peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ホウセンカ(鳳仙花)

2005年09月13日 | Weblog
ホウセンカ(鳳仙花)ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 Impatiens balsamina

中国南部からインドを原産地とする1年草だが、はじけとばされた種子で毎年同じところに芽生えるようである。江戸時代に渡来したと言うが、今では花壇や庭にふつうに植えられている。

 みずみずしい茎は太くて、鋸歯のある長めの葉を密に互生する。夏には高さ50cmほどに育ち、葉のつけ根に直径4cmぐらいの左右対称の5弁花を2~3個つける。

 花の色は桃、赤、紫、白色など。八重咲きや茎の先に上向きに咲く品種もあるという。

 赤い花の汁で爪を染める遊びがあり、「ツマベニ」などとも呼ばれるそうです。
(韓国の歌「鳳仙花」には、この遊びが詠われています。)

 花は、「ツリフネソウ科ツリフネソウ属」の「ツリフネソウ」に良く似ています。