものである。
今回も曲の解説ではなく、CDを聴いた感想を述べたい。

第一楽章は、オーソドックスな力強い演奏である。
提示部はもちろんのこと展開部も自然な流れで進行し、
各楽器の音も明瞭に聴こえ、オーボエのソロの部分がいい。
最後のコーダの部分も迫力あって、力強く終わる。
第二楽章も力強く盛り上がる部分が随所にみられるが、
ここは木管楽器の音色を楽しみたいところである。
説得力のある演奏で、最後も堂々とした感じで終わる。
第三楽章は、弦楽器と金管楽器・打楽器の響きのバランスがいい。
低弦の軽快な動きも心地よく、リズムに乗っていていい。
次の楽章に切れ目なく続き、第四楽章の力強い主題が現れるが、
このあたりの演奏も躍動感あふれている。
主題の提示部はここでは繰り返されずに展開部に入る。
コーダを経て最後は金管楽器とティンパニが鳴り響き、力強く終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする