一関市東山町のイワツバメ(岩燕) 2007年4月24日
2007年4/24(火)、名勝・げいび渓から流れ下っている砂鉄川に架かる橋
「上の橋」(一関市東山町長坂字町)の傍を歩いていたら、賑やかにさえずり
ながら橋の下から盛んに出入りしている小鳥がいました。
ツバメは、人間との長い付き合いの中から、人間は天敵ではないことを
知り、蛇やトビ(鳶)などの天敵から巣(卵や雛)を守るために人間を
利用する術を遺伝子に織り込んだようです。
この橋の下に巣をつくった鳥は、ふつうのツバメ(燕)ではなく、
「イワツバメ(岩燕)」のようですが、私が立ったままカメラを構えて
いる間、近くには寄って来ませんでした。(遠くの方の巣には盛んに
やって来ていましたが、私のカメラではこれ以上クローズアップできま
せんでした。)
イワツバメ(岩燕)スズメ目 ツバメ科(Delichon dasypus)
Asian House Martin
体長15cmほどの渡り鳥(夏鳥)。暖地では多数が越冬するとのこと。
平地から高山の開けたところを好み、常に群れで生活する。羽ばたいて
は滑翔して飛んでいることが多く、他のツバメ類ほどはとまらない。
飛んでいる昆虫類を主に採食する。地上や草にとまっている昆虫を
すくい上げるように採ることもある。
建造物の壁や海岸の洞内の岸壁などに、泥と枯れ草を唾液で固めた
椀形の巣を作って、集団営巣する。
繁殖期の雄は巣の縁やその近くにとまって「ピリピリッジュリピリジュリ
…」とさえずる。さえずりは地鳴きを組み合わせた感じで1節10秒以上
鳴き続けることもあり、飛行中もさえずる。
地鳴きは「ジュリジュリ」「ピリッ」「チイ」。
特徴:成鳥は雌雄同色。頭から背までの上面は黒く、頭と背、肩羽には
紺色の光沢がある。翼と尾羽は黒色。尾に近い上尾筒は黒く、腰と腰に
近い上尾筒は白い。頸側と頬、喉からの体下面は下尾筒まで汚白色で、
喉と胸、脇腹には褐色味がある。嘴は黒い。足は、足の指まで白い羽毛が
生えている。
2007年4/24(火)、名勝・げいび渓から流れ下っている砂鉄川に架かる橋
「上の橋」(一関市東山町長坂字町)の傍を歩いていたら、賑やかにさえずり
ながら橋の下から盛んに出入りしている小鳥がいました。
ツバメは、人間との長い付き合いの中から、人間は天敵ではないことを
知り、蛇やトビ(鳶)などの天敵から巣(卵や雛)を守るために人間を
利用する術を遺伝子に織り込んだようです。
この橋の下に巣をつくった鳥は、ふつうのツバメ(燕)ではなく、
「イワツバメ(岩燕)」のようですが、私が立ったままカメラを構えて
いる間、近くには寄って来ませんでした。(遠くの方の巣には盛んに
やって来ていましたが、私のカメラではこれ以上クローズアップできま
せんでした。)
イワツバメ(岩燕)スズメ目 ツバメ科(Delichon dasypus)
Asian House Martin
体長15cmほどの渡り鳥(夏鳥)。暖地では多数が越冬するとのこと。
平地から高山の開けたところを好み、常に群れで生活する。羽ばたいて
は滑翔して飛んでいることが多く、他のツバメ類ほどはとまらない。
飛んでいる昆虫類を主に採食する。地上や草にとまっている昆虫を
すくい上げるように採ることもある。
建造物の壁や海岸の洞内の岸壁などに、泥と枯れ草を唾液で固めた
椀形の巣を作って、集団営巣する。
繁殖期の雄は巣の縁やその近くにとまって「ピリピリッジュリピリジュリ
…」とさえずる。さえずりは地鳴きを組み合わせた感じで1節10秒以上
鳴き続けることもあり、飛行中もさえずる。
地鳴きは「ジュリジュリ」「ピリッ」「チイ」。
特徴:成鳥は雌雄同色。頭から背までの上面は黒く、頭と背、肩羽には
紺色の光沢がある。翼と尾羽は黒色。尾に近い上尾筒は黒く、腰と腰に
近い上尾筒は白い。頸側と頬、喉からの体下面は下尾筒まで汚白色で、
喉と胸、脇腹には褐色味がある。嘴は黒い。足は、足の指まで白い羽毛が
生えている。