peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ミズギク(水菊)

2005年09月17日 | Weblog
ミズギク(水菊)キク科 オグルマ属 Inula ciliaris

湿地に生える高さ30cmほどの多年草。同じオグルマ属の「カセンソウ(歌仙草)」や「オグルマ」は花期には根生葉が枯れているのに対し、「ミズギク」は花が咲く頃も根生葉が残っている。茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く。

 6~10月、茎の先に直径3~4cmの黄色の頭花をふつう1個つける。分布:本州(近畿地方以北)、九州(宮崎県)

 画像は、ミズギク(水菊)花の頃も根生葉が枯れないで残っているのが特徴とか

ヤマハハコ(山母子)

2005年09月17日 | Weblog
ヤマハハコ(山母子)キク科 ヤマハハコ属 Anaphalis margaritacea

山地~高山の日当たりのよい乾いた草地や礫地に生える多年草。高さは30~70cm。茎や葉の裏は綿毛におおわれている。葉は互生し、茎の下部の葉は長さ約10cm、表面は光沢があり、3本の脈が目立つ。

 なお、ヤマハハコの仲間はいずれも雌雄別株とのことである。

 8~9月、茎の先に頭花が集まってつく。白い花弁のように見えるのは総苞片で、カサカサしている。分布:北海道、本州(中部地方以北)

 画像は、ヤマハハコの花のアップ