奥州市前沢区・経塚山のバイケイソウ(梅草)
2007年4月29日
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2007年4/29(日)、平泉メビウスの会(代表世話人:阿部慶元)
主催の自然観察会が開かれたので妻と共に参加しました。
場所は、有名な束稲山(たばしねやま:標高595.7m)の隣にある
奥州市前沢区の経塚山(経塚山:標高519.1m)です。
遊歩道が設けられていて歩きやすいので、子供づれでも楽しめる
と思います。
遊歩道のわきに「胎内石0.9km」と書かれた標識があり、右に分かれ
ている道を下ると胎内石がある所に着きました。自動車道路の脇に
建てられていた説明版には、「胎内石」について下記の通り記載され
ていました。
”高さ約6m、幅約9mもある大石で、中央から2つに割れており、人間
がやっと通れるくらいの隙間があることから、別名「くぐり石」とも
呼ばれ、その昔 藤原秀衡の婦人が安産を祈願し、この石をくぐられた
と伝えられております。”
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バイケイソウ(梅草)ユリ科 シュロソウ属
Veratrum grandiflorum
山地の湿った林内や湿った草地などに自生する大形の多年草(有毒植物)。
高さは60~150cm。葉は互生し、長さ20~30cmの広楕円形で、裏面には
ふつう毛状の突起が多い。基部はサヤ(鞘)となって茎を包む。
この仲間の若芽は、食べられるギボウシ類に似ているが、毒性が強い
ので注意が必要とのこと。
6~8月、黄緑色(クリーム色)~緑白色の花を円錐状に多数つける。
花は両性(ときに単性)で直径2cm内外。雄しべは6本で、花びらより
はるかに短い。分布:北海道、本州中部以北
和名の「バイ」は梅の花に似ていることによるが、梅花は5弁で、花弁
は丸いが、本種は、花びら6枚で、やや尖り気味。しかし、梅花に似る。
「けい()」は、紫蘭の別称で、「万葉集」や日本産物志」(1872)
にも「」を紫蘭としている。葉も紫蘭に葉に似ている。
なお、山地~亜高山の湿原や湿った草地などに見られれる仲間の
「コバイケイソウ(小梅草)」は、高さは1m程。葉脈はコバイケイソウ
の方が目立つ。花びらは6枚あり、6枚とも白色。1輪ずつの大きさは、
バイケイソウの方が大きい。この花が多数、茎の頂部に円錐形につく。
花の集団[花序]は、大きな穂のように集まり、毛ばたき形に見える。
2007年4月29日
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2007年4/29(日)、平泉メビウスの会(代表世話人:阿部慶元)
主催の自然観察会が開かれたので妻と共に参加しました。
場所は、有名な束稲山(たばしねやま:標高595.7m)の隣にある
奥州市前沢区の経塚山(経塚山:標高519.1m)です。
遊歩道が設けられていて歩きやすいので、子供づれでも楽しめる
と思います。
遊歩道のわきに「胎内石0.9km」と書かれた標識があり、右に分かれ
ている道を下ると胎内石がある所に着きました。自動車道路の脇に
建てられていた説明版には、「胎内石」について下記の通り記載され
ていました。
”高さ約6m、幅約9mもある大石で、中央から2つに割れており、人間
がやっと通れるくらいの隙間があることから、別名「くぐり石」とも
呼ばれ、その昔 藤原秀衡の婦人が安産を祈願し、この石をくぐられた
と伝えられております。”
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バイケイソウ(梅草)ユリ科 シュロソウ属
Veratrum grandiflorum
山地の湿った林内や湿った草地などに自生する大形の多年草(有毒植物)。
高さは60~150cm。葉は互生し、長さ20~30cmの広楕円形で、裏面には
ふつう毛状の突起が多い。基部はサヤ(鞘)となって茎を包む。
この仲間の若芽は、食べられるギボウシ類に似ているが、毒性が強い
ので注意が必要とのこと。
6~8月、黄緑色(クリーム色)~緑白色の花を円錐状に多数つける。
花は両性(ときに単性)で直径2cm内外。雄しべは6本で、花びらより
はるかに短い。分布:北海道、本州中部以北
和名の「バイ」は梅の花に似ていることによるが、梅花は5弁で、花弁
は丸いが、本種は、花びら6枚で、やや尖り気味。しかし、梅花に似る。
「けい()」は、紫蘭の別称で、「万葉集」や日本産物志」(1872)
にも「」を紫蘭としている。葉も紫蘭に葉に似ている。
なお、山地~亜高山の湿原や湿った草地などに見られれる仲間の
「コバイケイソウ(小梅草)」は、高さは1m程。葉脈はコバイケイソウ
の方が目立つ。花びらは6枚あり、6枚とも白色。1輪ずつの大きさは、
バイケイソウの方が大きい。この花が多数、茎の頂部に円錐形につく。
花の集団[花序]は、大きな穂のように集まり、毛ばたき形に見える。